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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年6月11日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

「格納容器水張りに向けた調査・補修(止水)技術の開発」で開発中のS/C上部調査装置の実証試験を1号機で実施中(5月19日参照)。9日より今日まで、トーラス室壁面調査を行った。トーラス室とT/Bとの間の貫通部(たまり水水面下)にカメラを下ろして観察したが、水の流れは確認されなかった。また、5月30日にキャットウォーク上に保温板金が落ちていたために調査できなかった南-南東側について、反対側からアプローチして調査したが、漏えい等の異常は確認されず。
(以下、13日の会見より)
福島第一原子力発電所1号機トーラス室壁面調査結果について(PDF 1.42MB)(6月3日公開)
トーラス室東側壁面(T/Bと隣接する側)の配管貫通部(たまり水の水面下)で、キャットウォーク上の調査装置から調査カメラを貫通部まで下ろし、貫通部の外観確認、および、トレーサー(粘土系粒子)を水中に散布してその動きから貫通部周辺の水の動きを観察して漏えいの有無を確認した。
福島第一原子力発電所1号機トーラス室壁面調査(3:42)(動画、6月13日公開)
最初は貫通部①、2分過ぎからは貫通部②(貫通部の場所は資料3頁)。ゆっくり落ちてくる白いのがトレーサー。予定していた貫通部のうち、北側の2ヵ所(①と②)では貫通部のシール材に著しい損傷はなく、トレーサーの流れから貫通部周辺での流れは確認されなかった(T/B側への漏えいがあれば、その場所へ吸込まれるような流れが確認できるはず)。南側の3ヵ所では、干渉物によりカメラを水中に入れられなかった。5つの貫通部の上方のたまり水水面で、浮遊物の動きは確認されず。
今回水中で確認できなかった貫通部3ヵ所については、2号機で実証予定の水中壁面調査装置を用いて調査をおこなう。また、ソナー調査(5月19日参照)は不調で、実施要否について再検討する。
S/C上部調査でキャットウォーク上の保温板金が障害となっていたエリアについて、逆回りで調査をおこなったが、S/C上部で漏えい等は確認されなかった。
1号機T/B地下たまり水移送、5月31日より停止中。

2号機R/B内で実施している除染・遮へいによる線量低減対策に、新しい除染装置(ハスクバーナ DXR-140改造品)を投入して作業を開始した(6日参照)。9日より開始の予定だったが、雨天のため延期していた。
2号機T/B地下たまり水移送、9日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、9日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、5日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、5月19日より運転中。明日、停止の予定。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は19日に運転再開の予定。

焼却工作建屋へのたまり水誤移送の件(4月14日、5月2日参照)
焼却工作建屋東側サブドレン水の追加サンプリング結果(PDF 39.5KB)
たまり水はプロセス主建屋へ移送した(焼却建屋は10日に、工作建屋は5月16日に移送を完了)。移送に合わせて、ろ過水で床の清掃等を実施した。焼却建屋では、以前に地下水の流入によるたまり水が確認されているので、今後はたまり水の状況を監視していく。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 465KB)
海側遮水壁工事の進捗(遮水壁と護岸の間の埋め立て)にともない、1、2号機取水口間の海水サンプリングは今日で終了する。

完成型タンクの搬入があった。
福島第一原子力発電所 完成型溶接タンクの搬入について(PDF 247KB)
完成型溶接タンクが5基、水揚げされた。容量1,235m3、高さ約14m、直径約11m、重量約70t。東芝製。J5エリアに設置して、処理水貯槽(ALPS処理水用)およびサブドレンの集水用タンクとして使用する。サブドレンの集水タンクはJ5エリアじゃなくて海際に設置するんじゃなかったっけ?


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第154報)(プレスリリース)

サブドレンの水質調査でCs濃度の上昇を確認した。
集中廃棄物処理施設周辺のサブドレン水
雑固体廃棄物減容処理建屋北(⑧)の10日採取分で、134Csが0.17、137Csが0.46[Bq/cm3]。いずれも前日採取分はNDだった。降雨の影響と考えるが、引き続き監視を継続する(従来より毎日サンプリングしているところ)。

地下水バイパス揚水井(偶数番)サンプリング結果
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
9日採取分。No.12は1,700Bq/L。昨日報告した第三者機関による分析結果(5日採取分)の結果とそれまでの分析結果から、No.12の揚水を再開したいと考えており、昨日より関係個所に説明をしている。揚水井で運用目標を超えた場合の手順は5月20日の資料を参照。

凍土遮水壁工事、第4ブロックで3本のボーリングが終了。今日より第8ブロックで4本のボーリングを開始した。

T/B地下たまり水核種分析結果。1、2号機5月15日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 7.95KB)

H6エリアタンクからの漏えいの件(2月20日参照)
福島第一原子力発電所構内H6エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H6エリア周辺)(PDF 96.2KB)
福島第一原子力発電所構内H6エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H6エリア周辺)(その2)(PDF 96.2KB)
観測孔G-2の10日採取分で全βが260Bq/L(9日分はND)と上昇している。降雨の影響と考えるが、今後の状況を監視していく。

6月6日の規制委の面談資料に「2号機 RPV フランジ温度計(TE2-3-69B3)が乱点」とあるが、詳細を教えて、という質問に答えて)6日朝の時点で当該温度計の指示値が不安定であり、点検を実施した。2号機の中央制御室で温度計をデジタルレコーダーに接続してデータを採録しているが、その接続部(端子台)の清掃や増締めをして、指示値は安定した。その後は問題ない。当該温度計は、監視対象ではない。


ニコ生
【6月11日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.6.11(水)17時30分 ~


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