リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年1月31日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(2月7日公開)

3号機格納容器ガス管理システム、制御盤二重化工事にともない09:40から運転上の制限外に計画的に移行してシステム停止を含む作業を開始。14:54に作業が終了し、14:55に運転上の制限内に復帰。なお、当該システムの停止期間における関連監視パラメータについては、異常なし。11月29日、12月12日参照。

16:30頃、5・6号機RO装置が設置してあるコンテナ内のRO膜モジュール下部に水たまりを発見。水たまりの大きさは20cm×30cm×1mmで、コンテナ内にとどまっている。当該装置を16:32に停止し漏えいは停止している。漏えい箇所は当該装置の出口配管つなぎ目であるのを確認。17:53に水たまりの拭き取りを完了。
福島第一原子力発電所RO処理設備での水溜まり発見について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所RO処理設備での水溜まり発見について(続報)(報道関係各位一斉メール)

サブドレン他水処理施設、10:11-11:56に一時貯水タンクKから排水を実施。排水量は257m3


その他


T/B地下たまり水の核種分析結果。2号機の15日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(77.7KB)
2015年11月12-16日と2018年12月20日-2019年1月24日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(77.7KB)
28日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第62回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(5.26MB)(PDF)
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(9.13MB)(PDF)
【資料3-1】汚染水対策(17.0MB)(PDF)
5・6号機サプレッションプール⽔サージタンク内包⽔のサンプリング(通しで28頁)。5・6号機サプレッションプール⽔サージタンク(SPT)は、震災前はプラント保有水(プラントで使⽤した⽔を液体廃棄物処理系で浄化処理してプラントで使⽤する補給⽔として再利⽤するための⽔や、廃棄物処理系で保管しているドレン⽔等)を貯留していた。今後この水を処理するため、1月10日にサンプリングを実施した。SPTは二重構造になっており(29頁左)、タンク本体にはプラント保有水に津波由来の海水が混入した水が約500m3、タンク外側の雨仕舞内部には海水と雨水が混入した水が約200m3、タンク横のポンプ室には海水と雨水が混入した水が約60m3貯留されている。タンクと雨仕舞内部には水位差がある事から、タンクは漏えいしていないと考える。サンプリング結果は30頁。タンク、雨仕舞内部、ポンプ室のいずれの貯留水も塩素を多く含んでいるが、これは海水由来と考える(タンクはタンク屋根のベント管から、雨仕舞内部は津波による開口部から、ポンプ室は津波で破損した入り口扉から、それぞれ津波が侵入したもの)。また、134Csと137Cs、および、トリチウムの一部が含まれるのは津波侵入と同じルートから雨等を通じてフォールアウトが侵入したと考える。プラント保有水であるため、検出された60Coとトリチウムはもともと存在していたもの。塩素を含むために、通常の処理系統での処理が難しい(設備に腐食が発生する恐れあり)。今後、移送先・処理について検討する。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(10.1MB)(PDF)
1号機R/B機器ハッチ養生設置の進捗(通しで4頁)
2号機R/Bオペフロ残置物片付け後調査の進捗(9頁)11月14日参照。11月14日よりオペフロ内γカメラ撮影を開始。引き続き、低所及び⾼所の線量測定 (表⾯、空間)、表⾯汚染測定、ダスト測定、3Dスキャンによる⼨法形状測定を実施中。12頁に現場状況の写真。オペフロの空間線量率測定結果(13頁):床面から1.5m高さで測定。ウェルプラグの上が高く(最高値144mSv/h)、離れるに従って低下する傾向から、主な線源はウェルプラグと推定。2012年度調査(17頁)での最高値はウェルプラグ上で880mSv/h(2012年6月13日参照)で、大幅に低下している。自然減衰の他に、オペフロに流⼊した⾬⽔(6月14日参照。ルーフドレン配管の損傷部から雨水が漏れて流入していた)による洗い流し、残置物の移動・⽚付実施による影響も低下の要因として推測。調査は2月上旬で終了の予定。その後、西側構台設備(ダストモニターや換気設備)の点検の後、3月中旬頃からオペフロ残置物移動・片付け(2回目)を実施予定(当初予定に追加。オペフロ北側に残っている残置物が対象。11月7日の資料に1回目終了時点でのオペフロの状況写真あり)。スケジュールは14頁。
3号機燃料取扱設備不具合に対する対応と今後の取組(18頁)
1/2号機排気筒解体計画の進捗(41頁)。解体装置の実証試験を実施中。Step1(解体装置の性能検証)が完了し、11月13日よりStep2(施工計画検証)に入っている。これまでに得られた知見による見直しは6件(42頁)。1月17日に報告した5件の他に、通信の有線化(47頁。悪天候やクレーン配置による通信障害を克服するために、遠隔操作室と解体装置間の無線通信をやめて、遠隔操作室から解体装置を吊り下げているクレーン先端までを有線、クレーン先端から解体装置までを無線とする)。スケジュールは49頁。3月を目途に実証試験を完了し、サイト内に解体装置を移送し組立て、5月中旬(連休明け)より解体工事に着手予定。筒身切断時のダスト対策(53頁)として、1.解体前に筒身内部にダスト飛散防止剤を散布、2.切断装置(チップソー)をカバーで覆ってカバー内ダストを吸引、3.解体装置にダストモニターを設置して切断時のダスト濃度を遠隔監視室でリアルタイム監視。
