今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 148KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点
1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、10:47に代替冷却系による冷却を停止(1次系を冷却している熱交換器への通水を停止し、熱交換器をバイパスした状態で運転する)。停止期間は3週間程度を見込んでいる(水温が安定した時点で終了とする)。停止時のプール水温は26.2℃。
冷却停止期間中のプール水温上昇率は0.052度/h、3週間停止した場合のプール水温は約52℃となり、運転上の制限(60℃以下)を満足すると評価している。なお、この評価は断熱状態を仮定した保守的なものであり、実際にはプール表面から外気への自然放熱があるため、これを加味した場合は31℃程度になるものと評価している。プール水温の上昇が継続する場合には、40℃を目安に継続可否を判断するとともに必要に応じて冷却を再開する。また、冷却停止期間中はプール水温と水位を継続的に監視する。
1号機R/Bカバー解体作業。
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し準備。作業時間は13:40-17:02。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し準備、飛散防止剤散布(作業予定時間:07:00-14:00)。
福島第一原子力発電所1号機カバー解体工事における梁吊り治具の不具合について(PDF 1.46MB)
梁取り外し作業中に、梁吊り治具(2頁)の自動玉掛装置の電源がなくなり、吊り治具が外れなくなった。自動玉掛装置に電源を供給する発電機は、介錯ロープBOXにも電源を供給しているが、電動チェーンブロックを作動させた際に介錯ロープBOXの電源ケーブルを巻き込んで破損したため発電機メインブレーカーがトリップし、これにより吊り治具用電源がなくなったものと推定。これ、日付が入ってないんだけれど、4日のことだと思われ。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。
12:18頃、6号機T/B地下1階の北側(建屋内)でケーブルドラムから発煙しているのをパトロールが発見。当該ケーブルドラムのコンセントを抜いたところ、発煙が止まったことを確認。現場状況を確認したところ、仮設照明の電源として使用していたケーブルドラムが複数つながっており(直列に?)、その一つのケーブルドラムから発煙したことが判明。なお、本事象に伴う6号機プラント設備への影響はなく、モニタリングポストの指示値についても、有意な変動はない。14:40に浪江消防署により「火災ではない」と判断された。
福島第一原子力発電所6号機タービン建屋地下1階北側におけるケーブルドラムからの発煙について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所6号機タービン建屋地下1階北側におけるケーブルドラムからの発煙について(続報)(報道関係各位一斉メール)
その他
地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。3日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは1900Bq/L。
地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 79.2KB)
2015年11月12-16日と2017年2月3日-3月30日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。
サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(1日採取)と集水タンクNo.2(3月28日採取)の分析結果。
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が790Bq/L、第三者機関が850Bq/L。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。4日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.31MB)
1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。3日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)
実施計画の変更認可申請(11月10日提出と11月15日提出の2件)が昨日4日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可1:線量限度超過者の特別な立ち入り許可書運用廃止、免震重要棟退出モニタ設置に伴う汚染のおそれのない管理対象区域の変更、臨時の出入管理箇所における一時保管エリア解除、敷地内線量低減状況の反映等に伴う変更等。
認可2:所内共通メタルクラッド開閉装置7A/Bに関する耐震性評価の反映。
福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時30分現在】(プレスリリース)
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