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2011年11月24日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF19.8KB)

1号機原子炉注水量、19:03に給水系からの注水量を約5.5m3/hから約5.0m3/hに調整(下記の圧力容器への窒素ガス封入の記事を参照)。

2号機原子炉注水量
、19:11に炉心スプレー系からの注水量を約7.2m3/hから約5.6m3/hに調整(給水系は約2.9m3/hで継続)(下記の圧力容器への窒素ガス封入の記事を参照)。
2号機格納容器ガス管理システム、排気中の水素ガス濃度は05:00、17:00ともに0.6%。

3号機原子炉注水量
、19:19に炉心スプレー系からの注水量を約8.5m3/hから約6.7m3/hに調整(給水系は約2.3m3/hで継続)(下記の圧力容器への窒素ガス封入の記事を参照)。
3号機格納容器窒素ガス封入量、19:09に14m3/h(N)から28m3/h(N)に調整(下記の圧力容器への窒素ガス封入の記事を参照)。
21日から継続していた3号機復水貯蔵タンクから3号機T/B地下への水移送は09:45に終了

4号機使用済燃料プール、13:31-15:05にヒドラジンを約2m3注入。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。Hベッセル2塔交換。
水処理装置、SARRY、運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、2-1と3-1で運転中。処理量は50m3/h。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、3B3Cで運転中。
水処理装置、アレバ除染装置、月1の循環運転(9日の記事を参照)を行ったところ、廃液貯水タンクの水位が上昇せず。原因を調査する。

昨日23日に停止した6号機補機冷却海水系(A)ポンプが復旧するまで、以前のように、残留熱除去系を使って原子炉と使用済燃料プールを交互に冷却する(補機冷却海水系ポンプはまだ復旧が終わってなくて予備機が無い)。10:23に6号機残留熱除去系(A)ポンプでの原子炉冷却を停止、10:41に使用済燃料プールの冷却を開始。
その後、ポンプ自体に問題は無く、遮断機(電源を入り切りする装置)を予備品と交換したら起動できた。16:19に補機冷却海水系ポンプで使用済燃料プールの冷却を再開。16:45に残留熱除去系で原子炉の冷却を再開。取り替えた遮断機を調査する。


その他

水処理週報(水曜日の昨日は祝日だったので、今日の午前の会見で報告)。
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第22報)

原子炉圧力容器内の水素ガス濃度を下げるために、圧力容器に窒素ガスを封入する。
福島第一原子力発電所1〜3号機の原子炉圧力容器内の水素濃度の管理について(PDF18.2KB)
2号機PCV内のガスの流れの推定(PDF12.7KB)
10月28日に2号機格納容器にガス管理システムを設置して以降、排気中の水素ガス濃度の変化から、格納容器のトップヘッドに高濃度の水素ガスがたまっていたのをガス管理システムで抽気したのではないかと推測。圧力容器のヘッドにも同様に水素ガスがたまっている可能性が考えられるので、注水ラインから水とともに窒素ガスを入れて(2相流で)中にたまっている水素ガスを追いだそうという計画。注水ライン(1号機は給水系、2、3号機は炉心スプレー系。ヘッドスプレーラインも候補)に窒素ガス封入ラインを設置する。この工事が終わるまでの約1週間、念のため、圧力容器内の水蒸気圧を高めて水素ガス濃度を下げるために、注水量を下げて(1号機で0.5m3/h、2、3号機で1.5m3/h)1-2日かけて圧力容器底部温度を80℃を超えるところまで上げる。また、3号機は格納容器への窒素ガス封入量が小さい(14m3/h(N))ので28m3/h(N)まで増やす。1号機では明日25日から炉心スプレー系からの注水を予定していたが、延期。

大熊線3Lの車載式変圧器の修理が完了。明日は、元に戻すための電源切り替え工事を実施。このため、水処理施設が一時的に停止する。


ニコ生
【11/24・11:00開始】東京電力 記者会見
政府・東京電力統合対策室 合同記者会見

Togetter
2011/11/24・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/11/24・16:30開始 政府・東京電力統合対策室 合同記者会見

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