リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年7月30日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 96.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

免震重要棟の非常用電源設備のガスタービン設備の試験起動を実施する。この作業で、排気ガスにより敷地内のダストが舞い上がる可能性があるので、18:30-21:00に全面マスクの着用を指示(通常、正門から免震重要棟の間などは全面マスク着用は省略可)。

竜巻注意情報が出された(14:38と15:37)ので、事前の決めた手順に従って、15:58に堅固な建物へ退避するよう指示を出した。注意報は16:54に解除されたので、退避の指示は17:00すぎに解除。なお、14:00-17:00は暑さ対策で屋外作業がなかったので、この指示により中断した作業は無い。

13:00頃、発電所構内屋外でタンクの組立て作業に従事していた作業者が体調不良を訴えたため、5、6号機側緊急医療室へ搬送。心臓の病気の疑いで医療機関での診察が必要と判断、14:04にドクターヘリを要請。14:27に急患車にて福島第二原子力発電所へ搬送し、15:03にドクターヘリにて総合磐城共立病院へ搬送。(以下8月1日の会見より)熱中症および脱水症との診断。


その他

27日から窒素供給装置(窒素ガス分離装置(A))が停止している件。28日早朝に試運転して起動できることを確認したが、原因が分からないので停止中。窒素ガス分離装置(B)で1-3号機に窒素ガス供給を続けている。

今日、中長期対策会議運営会議第8回会合
中長期ロードマップが改訂された。
東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ(概要版)(PDF)
東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ(PDF)
中長期ロードマップの改訂ポイントについて(PDF)
いつもの個別の課題については以下。
【資料2】プラントの状況
RO処理水の移送(3頁、頁数は通し番号)。RO膜型淡水化装置では再循環運転(2011年12月13日参照)を行っていて処理水(淡水)の量が増えているため、新たに運用を開始するGエリアタンクを淡水受けタンクとして利用する。RO膜型淡水化装置からGエリアタンクに処理水を移送するラインがないので、Bエリアタンク内のRO処理水をGエリアに移送してBエリアを空けていく。8月上旬から9月上旬に実施予定。
【資料3】個別の計画毎の検討・実施状況(PDF)
2号機代替温度計設置工事(3頁)。SLC配管が詰まっている可能性があり(7月12日参照)これの対応のため、8月上旬を予定していた設置工事は1ヶ月ほど遅れる見通し。
多核種除去設備(ALPS)の確証試験(21頁)。処理水分析の結果、89Sr、90Sr、90Yが検出された(告示濃度限度未満だが検出限界以上だった)。コンタミの可能性もあるので、この3核種についてもう一度試験を実施して、8月中旬には評価結果を出したい。目標は検出限界未満。廃棄物(前処理で発生するスラッジと吸着剤)は貯蔵容器(HIC)にいれて保管するが、最も線量が高い吸着材3用HICの表面線量率は水平方向で470mSv/h、上部方向で510mSv/h。設備の設置工事の写真あり。
港湾関連工事の今後のスケジュール(42頁)。海底土被覆工事は終了した。海側遮水壁工事は実施中。物揚場の荷役機能を回復するため、係留してあるメガフロートを5、6号機側へ移動(8月下旬から)、キャスク搬入の船を入れるために港湾内の浚渫工事を予定(2013年度第3四半期以降)。循環型海水浄化装置は、海底土被覆工事の間は運用停止していたが、海水汲み上げ用の水中ポンプを約20m南へ移動して7月30日に運転再開。ゴミ等により性能が低下することが確認されている(4月23日参照)が、今後、被覆工事の効果などを評価していく。
今月の追加的放出放射能量の評価(50頁)。1-3号機合計で0.1億Bq/h(先月と変わらず)。これによる敷地境界での被曝線量は0.02mSv/year。なお、2号機の評価結果は月ごとに大きくばらついているが、これは評価結果がプローアウトパネル開口部の風向きと風量に影響されるためであり、評価方法を検討していく。
労働環境改善についてアンケート結果(54頁)。東電社員以外の1Fで作業に従事する1913人から回答。引き続き「安心して働きやすい職場」作りに取り組んで参りたい。
1号機オペレーティングフロア調査(63頁)。前回紹介(7月23日参照)時から変更。バルーンはひとつ、これにカメラを4台つける。
ガレキ・伐採木の分析資料採取(84頁)。分析を始めている。3号機から採取したコンクリート片で表面線量が最大2000μSv/hなど。←これ、いまいち何やってるのか分からない。

3月26日と4月5日発生した耐圧ホース(カナフレックスホース)が継手金具から抜けて漏えいが発生した件の報告書。
福島第一原子力発電所における淡水化装置濃縮水貯槽へ濃縮水を移送する配管からの放射性物質を含む水の漏えいおよびこれに伴う海洋への流出を踏まえた対応状況に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(プレスリリース)
耐圧ホース継手部からの漏えいの原因は「運転圧により発生するホース捻転(ねじれ)」が主要因となり、「耐圧ホース移設時の荷重」や「耐圧ホースの劣化」が複合して、継手金具(タケノコニップル)が耐圧ホースから抜け、漏えいに至ったものと推定。一般排水路の暗渠化は9月末完成予定で工事中。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)
明日の分から、この資料は福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の核種分析結果のページに採取の翌日に掲載する。

明日の予定:2号機T/B地下たまり水移送を停止。3号機T/B地下たまり水移送を再開。SARRYでフィルターの逆洗。


ニコ生
【7/30・18:30開始】東京電力「福島第一 1~4号機の中長期ロードマップの改訂」に関する記者会見

Togetter
2012/7/30・18:30開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

0 件のコメント:

コメントを投稿