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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2015年10月26日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.6KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):カメラ設置(南1~2エリア近傍)。作業時間は11:11-13:20。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:カメラ設置(南1~2エリア近傍)(作業予定時間:10:00-14:00)。
1号機T/B地下たまり水移送、9月30日より停止中。11月8日訂正。11月7日参照。

2号機T/B地下たまり水移送、6日より自動運転で実施中。

3号機T/B地下たまり水移送、6日より自動運転で実施中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置2日より運転中22日より運転していたが今日26日に停止
水処理装置、SARRY、6月18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。現在、5月24日より全系統で停止中(5月25日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。現在、6月13日より全系統で処理運転中(6月15日参照)
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。現在、8月26日より停止中(8月26日参照)

海側遮水壁設置工事、残っていた開口部に打設した鋼管矢板の継手処理が終了し閉合作業が完了した(9月9日参照)
福島第一原子力発電所 海側遮水壁閉合作業完了について(PDF 501KB)
今日、確認作業をおこない、全ての作業が終わった。引き続き、海側遮水壁の護岸側を埋立てる作業をおこっていく。延長約780mに594本の鋼管矢板を打設した。埋立て作業については2014年7月31日の地下水ドレンの核種分析結果の項を参照。
これにより、1-4号機側の敷地から港湾内へ流れている地下水をせき止めることができ、海洋汚染をより一層防止できると考える。地下水をせき止めることで地下水ドレンポンドの水位は上昇してきている(3頁。継手を洗浄した際に一時低下が見られた(10月14、15日参照)が、継手へのモルタル注入後は上昇している)。今後も地下水位および港湾内海水のモニタリングを継続して状況を監視していく。
報道では、海洋への放射能流出量が1/40まで減ると書いてるところがあるけど、2014年8月11日の資料海洋汚染をより確実に防止するための取り組み(訂正版)(PDF 940KB)7頁の評価が元みたい。この評価は当時の説明では根拠が示されなくてよく分からないものだったのだけれど、最近の話によると、発電所周辺の地下水の浸透流解析により1-4号機側の護岸から港湾へ流れ出る地下水の量が400m3/日(2013年8月23日参照)、これが、海側遮水壁閉合により10m3/日(遮水壁の透水係数×遮水壁の面積から求めた数字)に減るので、放射能流出量も1/40になる、ということらしい。
NHKの報道(「汚染水の海流出防ぐ遮水壁 きょう完成へ」魚拓))はこれまでの経緯、期待される効果、今後の汚染水対策の課題などよくまとまっていると思う。


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(10月17日採取)と集水タンクNo.1(10月15日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が210Bq/L、第三者機関が300Bq/L。明日27日に排水の予定。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 8.12KB)
25日採取分。

1/2号機排気筒の点検結果(9月17日参照)
福島第一原子力発電所1/2号機排気筒点検結果について(PDF 2.51MB)
斜材の破断が確認されている1/2号機排気筒(2013年9月18日参照)について、年1回の点検を9月14-15日(現地調査)、9月15日-10月2日(画像分析)におこなった。結果は、初回点検時に確認された変形・破断箇所以外に新たな損傷等は確認されず、また、変形・破断箇所に有意な変化は確認されなかった。
点検結果(4-10頁)。破断・変形箇所の写真など。
1/2号機排気筒の概要(11頁)
破断箇所(12頁)
耐震安全性評価の概要(13頁)。耐震安全性が確保されていることを確認(より詳細は2013年10月7日を参照)
損傷原因分析の概要(14頁)。地震、風、1号機R/B水素爆発について、排気筒に与える外力の検討をおこなった。地震は東北地方太平洋沖地震の観測記録を用いて解析、風は建築基準法で定められている基準風速(10分間の平均風速)を小名浜の最大風速(10分間の平均風速)として読み替えて評価、水素爆発は爆風による荷重と地動による荷重を同時に作用させて評価。その結果、水素爆発だけが排気筒の弾性限に対する検定比1を上回った。ただし、鋼材が破断するためには、さらに破断耐力以上の引張力が作用するか、塑性ひずみが累積する必要があるが、水素爆発の評価では破断に至る応力や変形は生じなかった。これについては、水素爆発で発生する外力の評価の不確定性(実際には水素爆発のみで破断耐力を超える応力が生じ破断に至った可能性)、もしくは、水素爆発により斜材接合部に引張降伏や座屈が生じた後に余震や風による繰返し外力を受け、破断に至った可能性も考えられる。
詳細は2014年4月16日の規制委面談「福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋健全性確認の定期点検計画見直しに関する実施計画変更申請等について」の資料【PDF:1.6MB】(福島第一原子力発電所1/2号機排気筒の部材損傷に対する原因分析について)を参照。破断状況の分析、破断を生じた外力の検討の詳細、1/2号機排気筒と3/4号機排気筒の比較(1/2号機排気筒の上部は接合部が平継手なのに対し3/4号機は全部が十字継手である。1号機オペフロは屋根よりも壁が軽いが3、4号機は壁よりも屋根が軽いため、爆発の際に1号機では壁が飛散して水平方向に爆風が抜けたのに対し3、4号機では屋根が飛散して鉛直方向に爆風が抜けたと推定される)などの記載あり。
排気筒下部周辺の線量測定(15、16頁)。以前の測定より線量が下がっているところが多いが、一部、上昇しているところもある。原因は不明。通常、繰り返し測定する場所はマーキングをして測定場所が変わらないようにするが、1/2号機排気筒下部は非常に線量が高いためにこのマーキングができていない。このため、測定場所が厳密には同一でない可能性があり、測定値が変動する原因となっているかもしれない。測定は棒の先に線量計をつけておこなった。棒の先に線量計をつけたやつは「ホットスポットモニター」と呼ばれていたけど、最近はほとんど話を聞かなくなった。でも、まだまだ必要な場所はあるんだろう。



ニコ生
【10月26日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2015.10.26(月)17時30分 ~

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