今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況について(日報)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点
3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系の電動弁・空気作動弁の作動確認、および配管肉厚測定を実施することから、10:27に1次系を停止(明日12日19:00まで停止の予定)。冷却停止時のプール水温は30.3℃。10日参照。
4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(10月18日公開)
サブドレン他水処理施設、10:44-14:01に一時貯水タンクHから排水を実施。排水量は487m3。
その他
増設多核種除去設備(B)でクロスフローフィルターの逆洗をおこなう装置から系統水が漏えい。
福島第一原子力発電所増設多核種除去設備(B)逆洗を行う装置からの系統水の溢水について(177KB)
増設多核種除去設備では、前処理段階におけるクロスフローフィルターの目詰まりを取り除くために、空気圧縮機を使用した逆洗を行う装置を備えており、当該装置には、系統水や空気を圧縮した際に発生する凝縮水を受け入れるポリタンク用のドレンラインを備えている。8日12:02に漏えい検知器が動作し、当該ポリタンクから凝縮水が溢水(堰内に2.5m×0.2m×2cm)したと判断した。その後、9日に同じポリタンク内に再度、水が溜まっていたことから、水のサンプリングを行ったところ、分析結果は以下のとおり。
・134Cs : 2.4×103(Bq/L)
・137Cs : 2.7×104(Bq/L)
・全β : 3.7×105(Bq/L)
再度、逆洗を行う装置の詳細構造を踏まえ確認した結果、その装置のパッキンシール部からの凝縮水ではなく系統水(処理中の水)が漏えいし、ポリタンクに流れ込んだものと推定。よって、8日にポリタンクから漏えいした水も同じ状況であることから、系統水であったと判断。なお、ポリタンクに溜まっていた水については、系統内に戻して処理する運用としており、増設多核種除去設備建屋外への流出はなし。今後、漏えいの原因について調査予定。
増設多核種除去設備(B)における逆洗を行う装置のドレンラインからの系統水の溢水について(報道関係各位一斉メール)
バックパルスポット(クロスフローフィルターを逆洗するために瞬間的にフィルターに圧力をかける装置)については2013年5月17日を参照。
サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(7日採取)と集水タンクNo.2(5日採取)の分析結果。
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日12日に排水の予定。
実施計画の変更認可申請(2017年11月22日提出、24日参照)が規制委に認可された。
認可:サブドレン浄化設備吸着塔構成の変更。
東京電力ホールディングス株式会社 「発見!ふくしま」キャンペーンの実施について~首都圏の皆さまに福島県産品の美味しさと魅力をお伝えします~(プレスリリース)
東京電力ホールディングス株式会社お知らせ(コメント)「発見!ふくしま」キャンペーンの実施について(お知らせ)
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