今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 148KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点
1号機T/B地下たまり水移送、1月6日より停止中。
2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 46.5KB)(3月25日公開)
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 40.0KB)(3月25日公開)
2号機T/B地下たまり水移送、2日より実施中。
3号機T/B地下たまり水移送、昨日3日より実施中。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。
6号機T/B地下たまり水移送、昨日に続き10:00-15:00に実施。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2日より停止していたが15:34より運転中。
水処理装置、SARRY、2日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。現在、2014年12月14日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、2014年12月14日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、2014年12月14日より運転中。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。
10:15頃、構内駐車場に停車中のタンクローリーから油が漏れているとの連絡が緊急時対策本部へ入った。降雨の影響により、タンクローリー下部に油膜が約2m×約4mの範囲で広がっていたが、現場の状況を確認した結果、車体(積載油およびエンジンオイル等)からの油の漏えいではなく、過去にタンクローリーの車体に付着した油が、降雨による影響で流れ落ちたものと推定。タンクローリー下部に広がっていた油膜については、14:00に吸着材による回収が終了。なお、10:20に富岡消防署通信司令室へ一般回線にて連絡、11:30に双葉消防本部より「車両からの油の漏えい事象」との判断を受けた。
その他
地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。2日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.12のトリチウムは560Bq/L。
1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日参照)。2日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機放水路サンプリング結果(PDF 76.3KB)
2日に化学分析棟でつまずいて右手首を骨折した作業者は、負傷当日に手術を行い、今後3ヶ月程度の治療を要する見込み。移送先のいわき市立総合磐城共立病院での診断は「右橈骨遠異端骨折」。
構内排水路出口での排水の分析結果など。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 368KB)
2月24日にグラフで示したものの数値データ。A、C、K、物揚場排水路の各出口での排水の核種分析(134Cs、137Cs、全β、一部でトリチウムと90Sr)および流量(m3/sec)。2014年4月16日以降に手計りで週1回、2015年1月19日以降は自動測定で1日1回、データを取得している。
2月22日に側溝放射線モニターで警報発生した件で、港湾内へ流出した全β放射能量をモニターの指示値と流量の積から評価。結果は4×108Bq(暫定値)。
福島第一原子力発電所 側溝放射線モニタの警報発生に関する港湾内へ流出した放射能量評価(PDF 59.5KB)
