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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2018年7月2日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.06KB)(7月26日公開)

2号機R/Bオペフロ調査(6月21、25日参照)を今日より開始した。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋西側壁開口後オペフロ調査の測定結果(速報)について(PDF 50.2KB)
操作系の無線の不具合で25日より延期になっていたが、その後の調査・対策(無線機の交換、使用する周波数帯の変更)で実施可能と判断した。他の作業等で発生する電波との干渉が原因と推定しているが、何の電波と干渉しているかは判明しなかった。
今日の作業時間は05:30-07:30。作業体制は、調査現場が8名×2班、遠隔操作室(免震重要棟)が4名×1班。19カ所の空間線量率を測定して予定通り終了した(21日には20カ所って言ってたのに)。資料に、遠隔操作室での作業と調査中のロボット(Kobra、PackBot)の様子(線量率21.5mSv/hの測定点付近にいるのを撮影)の写真あり。Kobraで測定した線量率が表示されるモニターの表示をPackBotがカメラで取得した(6月21日の動画を参照)ロボットの写真は、開口設置作業で開けた穴から撮影しているとかいう話だったけど、イマイチはっきりせず。6月14日の2号機オペフロ雨水流入の件で、オペフロ内の写真を撮ったカメラと同じカメラで撮ってるのかしら?
調査エリア(オペフロ南西側。資料右図)の空間線量率(床面から高さ1.5m)はおよそ10-60mSv/hで東側ほど高く、ウエルプラグ直近が一番高くて59.0mSv/h。2012年の前回調査(2012年6月13日参照)では、この地点に一番近い測定点で230mSv/hだった。低減の理由としては、放射能の減衰の他に、オペフロに流入する雨水(6月14日参照)による洗い流しもあるかもしれない。
明日は、コリメート付線量計による線量率測定を実施する。調査全体は7月下旬までの予定(6月28日参照)
2号機R/Bオペフロは2012年2月27日と6月13日にQuince2で調査に入っている。2012年2月28日、6月13日参照。その時の測定によれば、ウェルプラグ中央での線量率は880mSv/h。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋5階オペレーティングフロアロボット(クインス2)による調査結果(PDF267KB)(2012年2月28日公開)
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋内調査結果(3階~5階)(平成24年6月13日実施)(PDF 161KB)(2012年6月14日公開)
発災当時、2号機では燃料取扱機の点検をやっていたんだって(2012年6月13日参照)。

3号機原子炉注水設備の信頼性向上対策として炉心スプレー系(CS系)ラインの取替工事(2017年10月26日参照)をおこなうため、6月27日より給水系による単独注水を実施中(7月4日までの予定)。6月27日参照。
なお、給水系による単独注水については、事前に実施した単独注水試験の結果、原子炉の冷却状態に異常がないことを確認している(2017年9月28日参照)

05:49に5号機廃棄物処理建屋プリコートポンプ室で火災警報が発生。06:09に双葉消防本部に連絡。06:34に東電社員が現場で、炎および発煙はないが、現場内に白いモヤが発生しているのを確認し、プリコートポンプ室とその周辺を入域規制。08:40に公設消防の現場確認で「火災ではない」と判断された
モヤを採取・分析したが、塩酸などの化学物質は検出されず。現場の酸素濃度は21%で正常範囲内。調査は継続しているが、入域規制はプリコートポンプ室のみに縮小した。
福島第一原子力発電所 5号機廃棄物建屋より火災警報発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所5号機廃棄物処理建屋における火災警報発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所5号機廃棄物処理建屋における火災警報発生について(続報2)(報道関係各位一斉メール)

08:27頃、6号機タービン建屋地下1階ヒータールームで作業者が倒れているとの連絡が免震重要棟緊急時対策本部に入った。ただちに、入退域管理棟救急医療室にて医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると判断されたため、09:33に救急車を要請。その後、病院に搬送され、医師により熱中症と診断された
当該の作業者は50代男性で、1Fでの経験は2年6カ月。上記の5号機廃棄物処理建屋プリコートポンプ室での火災警報の件で、自衛消防隊として現場の確認等の作業に従事し、その後、交代で休憩所に向かう途上だったと思われる。当日の作業時間は、06:11に事務所を出発、06:19に5号機に到着、06:22に現場着、その後、作業を開始していた。装備は、全面マスク、カバーオール(クールベスト使用)の上に消防服とヘルメットを装着していた。5、6号機の建屋内には空調が入っている。倒れていたのを発見したのは、他の作業に従事する作業者だった。救急医療室では熱中症(重症度2(中等度))と診断されていた。
福島第一原子力発電所における体調不良者の発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所における体調不良者の発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


月初なので、温度計の信頼性評価を規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(2018年7月提出)(プレスリリース)
評価区分の変更なし。

水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第359報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(6月28日採取)と集水タンクNo.1(6月26日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が930Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日3日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。1日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.1KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。6月21-27日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 43.1KB)



ニコ生
【2018年7月2日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年07月02日 - Twilog
07/02のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



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