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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2020年9月3日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機廃棄物地下貯蔵建屋内のタンクから廃液が漏えいした件(1、2日参照)
昨日2日より建屋内たまり水の移送を実施していたが、たまり水の水位が安定してサブドレンとの水位差が十分確保できるようになったので、10:24に停止していた付近のサブドレン(1日参照)のくみ上げを再開した。その後、14:28に漏えいが停止していることを確認(タンクに付いている配管から漏えいしていたが、この配管の高さまで貯留している水が漏えいして出てしまったものと推定)。
今後、週1回のペースで付近のサブドレン(No.37)の水の分析を継続していく予定。

地下水バイパス、09:56に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、4日の日報より)16:21に排水を停止。排水量は1762m3

サブドレン他水処理施設、10:50に一時貯水タンクJから排水を開始
(以下、4日の日報より)13:39に排水を停止。排水量は420m3


その他


1号機格納容器内部調査アクセスルート構築作業格納容器内部干渉物切断作業を再開する。
8月26日に、グレーチング下部鋼材の切断作業前に作業用カメラ治具を隔離弁に取付けた後、隔離弁を開けたところ格納容器内圧力が低下(0.25kPa → 0.08kPa)したため、作業を中断していた(8月27日参照)。その後、圧力低下の原因を調査したところ、隔離弁との接続箇所であるカメラ治具フランジの付け根に割れがあるのを確認した(資料2頁に写真)。今日3日、カメラ治具を予備品に交換するとともに、隔離弁開操作前に加圧リーク試験を実施する予定。試験で漏れがないことを確認した後、明日4日よりグレーチング下部鋼材の切断作業を開始する。

3号機燃料取出し作業、昨日2日に燃料取扱機マストのケーブルを損傷した。
詳細は2日に記載。

事故後の緊急作業従事者への登録および被曝線量の登録に漏れがあることを確認した。
1F事故時に構内で作業した協力企業作業者が「緊急作業従事者(2011年3月11日-12月15日の期間内に1F構内で作業に従事した実績のある者)」に未登録であった可能性が確認され、当該協力企業の社内調査等の結果、作業者4名が緊急作業従事者未登録であること、ならびに、作業者18名が被曝線量の追加修正が必要であることが判明した。
当該協力企業から7月にこの報告を受け、当社は今後、緊急作業従事者未登録者(4名)の線量管理システムへの登録、ならびに被曝線量の修正が必要な者(18名)の線量修正を実施する。その上で、線量の再集計を行い、厚生労働省に報告している「被ばく線量分布」など対外報告書の訂正をおこなう。なお、これらの修正を経ても、これらの作業者が緊急作業時における被曝線量の限度(250mSv)を超えることはなかった(最も被曝線量の高い作業者は、追加の線量が17.5mSvで、修正後の累積被曝線量は65.0mSv)。
本件に関し、厚労省から今日3日付で緊急作業従事者等の把握等の徹底について要請を受け、2011年3月11日から3月15日において作業に従事した者のうち、緊急作業従事者未登録の者がいないか、すでに緊急作業従事者等として把握している者の被曝線量に修正が生じないか、などについて、元方事業者とともに確認し、その結果を報告するよう求めらた。今後、元方事業者と協力して緊急作業従事者等の把握等を進め、結果をとりまとめの上、報告する。
経緯:去年12月頃、当該協力企業の作業者が、同僚との会話の中で自身が緊急作業従事者として登録されていない可能性を認識し、所属企業に相談したのがきっかけ。その後、3月以降に協力企業と元方事業者による調査がおこなわれ、7月下旬に上記の結果がまとまり東電に報告があった。その後、8月4日に厚労省へ調査結果の報告、13日に東電、元方事業者、協力企業で厚労省へ出向いて説明をしている。発災直後は作業者の被曝線量管理を手作業でおこなっていたが、3月16日より電子的に登録する体制が整い、それ以降は登録に漏れがないことから、今回の調査対象は3月11-15日とした。
この説明に対し、電子的な登録体制ができた3月16日以降にも被曝線量の登録漏れがあったはずだという指摘が記者からあり、これについて確認するという回答だった。
「緊急作業時における被曝線量の限度」は、元々は100mSvだったが、1F事故に際し3月14日に250mSvに引き上げられた。この特例措置は2011年12月16日の中長期ロードマップステップ2完了時に廃止となり、それ以降は通常の被曝限度(50mSv/年かつ100mSv/5年)が適用された(ただし、特定高線量作業従事者(東電社員限定)はそれ以降も緊急作業時の被曝限度(100mSv)を適用)。2011年12月15日までの累積被曝線量が50mSv(通常の被曝線量限度)を超えた作業者には、それ以外の作業者におこなわれている健康管理実施項目に加えていくつかの追加項目が実施されている。ということだったと思う。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。8月27日採取(29日既報)の第三者機関の分析結果。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(8月30日採取)と集水タンクNo.2(8月28日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が940Bq/L。全β濃度は東電がND(<1.9Bq/L)、第三者機関が0.39Bq/L。明日4日に排水の予定。



実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
変更:放射性固体廃棄物発生量予測の更新。7月に改定された個体廃棄物の保管管理計画(7月30日参照)に基づき、変更を申請(毎年、申請しているもの)。




動画



文字起こし、実況など



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