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2011年11月3日(木・文化の日)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF23.6KB)

流量計測の信頼性向上のため、12:40-14:00に2号機窒素ガス封入ラインに流量計を追設。既設、新設ともに21m3/hを指示。
16:30に格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度が2.9%に上昇していたので、16:50に窒素ガス封入量を26m3/hに増量。

昨日につづき、3号機R/Bでの格納容器ガス管理システム設置工事に伴う干渉物の撤去作業を実施。ドラム缶、フェンス、小石などの撤去完了。
【参考資料】福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋1階ロボットによる通路上干渉物移動ならびに干渉物移動後の線量測定(PDF130KB)(11月5日公開)
北東機器ハッチ前フェンス・北西部ドラム缶撤去風景(動画、11月5日公開)
ブラッシング風景(動画、11月5日公開)


その他

昨日報告したXeの検出について検討した結果、再臨界ではなくて自発核分裂の生成物であると判断した。
核分裂反応の模式図(例)(PDF22.2KB)
自発核分裂の生成物としてのXeの親核種は242Cmと244Cmが主要である。炉内に存在する242Cm、244Cmの自発核分裂で生じるであろうXeの量と検出された量がほぼ釣り合う。仮に再臨界が起きているとすると数kWの出力があると考える。出力が1kWのとき、検出量の104倍のXeが出てくる。昨日、ホウ酸水を注入した後に135Xeが検出されていることも、Xeが臨界状態由来ではないことを支持する。
測定された希ガス(KrとXe)の濃度が1年間継続するとして、敷地境界での被曝線量率は0.11μSv/year。
格納容器内ガス管理システムを設置したことで、今回のようなレベルの検知ができるようになった。今後は、同様の測定から、逆に、再臨界が発生すれば検知できると思う。今回はお騒がせしたが、測定するのであれば事前の評価をしたうえで測定に入っても良かったと考えている。

昨日の移送でメガフロート内の内容がほぼ8000tに達したので、5、6号機側仮設タンクからの移送を終了する。


ニコ生
【11/03・11:00開始】東京電力 記者会見
【11/03・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2011/11/3・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/11/3・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

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