今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 147KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点
1号機R/Bカバー解体作業。北1パネルの取り外しをおこない、屋根パネル6枚すべての取り外しが完了した。
福島第一原子力発電所1号機 建屋カバー屋根パネルの取り外し完了について(PDF 119KB)
今後、飛散防止剤散布・ガレキ状況調査等をおこなった後、散水設備設置に支障となる鉄骨撤去作業に入る。
本日の作業実績(PDF):屋根パネル取り外し(北1屋根パネル)、飛散防止剤散布(北1エリア近傍)。作業時間は07:07-13:50。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:飛散防止剤散布(北2エリア近傍)、ダストサンプリング(ウェル上)(作業予定時間:06:00-14:00)。
1号機T/B地下たまり水移送、9月30日より停止中。
2号機T/B地下たまり水移送、9月25日より継続中。
(以下、6日の会見資料より)2014年8月29日に3号機使用済燃料プール内大型ガレキ撤去作業で燃料交換機の操作卓がプールに落下した件。今日5日に採取したプール水の分析結果[Bq/cm3]は、134Csが1.9×102、137Csが7.8×102、60Coが5.9×10-1。前回(9月4日)の分析結果と比べて有意な変化はなく、燃料破損の兆候は確認されていない。
3号機T/B地下たまり水移送、3日より継続していたが10:03に停止。プロセス主建屋への移送を09:58に開始。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。
6号機T/B地下たまり水移送。「滞留水の水位・移送・処理の状況」資料の様式が6日より変更となり、6号機からのたまり水移送の記載がなくなったので、この項目も今日でおしまいにします。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2日より運転中。
水処理装置、SARRY、6月18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。現在、5月24日より全系統で停止中(5月25日参照)。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。現在、6月13日より全系統で処理運転中(6月15日参照)。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。現在、8月26日より停止中(8月26日参照)。
サブドレン他水処理施設、10:02-15:02に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は727m3。
地下水ドレンからのくみ上げを開始した。今日は13-15時に地下水ドレンポンド全5カ所からくみ上げを実施、くみ上げ量は約8m3。
サブドレン他水処理施設での地下水くみ上げ量は、サブドレンが500m3/日、地下水ドレンが50m3/日を定格としているが、実際のくみ上げ量は、降雨の状況や地下水の放射能濃度(運用目標を超える場合はくみ上げを停止することがある。また、地下水ドレンではくみ上げ量を落とさずに建屋地下へ移送して汚染水処理に乗せることも。8月21、26日参照)によって変動することが予想される。現在、サブドレンは山側のみを24時間稼働しているが、9月に雨が多かったため山側だけで400m3/日程度をくみ上げている。現在のサブドレンのL値(くみ上げポンプの停止位置。9月2日参照)はO.P. +6m(T.P. +4.56m)。T.P. については7月21日を参照。
その他
9月30日のH1東エリアで内堰からにじみが発生した件。にじんだ水は量が少なく採取できなかったので、当該エリア内堰内の水の分析を実施。結果は、134CsがND、137Csが1.2Bq/L、トリチウムが220Bq/L、90Srが560Bq/Lだった。
サブドレン他水処理施設、2日排水時の海水サンプリング結果。
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF 7.29KB)
サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(9月25日採取)と集水タンクNo.2(9月23日採取)の分析結果。
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が250Bq/L、第三者機関が330Bq/L。明日6日に排水の予定。
側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 11.1KB)
4日採取分。
増設した建屋内たまり水移送装置、本格運用を明日6日00:00より開始する。明日は2、3号機で自動運転を開始する。1号機は来週から運転の予定。これにより、従来の移送ライン(手動で起動/停止を操作)は運転を休止し、会見資料の「3.タービン建屋地下等のたまり水の移送状況」の記載は今日で終了する。4号機のたまり水は今までも3号機を通じて(4号機と3号機のたまり水は連通している)移送していたので、当面は4号機から直接移送する必要はないのかも。
当該の装置は、たまり水水位をモニターして設定した水位に達したら移送ポンプの起動/停止を自動で行う。運転状況は免震重要棟で24時間監視。たまり水水位は、当面はO.P. 3000mm程度を維持する。海側のサブドレンが運転を開始し建屋周辺の地下水位が低下し始めたら、それに合わせて建屋のたまり水水位も下げていく。
新設の移送装置で使用する移送ポンプの能力は18m3/h、建屋あたりの移送能力は80m3/h程度(既設の移送ラインでは50-70m3ほどだった)。建屋周辺の地下水位を下げていく際に建屋たまり水水位が周辺地下水位より高くならないように厳密な水位管理をするための設備なので、移送能力の強化よりも水位管理の信頼性を高めるよう、絞り加減で流量調整をしている。既設の移送ラインは緊急に大量の移送が必要な状況に備えて、そのまま残す。既設および新設の移送ラインについては9月28日を参照。
増強された建屋たまり水移送装置については、まとまった資料がない。初出は2014年6月6日の第23回特定原子力施設監視・評価検討会の資料(凍土方式遮水壁の設置に伴う地下水および建屋内汚染水の水位管理について【PDF:2.6MB】34頁以降)にポンプ・水位計設置箇所の考え方、各建屋の区画と設置箇所案、水位データの収集と水位管理の方法など。2014年11月25日の廃炉・汚染水対策現地調整会議(第15回)資料(【資料2】現地調整会議で提示された課題への対応の検討状況(10.8MB)通しで71頁以降)に系統概略図(設置するポンプと水位計の位置および移送ライン)。2015年3月25日の第33回特定原子力施設監視・評価検討会資料((第33回特定原子力施設監視・評価検討会資料)陸側遮水壁閉合後の水位管理について(PDF 14.2MB))に、各号機の建屋区画と水位計・ポンプ設置箇所(通しで61-64頁)、建屋たまり水水位管理(通しで73-75頁、77-81頁)、サブドレンとの水位差の設定(通しで96-98頁、これは新しい実施計画では300mm以上から450mm以上に変更になっている)、など。
実施計画には、「2.5 汚染水処理設備等」の添付資料1「系統概要」図-2に滞留水移送装置の系統構成図(滞留水移送装置の系統構成図、移送装置系統図概略図、移送装置 配管ルート図)、添付資料16「滞留水移送装置の設計・確認の方針について」別紙(3)「建屋滞留水の水位設定について」に建屋滞留水の水位設定と水位管理フロー。「2.6 滞留水を貯留している(滞留している場合を含む)建屋」の添付資料1「系統概略図」図3〜6に各号機の水位計設置位置図。また、「2.35 サブドレン他水処理施設」の添付資料11「サブドレン他水処理施設の具体的な安全確保策」の別紙(5)「サブドレン及び地下水ドレンの水位設定」図-3にサブドレン-建屋滞留水間の水位差について記載されている(サブドレン-建屋たまり水間の水位差は450mm以上)。
「通報基準・公表方法」を更新。明日6日より運用開始。
福島第一原子力発電所におけるトラブル等に関する「通報基準・公表方法」の更新について(PDF 425KB)
ニコ生
【10月5日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2015.10.5(月)17時30分 ~
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