側溝放射線モニターでは、排水路を流れる排水中の不純物を取り去るために、β線モニターの前に沈降槽を設けている(例えば、2014年7月17日の福島県安全監視協議会の資料「側溝放射線モニタについて(PDF 366KB)」)。このため、排水路からモニターまでに排水が到達するのに30分を要するとした。モニターで指示値が上昇する前の09:20計測の全βの値をバックグラウンドとして、09:00以降、最下流側ゲート(BC1)を閉じる11:40までの間、10分刻みで放射能量を計算して積算した。A系とB系のうち、より高い値の出たB系の4×108Bqを暫定値として採用。
T/B地下たまり水の核種分析結果。1、2号機の1月28日採取分。2号機はたまり水の水位低下により採取できず。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 7.97KB)
1月28日09:00のT/B地下たまり水水位は1号機がO.P. +2378mm、2号機がO.P. +2535mm。どっちも低めな感じだけど、採取できなかったって今まであったかな。
雨水処理設備の処理水排水に関する測定結果。
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水分析結果(PDF 16.7KB)
今日、規制委の第32回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
(第32回特定原子力施設監視・評価検討会資料)海水配管トレンチ汚染水対策工事の進捗について(PDF 1.23MB)
2号機、立坑充填の進捗(2頁)。立坑Dは2月24、25日、3月2日に2次充填材を打設。キャッピング材を5、7日に打設後、今月中旬までに1サイクル目打設を実施予定。2サイクル目は3月下旬以降。立坑Aは5日より2次充填材打設開始を予定。充填材料については2月9日を参照。
3号機トンネル部充填の進捗(3頁)。2日現在、約1,200m3打設完了。立坑たまり水水位は管理水位(O.P. +3.25m)以下で推移。
4号機トレンチー建屋間の調査(4頁)。調査・ヒアリングの結果、O.P. +1.15mまで壁があることを確認した。トレンチの天端はO.P. +0.95mなので、トレンチ天井まで充填が可能と判明(前回までは、この部分の調査が難しく壁の存在を確認できていなかったため、開口部2から間詰め充填をして、そこから海側のトレンチを先行して充填する計画だった)、計画を変更して、トンネル部を天井まで充填→開口部2と3を充填→放水路上部を充填→開口部1を充填、とする(5頁)。
4号機トンネル部充填の進捗(6頁)。2月28日までに290m3を打設。
今後の予定(7頁)。
3号機からのたまり水移送先の検討(8頁)。3号機のトレンチ内たまり水は塩分濃度が非常に高く(約18,000ppm)、これをT/Bに移送するとT/Bのたまり水(塩分濃度は約200ppm)の塩分濃度上昇が予想される。キュリオンセシウム吸着装置/SARRYでこれを処理する場合、高い塩分濃度により期待する浄化性能が達成できない(特にSr除去)。このため、3号機トレンチからのたまり水移送が滞り、トレンチ閉塞作業が停滞する可能性がある。これを解決するため、トレンチたまり水を一時的に受け入れるバッファーとして1、2号機復水貯蔵タンク(CST)を使うことを検討。CSTに移送したたまり水は、その後少しずつT/Bへ移送する(CSTは今後、原子炉注水の水源として使用する予定)。
2号機揚水試験後の立坑水位の変化(10頁)。
2号機立坑A凍結止水箇所の温度変化(11頁)。
2号機開削ダクト凍結止水箇所の温度変化(12頁)。
2号機水質分析結果と連通量評価(13頁)。
(第32回特定原子力施設監視・評価検討会資料)K排水路の排水濃度低減対策状況について(PDF 11.9MB)
フェーシングの実施状況(17頁)。35m盤法面での除染方法(19頁)。
道路清掃の実施状況(20頁)。2014年10月末完了。道路の清掃方法(22頁)。
排水路清掃の実状況(23頁)。3月末までに完了予定。排水路の清掃方法(25頁)。
K排水路の枝排水路の調査(28頁)。
10m盤砕石の調査(32頁)。1-4号機R/B周辺に震災後敷設した砕石の汚染状況を調査。
K排水路と2号機建屋屋上たまり水の核種組成比(34頁)。134Csと137Csが主要で、90Srはほとんど含まれない。
