今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況について(日報)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点
地下水バイパス、10:03に一時貯留タンクGr2から排水を開始。
(以下、15日の日報より)17:04に排水を停止。排水量は1800m3。
06:56頃、固体廃棄物貯蔵庫第9棟で火災警報が発生。07:05に一般回線で双葉消防本部へ連絡。その後、協力企業社員により外観上異常のない事を確認。08:04に当社社員が現場確認をおこない、炎・発煙がないことを確認。また、08:20に浪江消防署に「非火災」と判断された。
当該建物で外気を取り入れる部屋で警報が発生しており、気温・湿度の上昇による誤報と考える。
福島第一原子力発電所固体廃棄物貯蔵庫第9棟における火災警報発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所固体廃棄物貯蔵庫第9棟における火災警報発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)
その他
2号機R/B西側開口設置工事進捗。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋 西側外壁開口工事の進捗状況について(PDF 137KB)
今日14日夕方の時点で29ブロック中28ブロックの解体が完了している(1頁)。最後のブロック(梁)の解体を明日15日に着手、1週間程度で完了の見込み。
梁の解体手順:梁の中央を遠隔重機のペンチではさみ、コンクリートを押しつぶして中の鉄筋を露出させる→露出した鉄筋を切断→鉄筋切断により自重で梁が垂れ下がると、根元が変形してコンクリートが破壊→さらにペンチで押しつぶして鉄筋を露出させる→鉄筋露出部を曲げるように、梁を建屋内側に押し込む。
28ブロック解体後の構台上の空間線量率は、開口前面(床面からの高さ1m)で9.0mSv/h(開口前は0.45mSv/h)で、事前の評価通りの水準。また、開口中央軸(縦方向)に沿った空間線量率は、11.5mSv/h(床面から約6m)、13.7mSv/h(約3.5m)、9.0mSv/h(約2m)と、上方がより高くなっている(3頁)。構台上で北側の線量が高いのは、ガレキ撤去中の1号機R/Bの影響と考える。
これまでの作業で、ダストモニターやモニタリングポストに有意な変動はない。
6月下旬より、この開口を使ってオペフロ内の調査(5月31日参照)を実施する予定。
2号機R/Bオペフロへの雨水流入。
2号機原子炉建屋オペレーティングフロアへの雨水流入状況について(PDF 81.5KB)
5月23日に西側外壁開口作業用にオペフロ内カメラを設置したところ、屋上の雨水が流れ込み、床面が濡れている状況が確認された。
6月11日には台風5号接近にともなう降雨があり、ルーフドレン(屋上に降った雨水を排水する設備)配管がずれてるために雨水が流入して、オペフロで広範囲に水がたまっている事を確認した(2頁左写真、西側開口からオペフロ内をのぞいて、北側を向いて撮った写真。奥に見える構造物が水面に映っているのが見える)。13日もまだ水がたまっている(2頁右写真。たまってるかなー。よくわからん)。14日には、局所的に濡れている状態だった。
雨水の流入箇所として想定される屋上のルーフドレン3カ所(3頁右上図)のうち、調査可能な2カ所(1カ所は線量が高いために鉄板・鉛板を敷いてあり、クレーンでこれらを撤去しないと調査できない)を12日に調査した結果、ルーフドレン配管が損傷している事を確認。応急対策として、ルーフドレン孔の上に鉛毛マット等を設置して閉塞した(3頁)。今後、ルーフドレン残り1カ所を含めて、ドレン孔の閉塞や雨水の排水方法を検討(ルーフドレン全てを閉塞してしまうと、屋上に降った雨水を排水できなくなる)。
なお、オペフロに流入した雨水は、最終的には地下階に流れ込み、オペフロにたまり続けるものではない。今後予定しているオペフロ調査(5月31日参照)については、床面の乾燥状況を確認しながら実施する。
屋上にあるルーフドレンの雨水流入孔から雨水を排出するための配管のどこかが外れていて、そこからオペフロに雨水がダダ漏れになっているという事みたい。
2号機のオペフロは2014年に調査に入っているけど、その時には雨漏りはなかったと思うので、ルーフドレンからの漏水はそのあとの事かしら。
以下、7月3日追記。↑2012年2月27日にQuince2でオペフロ調査した時に、床の水たまりが確認されている。その時は結露のせいかもしれない(温度10℃、湿度70%)という話だったけど、これも実は雨漏りだったのかもね。2012年2月28日参照。
地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 78.2KB)
2015年11月12-16日と2018年5月3日-6月7日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 77.8KB)
11日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。
サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(10日採取)と集水タンクNo.3(8日採取)の分析結果。
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が980Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.4Bq/L)、第三者機関が0.53Bq/L。明日15日に排水の予定。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。13日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.8KB)
実施計画の変更認可申請を昨日13日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
変更:共用プール建屋廃液移送系の記載反映。共用プールの廃液は以前から雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送していたが、この移送配管が記載されていなかった(この配管の取換え工事を計画した際に、記載がないことが判明)ので追記する。
廃炉情報誌「はいろみち」第8号を配布。
東京電力ホールディングス株式会社お知らせ福島第二原子力発電所に関する福島県知事との意見交換内容について(お知らせ)
「知事より、あらためて福島第二原子力発電所(以下、福島第二)の廃炉のご要請をいただきました。
これに対し、当社社長より、福島第二の扱いについて、福島第一の廃炉とトータルで地域の安心に沿うものとするべく、全号機を廃炉の方向で具体的に検討を進める旨お伝えいたしました。」
県民感情もあるけど、2Fは1号機から順に2022、24、25、27年に運転開始後40年(原則廃炉)を迎えるので、新規制基準適合の為の作業に費用を費やしても許認可に要する時間を考えると割に合わない(20年延長も承認されるか不明)って言う「合理的」判断なのだろうと思う。残念 https://t.co/Y6V14ZtHyY— happysakiko (@happysakiko1) 2018年6月14日
ニコ生
《福島第2原発廃炉を検討へ》【2018年6月14日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年06月14日 - Twilog
06/14のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)
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