今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況について(日報)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点
4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 9.09KB)(7月26日公開)
16:50にRO膜型淡水化装置RO3スキッド2で配管ジョイント部から水が漏えいしていることを運転員が発見。漏えいした水の広がりは約20cm×約10cm×深さ約1mmで、漏えいは停止しており、漏えい水は堰内にとどまっている。
漏えいした水はRO3-2で処理された系統水。この系統水の過去の分析結果(10日採取)は:
・134Cs:ND(< 1.2Bq/L)
・137Cs: 4.3Bq/L
・90Sr:ND(< 31Bq/L)
漏えい水の回収は完了している。
福島第一原子力発電所RO設備3(ROスキッド2)における漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所RO設備3(ROスキッド2)における漏えいについて(続報)(報道関係各位一斉メール)
サブドレン他水処理施設、10:17-14:28に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は624m3。
その他
2号機オペフロ調査(6月21日参照)、スミア測定とダストサンプリングは終了し、採取した試料の分析をおこなっているところ。
現在、残置物の移動・片付け作業で使用する遠隔操作重機(Brokk 100Dと400D)の習熟訓練を実施中。また、オペフロ調査で問題となった遠隔操作における無線障害(電波干渉。6月25、28日、7月2日参照)について、同様の問題が発生しないように調整中(通信設備を重層的に配置する)で、この調整が終了したら作業に着手する。作業は、オペフロ内に設置したカメラで状況を確認しながら重機単体でおこなう(PackBotはサポートに入らない予定)。
(02:15)福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋オペレーティングフロア調査装置の遠隔操作訓練の様子(動画)
00:00 Brokk 400D。重量物を持ち上げるときは、アウトリガーを展開して安定させる。
00:13 コンテナのフタを開けている所。オペフロにコンテナを持ち込み、撤去する残置物はこれに収納する。
00:26 移動の際はアウトリガーをたたむ。
00:37 小さいガレキをつかむ。
01:03 つかんだガレキをコンテナまで運んで入れる。
01:32 アームの先端に付けるアタッチメント。100D用。右側と左側は物をつかむためのもの。
01:42 400D用のアタッチメント(カッター)。
01:50 遠隔操作設備。左側が400D用、右側が100D用。
02:06 Brokk 100D。
米Brokk社のサイト、Brokk 400Dのページ。Brokk 400Dはディーゼルエンジン駆動の解体作業用遠隔操作重機。ブロックというのは、北欧神話に出てくるトールハンマーを鍛造したドワーフの名前なんだって。遠隔操作重機は以前に建屋内の除染のためにハスクバーナDXR-140とDXR-250が導入されたことがある。2013年12月26日、2014年6月6日参照。
3号機燃料取出し用カバーのクレーンの試運転は11日より再開している。クレーン不具合にともなう工程の見直しについては精査中。
2日の熱中症の件。当該の作業者が休憩に入ったのは07:10、その後、休憩所に戻る途中にルートを誤り、6号機T/Bで倒れているのを別の作業に従事していた作業者によって08:27頃に発見された。当該作業者が属していた作業チームでは、この作業者が休憩所に帰還しないために現場にいた人員が捜索に出たが、発見できなかった。
水処理設備内の処理水分析結果。採取箇所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 10.0KB)
地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。12日採取(14日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.48KB)
地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 77.7KB)
2015年11月12-16日と2018年6月7日-7月12日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 77.3KB)
16日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。
構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。18日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.5KB)
実施計画の変更認可申請(4月18日提出)が昨日18日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:建屋最下階の滞留水の残水箇所の扱い方に関する変更。建屋地下たまり水の水位低下にともない発生している孤立した残水のうち、サンプピット等の残水は建屋外への漏えいの可能性がないので、建屋たまり水の分類から除外する(建屋たまり水が建屋外へ漏えいするのを防ぐために、建屋周辺地下水位は建屋たまり水の水位よりも高く維持しなければならない。したがって、建屋たまり水の水位を低下させる作業をさらに進めるために、孤立した残水のうち建屋の構造的に建屋外への漏えいの可能性がないものについては、建屋たまり水としての扱いから除外する)。これらの残水は抜取りが困難な場所にあり、抜取り方法を今後検討していく。4月19日参照。
ニコ生
【2018年7月19日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年07月19日 - Twilog
07/19のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)
23日追記。毎週木曜日に地下水バイパスの排水をしてるけど、この週は排水がなくて、その後も今日まで排水されていない。運用状況のページを見るとGr3の採水を14日にしているけど、まだ分析結果は公表されていない。
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