リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2017年4月21日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 22.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。今日21日のプール水温は29.6℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は08:08-09:27。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第300報)(プレスリリース)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。20日採取分の分析結果と19日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 229KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。19日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 158KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 3.55MB)

東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所の防災訓練実施結果報告書の提出について(プレスリリース)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会(第4回)があった(議事録は次回の資料として配布されるので、第4回の分は第5回の資料1 第4回議事録(PDF形式:519KB))。福島県の漁業関係者の状況について北海学園大学の濱田教授が話をしたのだけれど、漁業関係者がALPS処理水の海洋放出に反対する際に言う「風評被害が出るから」というのは、「科学的に問題ないことはわかっているが、風評は防ぐことができないから」という意味ではないのだという。彼らは生理的にALPS処理水の海洋放出が許容できない、だけれど、それじゃ科学的に有効な根拠にならないから(16頁真ん中あたり「外部に説明しなくちゃいけないのはそこだけだと弱いから」)風評被害という理由を持ってくるのだ、と(流通セクターでも、東北産品を扱わない理由として、風評被害という言葉は便利に使われている、というような話が22-23頁にある)。
また、ALPS処理水のタンク貯留については、このまま海洋放出をしないで構内に貯め続けてくれればいい(19頁上から1/4ほど「とにかく陸上で汚染水を貯めるということについては、それについては、できればそれを続けていけば良いではないかというような感じ」)と。これについては、東電側も貯留によるリスクの低減で色々な努力をしているのが「もしかして海洋放出しなくても大丈夫なんじゃないの?」という気持ちを抱かせることにつながっているのかもしれない。でも、さすがにそれは現実的ではないのだろう。
漁業関係者の意向については、漁連の偉い人の公式コメントくらいしか表に出てこないので、この議事録に書いてあるような話はとても貴重だと思った。「風評被害」という言葉が、実態を掴むのが困難であるがゆえに人によって都合のいいように使われているという話は、とても興味深く納得のいくものだった。



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