K排水路からC排水路へのポンプ移送(30頁)。K排水路出口のあたりで、K排水路の上を通っているC排水路へポンプで移送することで、K排水路の出口を港湾内へ変更する。ポンプは8台(合計約1700 m3/h)。4月上旬に移送開始予定。検討会での話では、年間に7-10日程度、このポンプの能力を上回る降雨がある見込み。
K排水路の付け替え案(52頁)。2015年度中に実施予定。
浄化剤の設置状況(53頁)。排水路のゼオライト土嚢、モール状吸着剤の設置場所(53頁)。K排水路に設置したゼオライト土嚢の上流と下流で採水・分析、あまり変化はない(54頁)。
建屋屋上からK排水路へ雨水が排水される場所の調査と対策(56頁)。アクセスが可能な屋上エリアや雨水配管端部等を優先的に調査する(56頁)。T/B屋上はアクセス困難なのでマルチコプターで調査する(56頁。調査は終了し、現在、解析中)。対策として、建屋屋上の除染(ガレキ・ルーフブロック・敷き砂撤去など)またはカバーリング、排水経路へ浄化剤を設置しモニタリング。
2015年度のフェーシング計画(59頁)。
2015年度の排水路清掃計画(60頁)。
敷地内全体の排水路、、陳場沢川、枝排水路位置図および採水分析結果(65頁)。敷地内北側を流れる陳場沢川で2年ぶりに調査を実施。
敷地境界での実効線量低減対策(41-52頁)。
降雨の際に排水路内の濃度が上昇するのは、降雨によって流路が形成されるような場所から汚染が流れ込んでいるためと考える、とのこと。
YouTube動画1:22:12以降のやり取り。PDF資料29頁『K排水路(枝排水路)の清掃前後の状況』について、「2014年10月6日と2015年1月15日(いずれも降雨あり)を比較すると、清掃前の10月6日よりも清掃後の1月15日の方が濃度が高いのはどう解釈するべきか」と更田委員が聞いたのに答えて、東電の担当者は「1月15日は上流で除染工事を行っており、その際に発生した汚れ(表土を剥いださいに発生した粉塵など)を拾っていると考える」と返答。そのような情報が付記されていない29頁の資料について、更田委員は「それぞれのデータに注釈がきちんと付いていないと、正しい解釈ができない。情報の提示方法が基本的に間違っているのではないか。どう思いますか姉川さん」これに対し、姉川氏「去年の10月11月のデータについては時間も経っているのだからきちんと解釈をして説明するべきなのはその通り。しかしながら、取得したデータを考えていないですぐに提示しろということを実行すれば、こういうことにもなる」。また「K排水路はもともと汚泥が多く滞留しており、これを除去しないとバックグラウンドが高くて精細な議論ができないと考えていた。清掃が終わったことで山側と建屋側の枝排水路の濃度の違いも見えるようになってきている(29-30頁。K排水路系は暗渠が多く、降水量の多い時期には清掃が難しいので台風シーズン後の11月より清掃を開始している)が、これらのデータの解釈については、まだ会社としての見解はまとまっていない」と。
(第32回特定原子力施設監視・評価検討会資料)福島第一原子力発電所側溝放射線モニタにおけるβ濃度高高警報発生について(PDF 960KB)
時系列(1頁)。タンクエリア止水弁は、夜間は対応遅れを防ぐ観点から 「閉」としており、事象発生時も「閉」状態が継続していた。これは外周堰の止水弁のこと?←12日の会見によるとそうみたい。
側溝放射線モニター指示値(4頁)。3月1日までのグラフ。
原因調査(7頁)。まだ、原因は特定できていない。
B・C排水路と枝排水路のサーベイ結果(18頁)。
今後の対応(20、25頁)。モニタリングの強化、港湾内海水のほかに排水路で「側溝放射線モニタ近傍」を追加。ゲートの遠隔・電動化をするが、それまでは人力でゲートを閉じるので、ゲート「閉」操作対応者の訓練を3月末までに追加して実施。その他、排水路くみ上げポンプの設置・移送配管の敷設・移送先の確保、排水路主要部へのの放射線検知器(簡易なもの)の設置、排水路ゲート付近の照明整備、側溝放射線モニタ部品類の予備品確保。
検討会の話では、RO濃縮水およそ2Lで今回の事象は説明できる、とのこと。排水路の流量は、堰を設けてそこを越流する分の厚みを測って出しているのだそう。たとえば、こんなの?
