気象庁 震度データベース検索 (地震別検索結果)
今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.2KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点
1号機原子炉注水量の低減(11月24日、12月12日参照)、14日より実施中。14日に0.5m3/h減らして現在の注水量は約4.0m3/h。
1号機R/Bカバー解体作業。1月4日まで休工。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。
サブドレン他水処理施設、10:02に一時貯水タンクFから排水を開始。
(以下、29日の日報より)16:26に排水を停止。排水量は
その他
月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
11月の外部被曝線量の最大値は10.89mSv、平均値は0.39mSv(APD値)。
地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。26日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは2000Bq/L。
地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。22日採取分(24日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 154KB)
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。27日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)
1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。26日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)
実施計画の変更認可申請(2014年12月1日提出)が昨日27日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:貯留設備の管理。
福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)
おまけ
原発については、PだろうがBだろうが、定検という状況ををネグってきたわけだよ。原子力発電の技術者とか専門家と言われる人達も等閑視してきた。プラントメーカ(元請け)もそして、もちろん電力会社も。電力の社員だって、定検中の現場について知悉している社員なんてほとんどいないだろう。— 酔仙亭響人 (@suisenteikyohji) 2016年12月27日
電力会社の社員が定検中にどの程度、現場にコミットするか調べてみるといいよ。私は、一ヶ月とか現場にいたからよく分かる。廃炉の現場は、その定検保修の現場にやや近い。それを誰も知らずにあれこれ言うているのだろう。線量の問題ではなく、関係者以外を現場に入れるのは考えものと思う。— 酔仙亭響人 (@suisenteikyohji) 2016年12月27日
東日本大震災の時東京電力福島第一原子力発電所の事故があり、東京電力の社員の「決死的な作業」によって回避されたとか言われているけども、本当にそうかね?と今でも思ってる。ベントの作業ができるほど、現場の設備機器・操作方法を、本当に本当に彼らが知っていたのだろうか?と。— 酔仙亭響人 (@suisenteikyohji) 2016年12月27日
一連のツイートは、つまり、事故直後に原子炉の近くへ行って被曝をともなう作業をしたのは、東電社員ではなくて下請けの人たちだろう、という趣旨だと思われる。実際はどうだったのか、というのは、被曝線量の集計を見るとわかる。
作業者の被曝線量については、毎月の集計が厚労省へ提出されている。これは、事故直後から現在に至るまで継続されていて(事故直後だけは、後から提出)、東電からはプレスリリースとして毎月末に公開されている。2016年4月28日のプレスリリース「福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について」には、2011年3月以降毎月の作業者の被曝線量の分布および最大値と平均値が、東電社員と協力企業社員とに分けて集計された表が添付されている(月別線量分布表(PDF54.3KB)、月別外部線量分布表(PDF40.4KB)、月別内部線量分布表(PDF53.8KB))。詳しくは集計表を見てもらえばわかるが、2011年3月の東電社員の最大被ばく線量(外部被曝+内部被曝)は670.36mSv、平均値が31.53mSv。協力企業社員は最大が238.42mSv、平均が14.18mSv。東電の事故調査報告書(2012年)にはこれをグラフにしたものが掲載されている(福島原子力事故調査報告書306頁。なお、内部被曝については2013年に再評価が行われた(プレスリリース「福島第一原子力発電所 内部被ばく線量再確認作業にともなう「被ばく線量の分布等」の修正について」を参照)ので、2016年のプレスリリースの表と2012年の報告書のグラフとは厳密には一致しない)。それが下のグラフ。
これを見ると、被曝線量の最頻値も平均値も協力企業より東電の社員の方が大きいのが良くわかる(この傾向は、外部被曝だけを見ても同様である)。被曝した合計人数は協力企業社員の方が多いけれど、10mSv以上の被曝をともなう作業をしたのは東電社員の方が人数が多い。だから、東電社員は知識と経験が足りなくて現場の作業に参加できなかったとか、高線量作業を下請けに押し付けていたとか、そういうことはなかったのだと思う。もちろん、東電社員だけで当時の状況に対応することはできなかった。協力企業の人たちもあそこに踏みとどまって、あるいは駆けつけて、危機的状況に対応したんだろう。どちらかだけではどうにもならなかった。そんなの、当たり前のことだけれど。
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