今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 118KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点
1号機R/Bカバー解体作業。5月末より実施を予定していた屋根カバー取外しは、機器ハッチ開口部バルーンのズレ(5月22日、6月11日、22参照)の対策が完了するまで延期(下記参照)。
本日の作業実績(PDF)
資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。
1号機T/B地下たまり水移送、12日より停止中。
2号機T/B地下たまり水移送、7日より継続中。
12:15より、2号機増設廃棄物地下貯蔵建屋(FSTR(Filter Sludge Tank Room)建屋)たまり水を2号機廃棄物貯蔵建屋へ移送開始(11日参照)。2号機増設廃棄物地下貯蔵建屋たまり水の水位を確認しながら、断続的に実施中。移送元じゃなくて移送先の水位(周辺地下水位に対して高くならないように)を見ながら移送するんじゃないの?(←以下、7月29日追記:2号機増設FSTR建屋は地下水の流入が確認されたため、いったん水抜きして止水処理をすることになっている(6月22日参照))この移送は5月19日に一旦開始していたが、3号機廃棄物地下貯蔵建屋(FSTR建屋)の廃スラッジ貯蔵タンク(A)に変形が見つかった(6月23、24日参照)ため類似箇所での点検を実施していたので中断していた(6月26、7月11日参照)。
3号機T/B地下たまり水移送、11日より停止していたが10:10に再開。移送先は高温焼却炉建屋。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。
09:15頃、6号機原子炉保護系のMG-SET(A)(Motor Generator set。電動機で発電機を駆動する装置。系統の電源が常用から非常用に切り替わる際に電圧が低下しないように電源を補助する)が自動停止するとともに、「原子炉A系自動スクラム」警報が発生。MG-SET(A)停止に伴い、原子炉建屋換気空調系が自動停止し、非常用ガス処理系が自動起動。本件による主要設備の動作状況への影響はない。
6号機M/C(メタクラ)6Cの継電器点検時における原子炉保護系のMGセット(A)自動停止について(PDF 35.0KB)
その後、MG-SET(A)の自動停止については、本日実施していたM/C 6Cの点検作業に起因したものであることが判明(当該点検を行うにあたっては、事前に必要な安全処置(点検のためM/Cを系統から切り離しても電源停止と判断しないようにロジックを変更する処置)を実施していたが、本日の作業としてリレー等の試験を実施する際に、誤って安全処置の一部を復旧したため、原子炉保護系のMG-SET(A)が自動停止した)。
MG-SET(A)を13:39に起動操作を実施するとともに、非常用ガス処理系から原子炉建屋換気空調系への復旧操作を行い、14:45に復旧操作を終了し異常がないことを確認。詳細な原因等については、今後調査を実施する。
なお、現在の6号機は既に原子炉内から燃料が取り出され、使用済燃料プールに全ての燃料が保管されている状態で、プール冷却等に問題はない。また現時点で5・6号機プラントパラメ ータおよびモニタリングポスト指示値に有意な変動はない。
福島第一原子力発電所6号機原子炉保護系MG-SET(A)の自動停止について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所6号機原子炉保護系MG-SET(A)の自動停止について(続報)(報道関係各位一斉メール)
6号機T/B地下たまり水移送、3日より停止中。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、10日より運転中。
水処理装置、SARRY、6月18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。現在、5月24日より全系統で停止中(5月25日参照)。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。現在、6月13日より全系統で処理運転中(15日参照)。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。
その他
2号機原子炉格納容器内部調査(A2調査) X-6ペネ用遮へいブロック撤去の進捗状況
「原子炉格納容器内部調査技術の開発」2号機原子炉格納容器内部調査(A2調査)X-6ペネ用遮へいブロック撤去の状況について(PDF 929KB)
ブロック撤去装置(TEMBO、6頁)により、8日までに128/135個のブロックと2/3枚の背面鉄板を撤去した。これにより、環境線量の上昇を確認(2頁、ただし代替遮蔽の裏側では前回6月25日報告とほぼ変わらず)。
前回報告した最下部ブロックの固着について、前列のブロックは境界にタガネを打ち込むことで撤去できたが、後列のブロックと背面鉄板は可能な試みを実施したが撤去できず(4頁。タガネで境界部へ打撃(工具破損まで打込むも分離不可)、磁力でのブロック引出し・背面鉄板撤去、グリッパ(ブロックを掴む工具)での取出し、取外したブロックの投下による打撃、ブロックと背面鉄板の隙間へのグリッパ挿入、境界部への潤滑剤の浸透、作業者による長尺タガネの境界部打撃(代替遮蔽の陰から、延長棒を取付けたタガネで境界部へ打込み)を実施するも、撤去できず)。ブロック設置場所の底面にも鉄板が敷いてあることを確認。撤去できた前列のブロックの底面は発錆しており、後列もサビにより床面鉄板と固着している可能性がある(ブロックは鉄枠にコンクリートを充填して作ってある。5月28日参照)。6月29日に報告したペネ周辺の溶融物は、ブロック底部には回り込んでいない模様。
このブロックと背面鉄板が撤去できないと、調査のためにペネに取り付ける装置を無人・遠隔で設置するのが難しい。ペネの穴あけや調査、それに用いる装置については、2012年8月27日の1号機格納容器内部調査の資料(【資料3】個別の計画毎の検討・実施状況8頁以降)を参照。調査ごとにやり方は違うのだろうけれど、だいたいこんな感じなのではないか。ちなみに、2号機のファーストエントリー(2012年1月19日参照)では装置をペネのフランジに溶接した(2012年1月16日参照。装置の詳細は2011年12月26日の資料政府・東電中長期対策会議の運営会議第1回会合8頁)。
今の対応ではこのブロックを撤去できないので、ブロック撤去装置の改造や遠隔小型重機の活用等を含めて撤去方法を検討する。A2調査の工程(6月25日参照)はこの検討状況を踏まえて変更する(7月末までに決定の予定)。中長期ロードマップのマイルストーン(初号機の燃料デブリ取り出し方法の確定を2018年度上半期までに)には影響しない見込み。
3号機増設廃棄物地下貯蔵建屋(FSTR建屋)たまり水移送は7月下旬より開始の予定(11日参照)。上記の2号機増設FSTR建屋たまり水移送の項を参照。
側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 10.8KB)
12日採取分。大きな変化はない。
(1号機R/Bカバー解体作業再開の見通しについて質問に答えて)機器ハッチバルーンを設置しない場合の放出量評価の見直し(6月22日参照)について実施計画の変更が10日に認可されたので、作業を再開する。人員の手配などの後に、飛散防止剤の散布から始める。カバー解体はその後になる。また、作業を始める前には、自治体等へ説明をする予定。
四倉海水浴場,勿来海水浴場 海水試料測定結果(PDF 12.9KB)
ニコ生
【7月13日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2015.7.13(月)17時30分 ~
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