3/4号機排気筒落下物対応(54頁)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(4.10MB)(PDF)
1号機X-2ペネトレーションからの格納容器内部調査(通しで3頁)。ペデスタル外の構造物や堆積物分布を把握するために潜水機能付ボートを開発中、X-2ペネを穿孔して構築するアクセスルートから調査を実施する予定(2018年7月26日参照)。X-2ペネは所員⽤エアロックで外扉と内扉があるため、アクセスルート構築には外扉と内扉の穿孔が必要。孔あけ加⼯機の設置状況確認やアクセス・調査装置を格納容器内へ投⼊する際の監視等のため孔は3カ所設置する(機器投入用×1(φ約0.33m)、監視用×2(φ約0.25mとφ約0.19m)。17頁左下図)。また、調査装置を投入する際に干渉する既設構造物(グレーチング、電線管、等)を切断する必要がある。X-2ペネの位置、アクセスルートのイメージ図は6頁。これまで実施した調査と同様に格納容器内の気体が外部に漏れないよう、X-2ペネ外扉に接続管・隔離弁を設置(設置後、窒素ガス加圧による漏えい確認をおこなう)し、バウンダリーを確保する(7頁)。X-2ペネ外扉は、コアビットで穿孔する(8頁)。内扉はアブレイシブウォータージェット(AWJ:Abrasive Water Jet。超高圧水流に研磨剤(abrasive)を混ぜてターゲットに吹き付け切断する)で穿孔する(9頁)。内扉穿孔後に、格納容器内の干渉物(グレーチング、電線管など)の切断をAWJでおこなう。なお、AWJでの穿孔作業で放射性物質が放出されるリスクを低減するために、格納容器圧力の減圧を図ることを検討中。外扉・内扉の穿孔と干渉物切断の後にガイドパイプを設置(9頁)。工程は13頁。早ければ年度内にアクセスルート構築を開始する予定。
被曝低減対策(10、11頁)。X-2ペネ前に遮へいを設置(15頁)。また、X-2ペネ穿孔にともない貫通部からの直接線で線量率が上昇するため、高線量エリア(>5mSv/hを目安)を作業制限エリアとし、エリア外からの遠隔作業をおこなう(11頁。遠隔操作はR/B大物搬入口2階の低線量エリア(約0.03mSv/h)で実施)。
ダスト濃度監視(12頁)。アクセスルート構築作業前に、X-2ペネ前を養生カーテンで区切って局所排風機を設置する。排気はフィルターを通しておこなう予定。当該エリアにダストモニターを設置し、作業中のダスト濃度を監視する。
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(2.61MB)(PDF)
【資料3-5】循環注水冷却(5.31MB)(PDF)
1-3号機窒素封入設備他取替工事(通しで55頁)。窒素ガス封入設備の信頼性向上を目的として、1.窒素ガス分離装置AおよびBの取替えならびに専用ディーゼル発電機の新設(57頁)、2.1-3号機圧力容器封入ラインの二重化(58頁)、を計画・実施中(2017年10月10日、2018年8月1日参照)。窒素ガス分離装置AおよびBは事故直後にT.P. 8.5m盤に設置した設備であり、津波対策としてT.P. 33.5m盤へ設置場所を変更。また、非常用電源の多重化を目的として、専用のディーゼル発電機を新設する。圧力容器封入にはRVHラインとJPラインの2系統があるが、RVHラインを二重化する。工程は59頁。
4号機使用済燃料プール循環運転停止(60頁)。4号機使用済燃料プールは、2014年に燃料取出作業が完了し、現在は放射化された機器等(使⽤済制御棒等)を貯蔵している。これらの機器等は、今後実施する取出し⽅法等の検討を踏まえ、廃炉全体の優先度に基づき取り出し時期を決定していく予定。使用済燃料プールはこれまで安定的に⽔質を維持・管理してきているが、当⾯現⾏設備による運⽤を継続していくとの観点から、運⽤の最適化に向けた検討を実施した結果、系統の信頼性を維持しつつメンテナンスに伴う作業者の被曝線量を低減するために循環運転を停⽌し、定期的な⽔質確認および殺菌剤注⼊にてSFPの健全性を確保する方針で検討を進めることになった。循環運転停⽌時の⽔質の状況を確認するために2018年7-11月に循環運転を停止して調査を実施。結果は、水質(放射能濃度、塩化物イオン濃度、導電率)の変化は概ね循環運転時の範囲内であり、管理値に対して裕度を持って推移した(63頁)。プール水中の細菌数も問題なし(64頁)。運用変更の概要は62頁。これまでは常時循環運転で、プール水位はスキマーサージタンク水位で確認、水質分析は1回/約3カ月、殺菌剤注入は1回/約3カ月。変更後は、凍結防止期間(12月-3月)を除き循環を停止し1回/約1カ月に循環運転を実施、プール水位はwebカメラで確認、水質分析と殺菌剤注入は従来と同じ(試料採取時および殺菌剤注入時は循環運転を実施)。4月より循環停止運用を開始する。
【資料3-6】環境線量低減対策(9.57MB)(PDF)
【資料3-7】労働環境改善(543KB)(PDF)
【資料4】その他(829KB)(PDF)
以下、経産省のサイトから。
福島第一原子力発電所 構内配置図(PDF形式:2,596KB)


IAEA調査団レビュー(第4回)の最終報告書が公表された。
福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた取組に関する国際原子力機関(IAEA)調査団レビュー(第4回)の最終報告書とりまとめについて (479KB)(PDF)
報告書は経産省のサイトに掲載。 http://www.meti.go.jp/press/2018/01/20190131008/20190131008.html





ニコ生
【2019年1月31日】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年1月31日 - Twilog




0 件のコメント:

コメントを投稿