リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年1月23日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス、10:44に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、24日の日報より)17:51に排水を停止。排水量は1935m3


その他


4号機T/B東側に設置してある4号機復水貯蔵タンク(CST)の水位が低下傾向にあることを18日に確認した。
福島第一原子力発電所4号機復水貯蔵タンクの水位低下について(160KB)(PDF)
CSTには、震災以前のプラント内で使用した水(2011年1月4日採取分の分析結果は、トリチウムが1.2×105Bq/L、多の核種はND)を保有しているが、過去に遡って長期間の水位トレンドを確認したところ、2016年11月頃から徐々に低下傾向を示しており(80.5% → 67.7%)、今年1月18日時点で低下量は約300m3であることを確認。
CSTの水位低下を確認するに至った経緯については以下のとおり:2019年1月10日にトレンチ等のたまり水点検を行ったところ、4号機T/B海側にある配管ダクト内に約3m3のたまり水(1月10日採取分のトリチウムが4.1×104Bq/L、22日採取分が4.6×104Bq/L)があることを確認。当該配管ダクト内にたまり水があった原因について周辺設備等の調査を行っていたところ、1月18日にCST水位が低下傾向にあることを確認した。なお、当該配管ダクトについては、2017年11月に約5m3のたまり水を確認し、その後に移送を完了している。トレンチ等の中のたまり水は毎年点検を実施している。例えば、2017年度の報告書は「福島第一原子力発電所のトレンチ内で発見された放射性物質を含む溜まり水の点検について(平成29年度)(PDF 521KB)」。「別紙1:平成29年度 トレンチ等内 溜まり水調査結果一覧」のNo.1-29、「4号機放射性流体用配管ダクト」が当該のダクトと思われ。
CSTは2重構造で、タンクからの配管は4号機建屋のみに繋がっており、2019年1月22日に現場状況を確認した結果、CSTや配管からの漏えいは確認されなかったことから、CSTの水は配管内を通じて建屋内に流入したものと考えている。つまり、ダクト内で発見されたたまり水はCSTから漏れたものではなく、CSTから漏れた分は4号機建屋へ流入したと考える、ということ。また、CSTの水位が低下傾向にあることが確認された2016年11月以降に採取した近傍サブドレンピットにおいて、トリチウム濃度に有意な変動は確認されていない。今後、当該配管ダクト内にあるたまり水の調査、およびCSTの水抜きについて検討していく。
福島第一原子力発電所 4号機復水貯蔵タンクの水位低下について(報道関係各位一斉メール)
2016年11月22日05:59頃に浜通りで震度5弱の地震が発生している(2016年11月22日参照)。これの影響なのかしらね?
報道によれば、タンク水位は1日4回計測していたが変動幅が小さすぎて低下傾向を認知できなかった、ということらしい。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。21日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1500Bq/L。No.4はポンプ点検により採取中止。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(19日採取)と集水タンクNo.4(17日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が930Bq/L。明日24日に排水の予定。




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