今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(訂正版)(PDF 24.0KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点
1号機原子炉注水量の低減(11月24日、12月12日参照)、14日より実施中。14日に0.5m3/h減らして現在の注水量は約4.0m3/h。
(以下、20日の会見資料より)18日より1号機格納容器ガス管理システムA系で水素・酸素濃度計が計測できなくなっている件。原因を調査した結果、水素・酸素計ラック(A)サンプルポンプの故障により当該系統のサンプル流量が低下したものと判明。サンプルポンプの交換および確認運転を実施し、正常な状態に復旧できたことから、16:50に水素・酸素計ラック(A)は監視可能な状態に復帰したものと判断。
1号機R/Bカバー解体作業。
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は07:58-14:34。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:00-15:00)。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。
昨日18日にJ1エリアN1タンクにALPS処理水を受け入れる配管の下部から滴下があった件。
2016年12月18日発生 J1エリアN1タンク配管からの水滴下の状況(PDF 561KB)
今日19日に当該配管の保温材を取り外して状況を確認したところ、当該配管からの水の漏えいは確認されなかった。また、当該配管上部にあるエルボー部配管の保温材を取り外したところ、エルボー部配管に漏えいはなく、雨水により保温材が濡れていることを確認。よって、滴下した水は、保温材に染み込んでいた雨水が滴下したものと判断。
福島第一原子力発電所J1タンクエリアN1タンク配管からの漏えいについて(続報2)(報道関係各位一斉メール)
サブドレン他水処理施設、10:10に一時貯水タンクGから排水を開始。
(以下、20日の会見資料より)16:45に排水を停止。排水量は955m3。
その他
2号機格納容器内部調査(A2調査)(11月24日、12月15日参照)。16日05:00-09:15にX6ペネ表面の清掃を実施。仮設遮蔽をはさんで、2.5mの棒の先につけた回転ブラシを使って有人でおこなった。その後、クランプによる穴あけ装置の固定の後に内部を吸引したところ圧力の低下が確認できたので、装置とペネ表面による密閉はできたと考えるが、4つあるクランプのうち1個で締め方が甘いことが確認されており、対応を検討中。
17日の高性能多核種除去設備建屋で滴下の件。水たまりと水たまり跡の写真。
2016年12月17日発生 高性能多核種除去設備建屋 水溜まりの状況(PDF 721KB)
高性能多核種除去設備は2月15日より原則として待機状態にある。月1回、循環運転をおこなっており、内部に残っている水の放射能濃度は低い。
昨日18日より1号機格納容器ガス管理システムA系で水素・酸素濃度が測定できない件。AB系両方ともデータは常時取得しているが、正のデータとするのをA系からB系に切替えている。
5日の3号機炉注水停止の件。計装品点検作業で監視室にいた作業者は、点検作業が10:00に終了したとの連絡を受けていたが、10:02に免震重要棟の監視室で警報が発生した際には、当該警報が点検作業によるものと誤認して当直員に連絡していた。
11月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果。
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(2016年11月)(PDF 463KB)
1-4号機R/Bからの放出は2.2×105Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが1.0×10-11Bq/cm3、137Csが5.8×10-11Bq/cm3であり、これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.00069mSv未満となる。評価の詳細は3頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。
地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 11.7KB)
7日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日20日に排水の予定。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。18日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)
T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。8-14日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 329KB)
26日予定の規制庁の監視・検討会で凍土遮水壁海側の遮水効果について評価を報告する予定。
実施計画の変更認可申請(2014年12月25日提出と2014年12月1日提出の2件)の一部補正を16日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正1:増設多核種除去設備の本格運転。規制庁の指示により、62核種の除去性能が発揮できていることを長期間にわたってモニターしてきたが、結果が認められてホット試験から本格運転へ移行することになった。
補正2:貯留設備の管理(タンク関係の組織の変更など)。
年末年始の予定。28日から1月4日まで大きな作業が予定されていないので、年末最後の会見を12月26日(月)、年始最初を1月5日(木)とする。
ニコ生
【2016年12月19日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2016.12.19(月)17時 ~
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