リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2018年3月30日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)0時時点

2号機原子炉注水設備の信頼性向上対策として給水系ラインの改造工事(10月26日参照)をおこなうため、22日より炉心スプレー系(CS系)による単独注水を実施中。4月19日までの予定。20日参照。
なお、CS系による単独注水については、事前に実施した単独注水試験の結果、原子炉の冷却状態に異常がないことを確認している(11月30日参照)

サブドレン他水処理施設、10:07-13:35に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は515m3


その他


月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
2月の被曝線量の平均は0.38mSv、最大は9.72mSv(APD値)。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(26日採取)と集水タンクNo.1(24日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が750Bq/L、第三者機関が800Bq/L。明日31日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。29日採取分の分析結果と28日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 60.6KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。28日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 1.25MB)

実施計画の変更認可申請(2017年4月11日提出)の一部補正を昨日29日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:増設雑固体廃棄物焼却設備の設置。

今日、規制委の第59回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
(第59回特定原子力施設監視・評価検討会)地下水および雨水流入対策の現状(PDF 2.84MB)
2017年10月台風時の一時的な建屋流入量増加の要因と対策(3頁)29日の報告(1、2号機T/Bの屋根雨水排水がトレンチを介して流入、3号機T/B上屋の屋根損傷部からの雨水流入量が増加)の詳細。
2018年2月の一時的な建屋流入量増加(13頁)。K排水路の補修工事で排水路の水がヒューム管を逆流したものと推定している件(2月26日参照)。ヒューム管は直接建屋につながっていないが、1号機T/B北西側雨水排水設備を介して1号機T/Bとつながっていた(16頁)。
(第59回特定原子力施設監視・評価検討会)地震・津波対策の進捗状況(PDF 4.57MB)
除染装置スラッジ対策(2頁)。津波対策としてアレバ除染装置のスラッジ貯槽から抜き出して35m盤へ移送・保管する件(2017年8月31日参照)。スラッジを貯留しているプロセス主建屋地下の貯槽Dの上(1階)に除染装置が設置してあるが、周辺は線量が高い(10-40mSv/h)。線源は除染装置内および床面の汚染と考えられるため、装置内のフラッシング、床面の除染、ホットスポットの遮蔽により線量低減を図る。また、スラッジの抜き出し装置以外の設備は建屋外に設置し、貯槽D近傍に配管等貫通部および作業員用出入口を設けて高線量エリアにおける作業時間短縮を図る。スラッジ抜き出しには、抜き出し装置と保管容器が必要(6頁)。抜き出し装置は貯槽Dの上に設置、そこから遠隔アームを貯槽内に伸ばし、先端の吸引装置でスラッジを抜き出す。抜き出したスラッジ等の混合液を建屋外に設置した沈殿槽に移送し、スラッジと上澄み水に分離。スラッジは保管容器に充填して高台の保管施設(吸着塔一時保管施設、大型廃棄物保管庫(計画中)、固体廃棄物貯蔵庫などが候補)で管理する。スケジュールは7頁。現在は設計段階、装置の設置は2020年上期、抜き出し・移送は2020年下期を予定。
メガフロート対策(8頁)。5・6号機建屋のたまり水を一時貯留するため、港湾内にメガフロートを係留。その後、一時貯留したたまり水は貯留タンクへ移送し、バラスト水としてろ過水を貯留し港湾内に係留中だが、津波の際には漂流し周辺設備を損傷させるリスクがあるので、対策として3案を検討していた(2016年4月25日参照)。このうち、早期にリスク低減可能かつ他作業との干渉を考慮し「港湾内での有効活用」を採用。メガフロートを1-4号機取水路開渠内北側(護岸寄り)に移動・着底させ、新設港湾ヤード整備のための護岸および物揚場として活用することとする(10頁)。開渠の面積が減少することで、開渠内海水の放射能濃度上昇が想定される(海水による希釈の効果が減るため)が、港湾口での状況にはほぼ影響はないと評価(14、15頁参照)。工事概要は11頁(メガフロートを開渠南側に移動させバラスト水処理と除染を実施、並行して着底位置に着底マウンドを構築。構築後、マウンド上にメガフロートを移動させ、内部にモルタルを充填して着底させる。その後、盛り土を実施)。スケジュールは12頁、メガフロート着底による津波リスク低減は2020年目標。
3.11津波および検討用津波対策の検討状況(16頁)。これまで実施してきた対策(建屋開口部閉止/建屋たまり水量低減)により、津波によるたまり水流出リスクは低減してきている(18頁)。これを踏まえ、流出リスクの大きい箇所(循環冷却のためたまり水が残るR/B)の開口部を選定して蓋がけする計画。
R/Bたまり水の流出評価(20頁)。R/Bからの流出リスクは小さい(20、21頁。地上から地下に通じる空間は三角コーナーのみ。地上1階に5m高さの水がある初期状態から一気に水が流出するモデルでは、三角コーナーの水はほとんど動かず、地下たまり水を流出させる駆動力はほとんどない)。R/B西側には地下空間が続いており、地表面にハッチや階段入口がある(22頁)。これらの開口部はたまり水の残る地下部分に直接つながっているため、たまり水流出のおそれが大きい。このため、これらのハッチ・階段(2、3号機に合計11カ所)に蓋がけをする(23頁)。
3号機T/B等津波対策工事の進捗(25頁)。3号機T/Bとプロセス主建屋の3.11津波対策工事は2018年度上期完了予定(スケジュールは25頁)。27日時点で、3号機T/Bは29カ所/37カ所が完了(26頁)、プロセス主建屋は4カ所/11カ所が完了(28頁)。工事写真あり。4号機はたまり水処理を優先的に進めており、建屋の構造から、4号機に流入した津波が3号機R/Bのたまり水を流出させる恐れは小さいと考える。
(第59回特定原子力施設監視・評価検討会)福島第一原子力発電所1号機 オペレーティングフロアのガレキ撤去の進捗状況(PDF 8.18MB)
(第59回特定原子力施設監視・評価検討会)建屋滞留水のポンプピット等の残水の扱いについて(PDF 262KB)
1号機T/Bは最下階床面露出を完了した(2017年3月29日参照)。ポンプピット等で残水が想定されるが、建屋外との貫通部がないこと、防水塗装・FRPライニング・鋼管等で構成されるなど漏えいリスクが低いこと、各ピット周辺は高線量であり撤去困難な干渉物があるため排水作業が困難であること、などから、この残水は排水しない。建屋地下たまり水は、建屋外への漏えい防止のためサブドレン水位よりも低く管理しているが、この残水についてはサブドレン水位より低く管理する対象から除外する。1号機T/Bで残水が想定されるピット等については2、3頁および6、7頁を参照。
今後、2-4号機T/Bのピットについても残水の発生が想定されるが、1号機と同様にサブドレン水位より低く管理する対象から除外する。なお、ピット等の残水については希釈等のリスク低減対策を検討する(1号機T/Bについては8頁)。また、4号機については雰囲気線量が低い場合、排水作業を検討する。
以下は規制委のサイトから。
資料1ー1:東京電力福島第一原子力発電所の中期的リスクの低減目標マップ(平成30年3月版)[原子力規制庁]【PDF:1MB】
資料1ー2:東京電力福島第一原子力発電所の中期的リスクの低減目標マップを踏まえた主な検討指示事項[原子力規制庁]【PDF:159KB】
資料4-3:放射線管理等報告の報告内容の見直しについて[原子力規制庁]【PDF:2MB】
参考1:検討会におけるこれまでの審議状況等について[原子力規制庁]【PDF:268KB】



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