今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況について(日報)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点
3号機燃料取出し用カバーのクレーン不具合の件(6月28日参照)。損傷していた部品が到着し、今日、取替え作業を終了、その後、通電して動作確認をしている。準備出来次第、試運転を再開する。
地下水バイパス、09:59に一時貯留タンクGr1から排水を開始。
(以下、13日の日報より)17:25に排水を停止。排水量は1800m3。
サブドレン他水処理施設、11:11-15:10に一時貯水タンクFから排水を実施。排水量は592m3。
今日朝方、構外の焼却炉(紙ゴミなどを焼却する)に停めてあったトラックから軽油漏れ。油は1m×1mに広がったが、吸着剤で処理済。
その他
2号機R/Bオペフロ調査(6月21日参照)で取得した動画を公開。
(02:41)福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋オペレーティングフロアにおける残置物の調査について(動画)
(02:41)福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋オペレーティングフロアにおける残置物の調査について(撮影方向表示あり)(動画)Kobraに搭載したカメラで取得したもの。
00:02 正面の床の上に置いてある緑色のものは、ロボットを制御する無線の中継局。その向こうに見えるのは、定期検査に使用する機材の置き場を囲むフェンス。
00:05 Kobraとコンビを組むPackBot。
00:10 フェンスに倒れかかっているWarrior。フェンスに倒れているだけで、ケーブルが絡んだりはしていないことを確認した。
00:30 北側の天井。湿気の多い環境が続いてきたために、塗装が剥げている。
01:21 床の上には、剥げた塗装片が散らばっている。
01:34 正面に見えるのは、新燃料にチャンネルボックスを取付ける機械(チャンネル着脱器。緑色の箱は操作盤)。
01:47 正面は東側の壁。手前のフェンスは原子炉ウェルを囲んでいる。フェンスが一部ないのは、2014年にWarriorが撤去したところ。
01:49あたり、フェンスがなくなっているところに、向こうから手前に斜めになっている板(横に筋が入ってる)が見えるけど、これ、2014年にWarriorをブローアウトパネル開口部からオペフロに入れた時の進入路ではないか。2014年1月24日参照。板と床との角度は、資料によれば30度なので、カメラのせいで奥行きが実際よりも近く見えている感じなのかしら。
02:20 画面右側に燃料取扱機、その下に使用済燃料プール。
02:30 手すりに囲まれているのは1階の大物搬入口につながる機器ハッチ。
全体に、大きな損傷や亀裂などは確認されず。
10日の多核種除去設備ALPS(C)での漏えいの件。系統に圧力をかけて確認した結果、弁からのシートパスを確認した。
前処理過程において、供給ポンプ(供給タンクから処理する水を流す)が詰まった際に洗浄するため、硝酸溶液を供給するタンクへつながるラインがある。このラインにある弁にシートパスがあり、そこから漏えいが発生していた。この硝酸タンクは運転中は使用しないため、タンクにつながるねじ込み部を閉止した。
漏えいした水は、多核種除去設備ALPSで処理する前の系統水だったが、セシウム吸着装置ですでにCsとSrを除去してあり、通常の表面線量はバックグラウンド以下のレベル(今回は測定していない)。
図を見ると、シートパスのあった弁は閉止したねじ込み部よりも主系統に近いじゃん。なんでねじ込み部を閉止するとシートパスが止まるんだろ??
2日に熱中症で入院した作業者は、昨日11日に退院した。具合が悪くなったのは休憩時間に入って休憩所に戻る途中で、その際は一人で行動していたが、本来はこの時点でも二人で行動しているべきであり、今後この点について周知徹底する。
サブドレン他水処理施設、10日排水時の海水サンプリング結果。
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF 7.40KB)
地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 78.3KB)
2015年11月12-16日と2018年5月31日-7月5日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 78.4KB)
9日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。
サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(8日採取)と集水タンクNo.4(6日採取)の分析結果。
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が920Bq/L、第三者機関が990Bq/L。明日13日に排水の予定。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。11日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.6KB)
ニコ生
【2018年7月12日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年07月12日 - Twilog
07/12のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)
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