リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2020年9月14日(月)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:11に一時貯水タンクKから排水を開始
(以下、15日の日報より)14:45に排水を停止。排水量は679m3


その他


1号機格納容器ガス管理システム 気体状放射性物質濃度(長半減期希ガス)のデータ記載誤りの件。7、8日参照。
その後、当該長半減期希ガスのデータが残っているシステムについて2015年1月16日まで遡って確認したところ、HPに掲載のCSVファイルで新たに83カ所において同様の誤記を確認。その他の運転日誌のデータには誤記がなことを確認した。
誤記発生の原因:1号機の長半減期希ガス(85Kr)データは自動で運転日誌に入力される仕組みになっており、当直員がこれを検出限界値と比較して検出限界値よりも小さければ手動で検出限界値と置き換えるが、この実施方法がガイドで明文化されていなかった。また、2・3号機では当直員が手動でデータと検出限界値を採取して運転日誌に入力しており、1号機とは異なる方法となっているのが誤認識を招きやすかったと推定。
対策:1号機での手順について11日に所内に周知した。今後、ガイドの見直しを実施する。HP掲載のファイルについては、今後準備が整い次第、速やかに訂正する。
1号機6時間毎データ(CSV)(2017、18、19年)変更一覧(PDF)

水処理週報

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(10日採取)と集水タンクNo.3(8日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が930Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日15日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。3-9日の移送量。

東京電力エナジーパートナーの関係職員2名(東京都内事業所勤務)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。


今日、規制委の第83回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
竹内室長「(すぐに対応が必要となる)LCOの設定が必要かどうかも含めて検討してほしい」伴委員「事故直後に作られた枠組みそのものを考え直すことも必要ではないか」
地震・津波対策の基本的な考え方(3頁)。検討対象の地震は「基準地震動(600Gal)」と「検討用地震動(900Gal)」。津波は「アウターライズ津波(T.P. 4.1m)」「千島海溝津波(T.P. 10.3m)」「日本海溝津波(T.P. 11.8m)(今回、新たに追加)」「3.11津波(T.P. 15.1m)」「検討用津波(T.P. 22.6m)」。津波高さについては、旧検潮所付近での最高水位で見直した。
日本海溝津波の再評価結果(4頁)5月28日参照。4月に内閣府「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデル検討会」が公表した日本海溝モデルを踏まえ、1Fの最新の沿岸構造物を反映させる等して1F敷地内への津波影響解析を実施。敷地内の浸水深は、1-4号機側および4号機南側では千島海溝津波防潮堤やアウターライズ津波防潮堤の設置効果で内閣府評価より小さい0.3-1.7mとなった。5・6号機側は内閣府評価と同等の0.1-1.0mだった。
日本海溝津波防潮堤の設置(5頁)。切迫した日本海溝津波への備えに対応することが必要であり、かつ津波による浸水を抑制し建屋流入に伴うたまり水の増加防止および廃炉重要関連設備の被害を軽減することで、今後の廃炉作業が遅延するリスクの緩和に関してスピード感を持って対応するため、まず千島海溝津波防潮堤の補強工事を先行実施し、その後、日本海溝津波防潮堤を新規設置する。14頁に設計方針まとめ。
日本海溝津波防潮堤の計画高(6頁)。今回の解析結果に基づき、防潮堤高さは1-4号機側でT.P. 約13-15m、4号機南側でT.P. 約14-16mとする。3.11津波に対するこの防潮堤の効果は10頁。千島海溝津波防潮堤の場合と比べて、防潮堤の越流は起きるが、浸水深は大幅に減少する(3.11津波に対する対策としては、従来から継続実施している建屋開口部閉止と日本海溝津波防潮堤による浸水深低減の2つを合わせて、汚染水流出防止策とする)。今後の詳細検討で防潮堤高さや設置範囲の細部を検討していく。
日本海溝津波防潮堤 基本構造断面案(1-4号機エリア)(7頁)。補強工事は、千島海溝津波防潮堤(L側擁壁)の海側にアッシュクリート(石炭灰(JERA広野火力発電所から供給)とセメントを混合した人工地盤材料。メガフロート工事で活用中で、構外南側に設置済みのバッチャープラントで生産している。19頁)で防潮堤(幅5m、高さは千島海溝津波防潮堤と同じT.P. 11m)を構築する(海側に干渉物がある箇所は、山側からフィルターユニットで補強)。工期は2020年度。日本海溝津波防潮堤新設では、補強工事で作った構造を予定高さまで嵩上げする。また新設防潮堤の海側斜面部分には、斜面すべり対策に加え、アクセス道路の一部や今後の1-4号機廃炉工事エリアとして活用するために、アッシュクリートによる補強工事をおこなう(防潮堤から海側へ幅12-12.5m)工期は2021-2023年度。平面図は15頁。4号機南側のアウターライズ津波防潮堤(仮設防潮堤)をどうするかについてはまだ決まっていない。
仮設防潮堤は、アウターライズ津波対策として4号機南側に2011年7月18日に完成したもの。蛇籠(ワイヤーで編んだネットのなかに石を詰めたもの)を積み上げて作った。当時の写真資料を参照。
バッチャープラントとは、コンクリートを製造する大型プラントのことなんだって(例えばこのサイト。コンクリートプラントとは、骨材・セメント・水・混和剤等の供給装置がそれぞれ取り付けられ、それらを混ぜ合わせコンクリートを製造する大型な施設のこと。バッチ方式と連続方式があり、バッチ方式を用いたコンクリートプラントの事をバッチャープラントと呼ぶ(日本ではほとんどバッチ方式が用いられている))。
今後のスケジュール(8頁)
以下、規制庁のサイトから。





動画



文字起こし、実況など



0 件のコメント:

コメントを投稿