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2012年8月27日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 77.6KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

窒素ガス分離装置(A)は23日から修理をしていたが作業が完了。10:00から試運転を開始。数日程度継続して問題なければインサービスの予定。

2号機T/B地下たまり水移送、昨日26日から停止中。

3号機使用済燃料プールで7月12日からイオン交換装置による塩分除去をおこなっていたが、放射能の影響で効率的に進まないため、装置を停止。4号機使用済燃料プールで使用しているモバイルRO装置を移設して塩分除去をおこなう予定。
3号機T/B地下たまり水移送、24日から継続中。

4号機使用済燃料プールから引き上げた新燃料の点検1日目を実施。共用プールのキャスク除染ピット内でチャンネルボックスの取り外しと外観点検をおこなった。目立った損傷・変形は見られなかった。新燃料の調査について、施設運営計画(その2)(改訂)の「4.使用済燃料共用プール等」の「添付資料-4 共用プールにおける新燃料の取り扱い等に関する説明書」(29頁-)に詳しく書いてある。「図4-1-1 運用補助共用施設平面図(その1)」(17頁)などと「図4-2 使用済燃料共用プール概要図」(20頁)も。
4号機使用済燃料プールと原子炉ウェルで塩分除去を行っていた塩分除去装置(モバイルRO装置7月14日参照)を14:35に停止。塩分濃度が低減できたので。今後、3号機の使用済燃料プールへ移動して塩分除去を実施。現在3号機使用済燃料プールにあるイオン交換装置は4号機に移動して塩分除去を実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。

新福島変電所の外部電源増強工事(7月20日参照)が今日終了、停止していた大熊線3L、双葉線1L、岩井戸線1L、主変圧器3号の受電を完了した。


その他

中長期対策会議運営会議第9回会合が今日あった。
【資料2】プラントの状況(PDF)
【資料3】個別の計画毎の検討・実施状況(PDF)
1号機格納容器内部調査(3頁)。R/B1階北西のX-100Bペネを使用。直径115mmの穴を開け、内径100mmのガイドパイプを設置。工業用内視鏡で内部を観察、漏水センサーを使って内部の水位を測定、線量測定、たまっている水を250ccサンプリング、パン・チルトカメラで調査、最後に温度・水温・水位の計測装置を設置して継続監視を始める。たまっている水の水位予想はO.P. 7750mm、格納容器の底がO.P. 6180mmなので水の深さは1570mm。10月上旬に実施予定。
2号機格納容器雰囲気温度計を設置(20頁)。内部調査で使用したX-53ペネから温度計を挿入し300mmほど突き出したところで常設化し、継続監視を開始する。内部調査等でX-53ペネを使用する際は一時的に取り外す。設置工事は9月中旬の予定。
1号機S/Cへ窒素封入を実施(25頁)。1号機格納容器ガス管理システムの排気中の水素ガスと85Krガス濃度が、窒素ガス封入量および排気量を操作していないにも関わらず間欠的に上昇するという現象が観察されている。この現象が、ほぼ水で満たされているS/Cの上部にたまっている事故初期の水素ガスと85KrガスがS/C圧の低下時にD/Wへ排出されている、というモデルで説明できるかどうかを検証するために、S/Cに窒素ガスを封入して応答(格納容器ガス管理システム排気中の水素・酸素・85Krの濃度、ダストモニター、トーラス室内の水素濃度(以前トーラス室内調査に使用した1階床の貫通口から仮設計器を設置する)、D/W圧力、S/C圧力)を見てみる。この調査により、格納容器内の水素ガス濃度が可燃限界を超えたり、放射性物質の放出量が増えたりする影響はほとんどないと考える。
2号機代替温度計設置作業での配管内水抜き方法(36頁)。今までの調査から、第1候補のSLC配管はN-10ノズル(圧力容器入口)まで健全であり、圧力容器内部で閉塞している、炉水逆流の可能性は低いが閉塞部にリーク個所がある、と考えている。温度計設置に先立ち、汚染の可能性の高い配管内の水抜き方法について検討の結果、X-51ペネ側からの水抜きを選択。モックアップ試験による確認を行うため、8月末予定だった温度計設置を9月中に見直し。
地下水バイパス(44頁)。設計、協議などのため6月時点の計画より遅れて稼働は11月の予定。
滞留水処理水発生量シミュレーションと貯留タンク増設(54頁)。詳細は下記の保安院あて報告書を見よ。
多核種除去設備ALPSの確証試験(67頁)。先月の報告で処理水から検出されていたSr、Yは再測定の結果、検出限界未満。再度行った通水試験の処理水の分析は8月末に結果が出る予定。
海底土被覆の港湾内水質への影響(81頁)。評価を9月末に実施予定。
今月の放出量評価(83頁)。R/Bからの追加的放出量は0.1億Bq/h(1号機0.002億Bq/h、2号機0.002億Bq/h、3号機0.004億Bq/h)、これによる敷地境界での被曝線量は0.02mSv/year。1-3号機を足すとは0.1億Bq/hより一桁ほど小さいが、原子炉の状況が特に変化したということもなく、測定誤差もあるので、先月と変わりなしとした。なお、2号機の測定では、ダストサンプリング時にブローアウトパネル開口部での風量を一緒に測定して放出量を評価しているが、外部の風に影響されないような装置を今回から導入している。
敷地境界での線量評価方法の統一(85頁)。R/Bからの放出にともなう敷地境界での被曝線量評価(上の項目)と、ガレキ等を含めた敷地境界での被曝線量評価(施設運営計画の目標1mSv/yearのやつ)で、評価方法が違う(考え方は同じだがR/Bからの方が簡略)ので、9月から施設運営計画の方法に統一する。今月の場合だと、R/Bからの放出による被曝線量は0.03mSv/yearとなる。
APD問題まとめ(89頁)
3号機R/B上部ガレキ撤去工事進捗(95頁)
4号機R/B上部ガレキ撤去工事進捗(96頁)
ガレキ・伐採木の管理状況(106頁)
伐採木(枝葉根)の温度監視状況(107頁)
【資料5】東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(PDF)
4号機燃料取出し用カバーの作業は、地盤改良工事が24日に終了、今後は基礎工事、鉄骨建方工事に移行する。

