今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況について(日報)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点
サブドレン他水処理施設、10:28-14:26に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は589m3。
その他
地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。5日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.3KB)
No.10のトリチウムは1400Bq/L。No.9はポンプ点検により採取中止。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.46KB)
サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(3日採取)と集水タンクNo.6(1日採取)の分析結果。
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が920Bq/L。明日8日に排水の予定。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。6日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.9KB)
うちの親父どのは製薬会社に勤めていて、松本サリン事件の時に「サリン」という言葉を聞くと科学関係のブ厚い辞典をしばらく眺めていて「あの会社員は無実だ。ちゃんとした設備が無いと作れるものじゃない。報道は嘘だ」と断定しました。後に真相が分かった時には尊敬したなぁ。— Katana Edge (@amiga2500) 2018年7月6日
私明確に覚えているのですが、本当に事件直後は「会社員宅にある材料ではサリンは作れない」という報道があったんです。その後「あの材料でも作れないわけではない」という学者が出てきて、みるみる冤罪というかあんな報道に…— eries.m (@eriesrichard) 2018年7月6日
阪大理学部にいた友達に聞いたことがあります。返答は「人殺せるくらいのサリン作るには中堅製薬会社くらいのプラントが必要。Kさんがやったなら彼の家の地下にショッカーの秘密基地かロート製薬くらいのプラントがないと無理。そんなん理学部の院生に聞いたらわかることやのに」と言ってましたね。— BEのぶ (@bjnobu) 2018年7月7日
当時、信州大の院生(工学系)でしたので化学系の友人たちはみんな同じこと言ってました。— MadDoc(まっどどくた~) (@xmaddoc) 2018年7月6日
それよりも、自分たちの仲間が「やらかした」のかと戦々恐々、大学内部は騒然となりました。
近場で道具も材料もそろってるのは大学くらいでしたし、警察も大学に来ておりましたし…
昨日、オウム真理教の一連の事件の死刑囚数人の刑が執行されたもんだから、関連のツイートが賑わっていた。その中で、松本サリン事件の捜査の初期に誤認逮捕された方の話があった。彼は、自宅の納屋に農薬などを置いていたことから、サリンを合成したことを警察に疑われたのだけれど、化学に詳しい人たちは「きちんとした設備なしに合成は不可能だ」ということが最初から分かっていたんだな。
今も同じようなことは起きているけど、あの時と違うのは、SNSの発達でシロウトの私でも詳しい人のコメントを見聞きできること。おかげで、自分が詳しく知らないことに関しても、メディアの記事を眉唾で読むことができる。警察やマスメディアが自分の都合の良い情報だけを流すことがあるということを、多くの人が知るところとなったという点は、IT技術がもたらした革新なんじゃないかと思う。活版印刷が世界を変えたみたいな。
こんなツイートも。1F事故も、「まだ原因は明らかになってない」みたいなことを言う人はいるし、歴代の新潟県知事(元・泉田、前・米山の両氏)なんかはそれを理由に県独自の調査委員会を設けて結果が出るまではKKの再稼働は認めないとか言ってた。オウム問題で騒ぐ想田監督、森監督に反論する江川紹子氏— 雨雲 (@N74580626) 2018年7月7日
「真相究明と仰るが裁判をずっとウォッチしてきた方はいない。松本智津夫の裁判以外にも様々な裁判が開かれ事実関係はほぼ解明された。『麻原に喋らせよう』などと軽く言うが、共犯者たちが血が迸るような説得を試みても喋らなかった」 pic.twitter.com/GuMjyRd0kF
原因とか真相とかそういうものは一言でまとめられたり簡単に把握できたりするものではない。本当に理解したければ、それなりに調査・勉強する必要がある。そういうことをするのが面倒だったり、能力が不足してたりすれば、判明している部分があっても理解することはできないんだろう。
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