今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況について(日報)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点
1-3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置2次系を06:43に停止(1号機は1時系も06:28に停止)。2次系共用設備の計器点検にともなうもの。停止期間は31日17:00までの予定(約180時間)。停止時のプール水温は、1号機25.8℃、2号機26.2℃、3号機25.4℃。23日参照。
3号機原子炉注水設備の信頼性向上対策として給水系ラインの改造工事(10月26日参照)を行うため、10日より炉心スプレー系(CS系)による単独注水を実施中。6月6日までの予定(9日参照)。
なお、CS系による単独注水については、事前に実施した単独注水試験の結果、原子炉の冷却状態に異常がないことを確認している(11月30日参照)。
地下水バイパス、10:10に一時貯留タンクGr2から排水を開始。
(以下、25日の日報より)17:10に排水を停止。排水量は1814m3。
サブドレン他水処理施設、11:00に一時貯水タンクGから排水を開始。
(以下、25日の日報より)15:12に排水を停止。排水量は624m3。
その他
18日にサブドレン水位監視不能となった件。
免震重要棟における監視が不能であった際に現場に設置してある制御装置でサブドレン水位を確認したが、その状況について紹介。中継タンクNo.1-5のそれぞれに動力制御盤が設置してある。写真右(本家中継のスクショ)は中継タンクNo.2の制御盤(人の背後に見えるのが中継タンクNo.2)。制御盤の扉の中、中央にある液晶パネルに、中継タンクNo.2に接続している各サブドレンの水位が表示されている。当時は、このパネルを見て水位を確認していた。
中継タンクと動力制御盤は、写真左の左側にある片流れ屋根の建物の中にある。
伝送用の光ケーブル(全長約800m)に異常のあったのは免震重要棟から約600mのところ。異常のあったのはケーブルの芯線のうちの一部で、異常がなく使用していない芯線に振り替えることで復旧した。この光ケーブル自体は、事故前から敷設してあったもの。
伝送システムの冗長性については、今後検討していく。
21日にG3タンクエリアの連結弁でにじみがあった件。
写真(本家中継のスクショ)上から、G3エリアのタンク配置図(中央付近の黄丸が弁のあるところ)、タンク連結配管(配管の端に連結弁がある)、にじみのあった連結弁、連結弁に寄ったところ(根元に見えてるボルトでグランド部を締め付ける)。
地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 77.5KB)
2015年11月12-16日と2018年4月12日-5月17日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 78.3KB)
21日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。
サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(20日採取)と集水タンクNo.4(18日採取)の分析結果。
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が800Bq/L、第三者機関が840Bq/L。明日25日に排水の予定。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。23日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.5KB)
実施計画の変更認可申請(2018年1月23日提出)の一部補正を23日に、実施計画の変更認可申請(2017年10月6日提出)の一部補正を24日に、規制委に提出。
(プレスリリース)
補正1:中低濃度タンク(H5エリア、H6(I)エリア)の設置。
補正2:窒素ガス分離装置A及びBの取替及び原子炉圧力容器窒素封入ライン二重化。
ニコ生
【2018年5月24日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年05月24日 - Twilog
05/24のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)
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