8月6日の保安院からの指示(海洋への漏えい事象が発生した際に実施すべきモニタリングについて、事前に手順を決めておけ)に対する報告。
福島第一原子力発電所における濃縮水移送配管からの放射性物質を含む水の漏えいに係る報告に対する対応に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(プレスリリース)
すぐに北または南放水口付近の海水を採取・分析(γ核種と全β)し漏えいの有無を判定。全βを検出したら、Sr分析を追加。漏えいが確認されたら、船舶で沖合3km地点で採水(翌日も)。有意な濃度上昇が見られたらさらに採水地点を拡大、などなど。環境影響評価フローを資料6頁に掲載。実際には深夜だったり天候が不順だったりすることもあるので、現場で工夫しながら対応したい。

7月25日の保安院の指示(信頼性向上対策のうち貯留タンクの増設計画を策定せよ)に対する報告。
福島第一原子力発電所における信頼性向上対策に係る実施計画に係る更なる対応に関する指示に対する経済産業省原子力安全・保安院への報告の実施について(その1)(プレスリリース)
タンクの現有容量が22万m3、増設中が9.3万m3、計画中が8万m3、合計約40万m3。これで平成25年11月頃までは対応できる見込み。現状でのタンク増設可能なスペースはH8、G3エリアのみ。さらに拡張可能な場所は地盤調査の上、森林伐採なども必要。地下水バイパスやサブドレン復旧による地下水流入の抑制などにつとめる。今後は半年ごとに増設計画を立てていく。

14日発生の4号機T/B内滞留水移送ラインからの漏えいの件で、保安院の指示(PE管化計画の明確化と前倒し、早期の漏えい検知、電源の移設など影響の緩和策)に対する報告。
福島第一原子力発電所4号機タービン建屋内における滞留水移送ラインからの漏水に関する指示文書に対する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(その1)(プレスリリース)
PE管化は約2週間前倒しで計画している。漏えい検知、影響緩和策については、調査・検討の後、検知器や堰の設置、冷却など重要機器に使う電源の1階から2階への移設などを24年度中に実施する。

個人線量計の不適切な使用等について、調査結果、再発防止対策、アンケート調査結果など。
福島第一原子力発電所の復旧工事における個人線量計の不適切な使用等に関する報告及び再発防止対策について(TEPCOダイレクト)←これって普通のプレスリリースとどう違うの?
記名式アンケート(7月24日参照)の回収率は100%。

明日の予定:2号機T/B地下たまり水、プロセス主建屋へ移送を再開。


ニコ生
【8/27・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/27・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

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