リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2018年9月14日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(10月18日公開)

16:15頃、発電所構外で建設中の増設雑固体廃棄物焼却炉建屋において、作業者が型枠解体の作業中、パイプがずれ落ち、荷物との間に挟まれて左手の中指および人差し指を負傷。ただちに、入退域管理棟救急医療室の医師の診断を受けたところ、緊急搬送の必要があると診断されたため、17:34に救急車でいわき市立総合磐城共立病院に向け1Fを出発。
発電所構外で建設中の増設雑固体廃棄物焼却炉建屋における協力企業作業員の負傷について(報道関係各位一斉メール)
発電所構外で建設中の増設雑固体廃棄物焼却炉建屋における協力企業作業員の負傷について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(10日採取)と集水タンクNo.5(8日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が960Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日15日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設一時貯水タンクの詳細分析結果。一時貯水タンクGの8月1日採取分。
サブドレン・地下水ドレン浄化水の詳細分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、加重平均サンプル分析結果。7月分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水加重平均サンプル分析結果(PDF)

今日、規制委の第63回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
【資料1-1】建屋滞留水処理及びフランジ型タンク内のSr処理水の処理に関する進捗状況について(PDF)
フランジ型タンク内Sr処理水浄化(6頁)。11月頃完了の見通し。
フランジ型タンク内の水処理と建屋たまり水処理(8頁)。溶接型タンク(400-600m3/日で建設中)は建屋たまり水およびフランジ型タンク内のSr処理水を処理した水を貯留する。2018年度下期は主にフランジ型タンク内Sr処理水を優先して処理。2019年度以降は建屋たまり水を優先的に処理する計画。
建屋たまり水処理の計画(9頁)。ステップ1(2018年度):フランジ型タンク内Sr処理水の処理を優先。ステップ2(2019年度):既設の移送ポンプで建屋たまり水の水位を可能な限り早期に下げる(T.P. -1200mm程度まで)。ステップ3(2020年度以降):床ドレンサンプ等に新たなポンプを設置(2020年度上期)して床面露出まで処理を進め、1-3号機R/B以外の滞留水処理を完了。
建屋の水位低下(14頁)。基本的に約2週間毎に10cm程度の水位低下を計画。
建屋たまり水処理に係る作業(15頁)。たまり水表面上の油分回収、床面露出時のスラッジ等によるダスト対策、ポンプ設置作業の際の作業者被曝低減対策、最下階床面露出のためのポンプ設置。
建屋たまり水の処理ステップ概要(17頁)
山形「Sr処理水より建屋たまり水の方が桁違いに濃度が高いのに、Sr処理水の処理を優先するのは不合理。」
小野「タンクからの漏えいは社会的影響が大きいので、フランジ型タンクをなくすことで漏えいリスクを下げたい。ご理解願いたい。」
山形「理解できない。」
蜂須賀「東電がタンク漏えいをなくそうとしていることは知っているし、ありがたい。」
山形氏は、建屋たまり水が津波の引き波で漏えいすることをリスクとしていたが、東電は、津波による建屋たまり水の漏えいリスクは低いというのが一貫した立場に見える(7月6日の検討会資料でも、建屋たまり水の漏えいリスクについて検討されていて、リスクは低いという結論)。また、建屋たまり水中の放射性物質低減については更田委員からも指摘があり、検討の結果、建屋たまり水を循環浄化する対策を実施することになって、実際にやっている(2016年8月18日参照。処理容量増強のためにSARRYを増設(2016年9月28日参照。現在、試運転中)し、滞留水浄化設備(2018年4月11日参照)で循環浄化をおこなっている)。状況の変化に応じて計画を柔軟に変更せよ、ということなのかもしれないけど、建屋たまり水処理は汚染水処理全体の中で、タンク容量や浄化設備の処理容量などを勘案しながらやっているわけで、今こうだからこうしないのはおかしい、とか急に言うのはどれだけ意味があるんだろう。
【資料1-2】1/2号機山側サブドレンのトリチウム濃度上昇に対する対応状況(PDF)
【資料2】雨水流入抑制対策(タービン建屋雨水排水浄化材設置の進捗状況)(PDF)
【資料3】地震・津波対策の進捗状況(PDF)
建屋開口部閉止の進捗(4頁)。各建屋の状況。
3号機T/B開口部閉止の進捗(13頁)。建屋水位の低下に伴い、工事未完了箇所の空間線量が上昇(3号機T/B内の最下階中間部のスラッジ、機器・配管等の線源が露出したためと考えられる)。遮へい材や遮へいハウス等による追加の被曝低減対策(24-26頁)を実施中で、閉止工事完了予定時期を2018年度上期から2018年度末に見直し(15頁)。
津波による建屋たまり水の増加(16頁)。閉止済み、閉止予定(工事中)、閉止検討箇所、閉止困難箇所、の4段階について、それぞれを実施した場合に建屋への流入量がどうなるかを評価(21頁)。閉止検討箇所の閉止までは効果がある(閉止困難箇所をやってもあまり変わらない)が、その分作業者の被ばく線量が増える。
千島海溝津波に対する防潮堤の設置検討(22頁)。切迫性が高いとされる千島海溝津波(7月6日参照)に対して、T.P. 8.5m盤の浸水を抑制することで、建屋流入によるたまり水増加を防ぐこと、ならびに、重要設備の被害を軽減することを目的として、自主保安として、防潮堤(アウターライズ津波対策として既設の防潮堤を北側に延長する)を設置する工事を検討中。
蜂須賀「防潮堤のように目に見える対策は安心につながる」
【資料4】福島第一原子力発電所3号機燃料取扱設備の不具合について(PDF)
【参考1】福島第一原子力発電所 中期的リスクの低減目標マップを踏まえた検討指示事項に対する工程表(PDF)


本社原子力定例会見開催日(9月18日)のご案内について(報道関係各位一斉メール)


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