今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.8KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点
11:05頃、運転中の窒素ガス分離装置(A)から油が漏えいしていることを発見。11:19に窒素ガス分離装置(A)を停止。漏えいした油は潤滑油で、漏えい油の広がりは約2m×50cm、窒素ガス分離装置が設置してあるトレーラー内にとどまっている。なお、格納容器内への窒素封入については、窒素ガス分離装置(C)により継続。窒素ガス分離装置は旧事務本館の近くの道路上(10m盤)のトレーラー荷台コンテナに設置してある。
現場確認をおこない、漏えいは潤滑油用ホースの接続部からと推定。11:55に富岡消防署より「危険物の漏えい事象」と判断された。12:58に漏えいした油の拭き取りを完了。
変圧器点検のため13日から停止していた窒素ガス分離装置(B)を13:53 に起動。その後、運転を継続していた窒素ガス分離装置(C)に加え、窒素ガス分離装置(B)からの原子炉格納器内への窒素封入を開始。なお、窒素ガス分離装置(A)停止以降、プラントパラメータに有意な変動はない。窒素ガス分離装置は、1台停止しても窒素ガス封入が止まらないように、2台並列運転をしている。2012年4月20日参照。装置設置位置の地図あり。
1号機原子炉注水量の低減(11月24日、12月12日参照)、昨日14日より実施中。14日に0.5m3/h減らして現在の注水量は約4.0m3/h。
原子炉注水量低減時の原子炉格納容器温度(操作後24時間)1号機 (ステップ1)
1号機R/Bカバー解体作業。
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は08:09-13:30。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:00-15:00)。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。
サブドレン他水処理施設、10:05に一時貯水タンクDから排水を開始。
(以下、16日の会見資料より)16:49に排水を停止。排水量は978m3。
その他
2号機格納容器内部調査(A2調査)、14日よりX6ペネの穴あけ作業をおこなう予定だったが、まだできていない。隔離機構ユニットと穴あけ装置(11月24日参照)をペネ前面に設置してクランプでペネに固定するところまでは実施した。その後、窒素ガスで加圧する(11月24日参照)はずだったが、圧が立たなかった。ペネ表面の塗膜はがれやサビのためにペネ表面が荒れており、装置で密閉することができていないと推定(モックアップでは表面の汚れを想定しており密閉は可能だったが、実際は汚れがよりひどかったと推定)。今後、ペネ表面の掃除を実施して、再度、クランプ固定からやり直す。穴あけ、後片付けまでを年内に終了の予定(当初の予定通り)。
サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(11日採取)と集水タンクNo.1(9日採取)の分析結果。
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 17.0KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が640Bq/L、第三者機関が660Bq/L。明日16日に排水の予定。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。14日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 326KB)
K排水路の濃度が上昇しているが、 降雨による表層土の流入のためと考える。
凍土遮水壁の状況。
陸側遮水壁の状況(第二段階)(PDF 7.81MB)
地中温度経時変化のグラフ、凍結完了した海側を削除、山側の代表ポイントに第一段階で未凍結箇所だった7カ所を追加(西側①と西側⑤は3日に凍結を開始している)。13日の時点で、4m盤からのくみ上げ量は最小値を更新している。
凍土遮水壁について解説する動画を公開。
陸側遮水壁の現状について ~みなさまからのご心配の声にお答えします(動画。12日公表)
「みなさまに安心していただくために」とか、自分で言っちゃまずいんじゃないの?安心するかどうかは、見る人が決めることだから。
ニコ生
【2016年12月15日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2016.12.15(木)17時 ~
0 件のコメント:
コメントを投稿