今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.0KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点
1号機T/B地下たまり水移送、5月31日より停止中。
2号機T/B地下たまり水移送、9日より継続中。
3号機T/B地下たまり水移送、9日より継続中。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。
6号機T/B地下たまり水移送、5日より停止中。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、昨日12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は19日に運転再開の予定。
T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)。
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)。
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 551KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 650KB)
観測孔No.1-17(12日採取分)の全βが63,000Bq/Lと過去最高(今までの最高は9日の32,000Bq/L)。No.1-16では以前から高い濃度が観測されており、ウェルポイントの地下水くみ上げによりNo.1-16周辺の濃度の高い地下水がNo.1-17まで吸い寄せられてきているのかもしれない(No.1-17はNo.1-16よりもウェルポイントに近い)。
海水サンプリングでは、海側遮水壁と護岸の間で採取したものに過去最高を更新しているのがあるが、海側遮水壁工事の進捗にともない遮水壁と護岸の間の埋め立てが進んで海水の量が減ってきているため、陸側から汚染された地下水の供給が一定程度あれば濃度が上昇する可能性はあると考える。
その他
サブドレン復旧に向けた建屋周辺の地下水調査結果(2013年8月23日、11月25日参照)。
福島第一原子力発電所1~4号機建屋周辺地下水の詳細分析結果(PDF 128KB)
新設サブドレンピットN5、N9、N14の90Srの結果が出た。
凍土遮水壁設置工事に関連して実施している下部透水層下水調査(4月14日参照)の結果。
福島第一原子力発電所タービン建屋東 側(海側)下部透水層 の水質調査状況について(PDF 252KB)
観測孔Fz-5の4日採取分。ここは、1回目(5月28日採取)でトリチウムが3,100Bq/Lと高かった(134Cs、137Cs、全βはND。6月4日参照)ので、再度サンプリングした。今回は134Cs、137Cs、全βがND、トリチウムが4,700Bq/L。今後も調査を継続する。
地下水バイパス一時貯留タンクGr3の分析結果。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 53.6KB)
3日採取分。東電、第三者機関、いずれの結果も運用目標を満足したので、明日14日午前中に、準備でき次第排水を実施する。
魚介類のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類調査報告(H26年1月~3月採取分)(PDF 348KB)
2014年1-3月のまとめ。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20㎞圏内海域>平成25年度 第4四半期採取分(PDF 8.32KB)
2014年1-3月の90Sr分析結果。110mAgを検出した試料はなかった。90Srの分析対象は、四半期ごとに採取されたもののうちCs濃度の高いものから順に2個体を選んでいたが、H25年度第2四半期よりこれを5個体に増やしている(貯留タンクからの汚染水漏えいを受けて、魚介類のモニタリングを強化した)。
1号機トーラス室壁面調査の結果。
福島第一原子力発電所1号機トーラス室壁面調査結果について(PDF 1.42MB)
福島第一原子力発電所1号機トーラス室壁面調査(3:42)(動画)
詳細は11日を参照。
(凍土遮水壁工事を行っているエリアの空間線量率はどのくらいか、という質問に答えて)第4ブロックでは0.3-0.4mSv/h、第8ブロックでは0.03-0.1mSv程度。場所によって違う。
(H6エリアタンクからの漏えいを受けて実施している追加ボーリングでの地下水サンプリングで、各井戸の高さについての質問に答えて)観測孔G-1とG-2がおよそO.P. +37m、G-3がおよそO.P. +36m。井戸の深さは、G-1とG-2が約10m、G-3が約20m。漏えい個所からの距離は、G-1が約20m、G-2が約70m、G-3が約160m。G-3は海からの距離が450m。
雨水処理装置の処理水排水に関する測定結果。
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水散水場所における空気中放射性物質濃度および周辺の空間線量率測定結果(平成26年6月12日採取・測定分)(PDF 11.6KB)
12日に測定を実施。
経済産業省の「原子力の自主的・継続的な安全性向上に向けた提言」を踏まえた当社における原子力の安全性向上に向けた取り組みについて(プレスリリース)
今日の会見の前半は、これについての説明だった。質疑の中で、確率論的リスク評価(PRA)について話があった。PRAなんて私にはよく分からないんだけれど、福島の事故前からPRAを事業に取り入れていたという姉川さんの説明に関連していくつかやり取りがあって、「PRAでは影響の大きさはハザードの大きさとそのハザードの発生頻度の積で求められる。発生頻度の小さいハザードは、非常に大きくても影響としては小さくなる。しかしながら、自然現象のように発生頻度の見積りについて不確かさが大きい場合、影響の大きさを小さくしている発生頻度が不確かなのだから、値が小さいから良しとするのはよろしくない。そういう種類のハザードについては、ストレステストのようなもので対策に抜けがない事を確かめる(クリフエッジの特定・把握)ことをPRAと組み合わせるのがよろしいと考える。福島事故の前に、政府の地震調査研究推進本部から福島県沖を震源とする地震の可能性を提示された際に、そのような波源モデルの妥当性(発生頻度)を検討するのに時間をかけすぎた。自然現象のモデルの妥当性について正しい評価は簡単にできるものではなかったのに、実際にはそこに時間をかけすぎたことについて、今から見ればもうすこしやりようがあったかな、という思いはある」というような話があった(間違ってるかも)。
ニコ生
【6月13日】東京電力「原子力の安全性向上に向けた取り組み」に関する記者…
文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.6.13(金)17時30分 ~
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