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2011年12月8日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF18.0KB)

プラント関連パラメータ 午前6時時点 午後0時時点

1号機格納容器ガス管理システム、10:29から試運転開始。排気中の水素ガス濃度は17:30で0.24%。

2号機原子炉圧力容器への窒素ガス封入、13m3/hから14.5m3/hへ調整。
2号機格納容器への窒素ガス封入、20m3/hから16.5m3/hへ調整。
2号機格納容器ガス管理システム、排気中の水素ガス濃度は05:00、17:00ともに0.5%。
2号機使用済燃料プール、昨日8日の差流量大警報による自動停止後、停止継続中。

3号機復水貯蔵タンクへの処理水の水張り、昨日漏えいのあったホース接続部を交換してリークチェックを実施。
(以下9日午前の会見で)2日の格納容器ガス管理システム設置工事のための3号機R/B1階の線量調査で、作業台車が天井からの電線に引っかかって作業が中断している件。今日、引っかかっていたケーブルと照明の傘等を撤去して復旧、設置工事作業予定の北東コーナーの線量調査を実施した。


水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY、運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、3で運転中。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、4日の漏えいで停止中。



その他

施設運営計画、「その2」分の追加。
福島第一原子力発電所1〜4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(その2)
汚染水処理関係(「放射性液体廃棄物処理施設及び関連施設」)についても提出する予定だったが、処理水の海洋放出については全漁連からの抗議もあり、再検討するために今回は見送った。なお、処理水受けタンクは3月末で容量一杯となるため、タンクの増設をするとしても、いずれはなにがしかの対策が必要となる。

4日の蒸発濃縮型淡水化装置からの水漏れと海洋への流出について、保安院へ報告書提出。
福島第一原子力発電所における淡水化装置(蒸発濃縮装置)からの放射性物質を含む水の漏えい事象を踏まえた対応に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について
統合会見で解説。
漏えい原因(装置の原液余熱来出口側から漏えいを確認。堰のひびは、コンクリート床の継ぎ目の間隙が広くなった箇所及びコンクリート製床と堰の接合部分のシール材の劣化が主であると推定)。他の設備での堰の健全性確認と補修(RO膜型淡水化装置を置いてあるジャバラハウスで対応)、環境への影響の評価。堰を乗り越えた分の水は側溝には至っていないことを確認。
今後、原因究明と対応および水平展開を1月をめどに実施。

主要3核種以外の分析結果
福島第一原子力発電所 土壌中のSr分析結果(PDF 8.47KB)
福島第一原子力発電所 土壌中のPu分析結果(PDF 76.2KB)
福島第一原子力発電所 土壌中のガンマ線核種分析結果(PDF 10.5KB)
福島第一 1〜4号機取水口内 海水核種分析結果(PDF 10.9KB)(Sr)
サブドレン等核種分析結果(PDF 10.1KB)(T/B周辺サブドレン水中のSr)

(以下、2018年9月5日追記)(「スカイシャイン線とは何か」という質問に答えて)線源から発生した放射線が大気中の雲や水滴により反射する経路を経て遠くに届くもの。直接線は線源に対して壁等で遮蔽できるが、スカイシャイン線を遮蔽するためには屋根をかけるなどが必要となる。




2Fで訓練。「夜間に大規模地震が発生し、全号機で外部電源が喪失、さらに襲来した津波で 全交流電源供給設備ならびに海水系冷却設備の機能を喪失した、との仮定で、 照明がない環境下においても緊急安全対策活動が行えること」を確認。
緊急安全対策「夜間訓練」の実施について(12月7日実施)(PDF33.0KB)


ニコ生
【12/8・11:00開始】東京電力 記者会見
政府・東京電力統合対策室 合同記者会見
【緊急】東京電力本店より「原子炉格納容器」「使用済燃料プールからの燃料取り出し」に関する記者会見

Togetter
2011/12/8・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/12/8・16:30開始 政府・東京電力統合対策室 合同記者会見
2011/12/8・22:30開始 東京電力による1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」(その2)に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告についての記者会見

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