リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2018年5月30日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1-3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置2次系、24日より停止中1号機は1時系も)。2次系共用設備の計器点検にともなうもの。停止期間は31日17:00までの予定(約180時間)。停止時のプール水温は、1号機25.8℃、2号機26.2℃、3号機25.4℃。23日参照。

3号機原子炉注水設備の信頼性向上対策として給水系ラインの改造工事(10月26日参照)を行うため、10日より炉心スプレー系(CS系)による単独注水を実施中。6月6日までの予定(9日参照)
なお、CS系による単独注水については、事前に実施した単独注水試験の結果、原子炉の冷却状態に異常がないことを確認している(11月30日参照)

01:48頃、6号機中央制御室空冷コンデンサ過負荷トリップ警報が発生。02:35に、5号機T/B2階空調機室にある「6号機中央制御室空冷コンデンサ現場盤」内に焦げあとを確認。03:06に一般回線で双葉消防本部へ連絡、04:10に浪江消防署から「火災」(事後聞知)と判断されたが、再度浪江消防署が現場を確認した結果、11:30に「非火災」と判断された。
6号機中央制御室空冷コンデンサは停止し、予備機に切り替えている。原因については調査中。
6号機中央制御室空冷コンデンサ現場盤(写真)
盤内の様子(電磁接触器)(写真)
福島第一原子力発電所6号機中央制御室空冷コンデンサ過負荷トリップについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所6号機中央制御室空冷コンデンサ過負荷トリップについて(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所6号機中央制御室空冷コンデンサ過負荷トリップ警報の発生について(続報2)(報道関係各位一斉メール)

サブドレン他水処理施設、09:53-12:56に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は453m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。28日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1700Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.95KB)
24日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日31日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(26日採取)と集水タンクNo.3(24日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が850Bq/L、第三者機関が890Bq/L。明日31日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。29日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.4KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。28日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.42KB)




今日の第12回原子力規制委員会臨時会議に東電の小早川社長(と牧野本部長)が呼ばれて「意見交換」がおこなわれた。動画は見てないんだけれど、報道によれば、この中でALPS処理水の処分についての話が出たようで、規制委としては東電が主体的に処分方法を決めて実施しないのはけしからん、ということだったらしい。
福島第一原子力発電所にたまり続けている放射性物質を含む水の処分方法について、東京電力の小早川社長が国が結論を出すまで待つという姿勢を示したのに対し、原子力規制委員会は「責任ある姿と思えない」と厳しく批判し、速やかに判断するよう求めました。(「原子力規制委 東電を厳しく批判 「責任ある姿と思えない」 | NHKニュース   https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180530/k10011458951000.html」より)
この件は、以前にもあった話(2017年7月14日、8月30日参照)で、その時は東電の「国(ALPS小委員会)の結論を待って処分方法を決める」という姿勢について、規制委は散々文句をつけたけれど、結局は追求しないことでKKの再稼働の認可が認められたんだと理解してるんだけれど、今また蒸し返されてるのはどうしてなのかしら。いよいろALPS小委員会の結論が出そうなので、その前にちょっといばってみたかったのかしらん。


という話もあって、規制委が何をしたいのか、何を目指しているのか、依然としてよくわからん。私なんか、エネ庁への対抗意識くらいしか難癖の理由を思いつかないんだけれど、事情通の人が見れば何事かあるのかしらね。
そんなに東電のやり方が気に入らないのなら、原子力事業者としての適格性を欠くとしてKKの再稼働の認可も取り消したらいいのに。でも、その場合、1Fの廃炉は誰がやるんだろ?他の電力会社?新たに組織をつくるのかしら?



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