今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況について(日報)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点
サブドレン他水処理施設、09:54-14:32に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は689m3。
12:59、乾式キャスク仮保管設備にあるエリア放射線モニターで放射線線量が上昇したことを示す高警報が発生、その後、13:00に警報がクリアした。当該エリアモニター指示値は32.21μSv/h(高警報の警報設定値:30μSv/h)だった。当該モニター以外には変動なし。その後、指示値については、上昇前の指示値まで復帰(13:14時点で0.39μSv/h)。当該エリアに保管しているキャスクについては、圧力および温度に異常がないことを確認。なお、モニタリングポストの指示値に有意な変動はなし。
その後、現場の線量測定をした結果は0.36μSv/h。当該モニターの点検を実施したところ、機器故障であることを確認した。今後準備が整い次第、当該モニターの交換を実施する。
福島第一原子力発電所乾式キャスク仮保管設備にあるエリア放射線モニタでの高警報発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所乾式キャスク仮保管設備にあるエリア放射線モニタでの高警報発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)
その他
3号機原子炉注水設備の信頼性向上対策として、炉心スプレー系(CS系)ラインの取替工事を行う(2017年10月26日参照)。このため、明日27日から7月4日まで原子炉注水を給水系による単独注水に変更。
給水系原子炉注水量 :1.5m3/h→3.0m3/h
CS系原子炉注水量 :1.5m3/h→ 0m3/h
なお、給水系による単独注水については、事前に実施した単独注水試験の結果、原子炉の冷却状態に異常がないことを確認している(2017年9月28日参照)。
5月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果。
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(PDF 854KB)
1-4号機R/Bからの放出は3.7×104Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが1.7×10-12Bq/cm3、137Csが9.2×10-12Bq/cm3であり、これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.00025mSv未満となる。評価の詳細は3頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。
地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。21日採取(23日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.48KB)
サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(22日採取)と集水タンクNo.2(20日採取)の分析結果。
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.2KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が720Bq/L、第三者機関が790Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.5Bq/L)、第三者機関が0.40Bq/L。明日27日に排水の予定。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。25日採取分の分析結果と8-14日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 19.2KB)
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