(第32回特定原子力施設監視・評価検討会資料)陸側遮水壁閉合後の水位管理について(PDF 4.36MB)
この資料は、前回2月9日の検討会でいろいろと疑義がついたことについての回答なんだけれど、時間がなくて触れられなかった。
実施計画の変更認可申請(2014年10月10日提出)の一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
凍土遮水壁の海側の貫通部(海水配管トレンチと干渉しない部分)に関する件らしい。
2月22日の側溝放射線モニターで警報発生の件で、報告書を規制委に提出。
福島第一原子力発電所構内側溝排水放射線モニタにおけるβ線濃度「高高警報」の発生に関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について(プレスリリース)
発電用原子炉施設故障等報告書(PDF 107KB)
福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)
敷地境界での実効線量低減対策(41-52頁)。
降雨の際に排水路内の濃度が上昇するのは、降雨によって流路が形成されるような場所から汚染が流れ込んでいるためと考える、とのこと。
YouTube動画1:22:12以降のやり取り。PDF資料29頁『K排水路(枝排水路)の清掃前後の状況』について、「2014年10月6日と2015年1月15日(いずれも降雨あり)を比較すると、清掃前の10月6日よりも清掃後の1月15日の方が濃度が高いのはどう解釈するべきか」と更田委員が聞いたのに答えて、東電の担当者は「1月15日は上流で除染工事を行っており、その際に発生した汚れ(表土を剥いださいに発生した粉塵など)を拾っていると考える」と返答。そのような情報が付記されていない29頁の資料について、更田委員は「それぞれのデータに注釈がきちんと付いていないと、正しい解釈ができない。情報の提示方法が基本的に間違っているのではないか。どう思いますか姉川さん」これに対し、姉川氏「去年の10月11月のデータについては時間も経っているのだからきちんと解釈をして説明するべきなのはその通り。しかしながら、取得したデータを考えていないですぐに提示しろということを実行すれば、こういうことにもなる」。また「K排水路はもともと汚泥が多く滞留しており、これを除去しないとバックグラウンドが高くて精細な議論ができないと考えていた。清掃が終わったことで山側と建屋側の枝排水路の濃度の違いも見えるようになってきている(29-30頁。K排水路系は暗渠が多く、降水量の多い時期には清掃が難しいので台風シーズン後の11月より清掃を開始している)が、これらのデータの解釈については、まだ会社としての見解はまとまっていない」と。
(第32回特定原子力施設監視・評価検討会資料)福島第一原子力発電所側溝放射線モニタにおけるβ濃度高高警報発生について(PDF 960KB)
時系列(1頁)。タンクエリア止水弁は、夜間は対応遅れを防ぐ観点から 「閉」としており、事象発生時も「閉」状態が継続していた。これは外周堰の止水弁のこと?←12日の会見によるとそうみたい。
側溝放射線モニター指示値(4頁)。3月1日までのグラフ。
原因調査(7頁)。まだ、原因は特定できていない。
B・C排水路と枝排水路のサーベイ結果(18頁)。
今後の対応(20、25頁)。モニタリングの強化、港湾内海水のほかに排水路で「側溝放射線モニタ近傍」を追加。ゲートの遠隔・電動化をするが、それまでは人力でゲートを閉じるので、ゲート「閉」操作対応者の訓練を3月末までに追加して実施。その他、排水路くみ上げポンプの設置・移送配管の敷設・移送先の確保、排水路主要部へのの放射線検知器(簡易なもの)の設置、排水路ゲート付近の照明整備、側溝放射線モニタ部品類の予備品確保。
検討会の話では、RO濃縮水およそ2Lで今回の事象は説明できる、とのこと。排水路の流量は、堰を設けてそこを越流する分の厚みを測って出しているのだそう。たとえば、こんなの?
(第32回特定原子力施設監視・評価検討会資料)陸側遮水壁閉合後の水位管理について(PDF 4.36MB)
この資料は、前回2月9日の検討会でいろいろと疑義がついたことについての回答なんだけれど、時間がなくて触れられなかった。
実施計画の変更認可申請(2014年10月10日提出)の一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
凍土遮水壁の海側の貫通部(海水配管トレンチと干渉しない部分)に関する件らしい。
2月22日の側溝放射線モニターで警報発生の件で、報告書を規制委に提出。
福島第一原子力発電所構内側溝排水放射線モニタにおけるβ線濃度「高高警報」の発生に関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について(プレスリリース)
発電用原子炉施設故障等報告書(PDF 107KB)
福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)
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