リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2018年9月26日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

5号機使用済燃料プールは使用済燃料プール冷却浄化(FPC)系で冷却しているが、FPCの弁の肉厚測定のため、10:02-14:59にFPCの運転を停止し、使用済燃料プールの冷却を停止した。FPC起動後のプール水温は27.1℃(停止時は27.3℃)。

サブドレン他水処理施設、10:00-13:33に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は528m3

H6エリアのフランジ型タンク解体が完了
福島第一原子力発電所 H6エリアフランジタンクの解体完了について(990KB)
2017年9月11日より解体作業をおこなっていたが、今日26日に全24基の解体が完了した。H6エリアの運用開始は2011年12月12日。
資料右下写真、現地組み立て式の溶接型タンクの建設中の様子が写っている。
なお、フランジ型タンクの解体作業は2015年5月27日に開始し、2019年度末には概ね完了する見込み(フランジ型タンク全333基中、今日26日時点で221基の解体が完了)。
H6エリアでは、2014年2月20日の晩にRO濃縮水の大漏えい(溢水)が発生している。漏えい量は全部で約110m3、うち約100m3がタンクエリア堰外に流出した。漏えいの原因は移送配管の弁の不適切な操作。人為的とも思われるような操作がおこなわれた理由はまだ不明のまま。これをきっかけに、弁の開閉の管理を強化するために弁の施錠や監視カメラ・夜間の照明の増設などがおこなわれた。2015年1月23日に報告書が出ている。
汚染水の処理水を貯留するための大型タンクは、当初はフランジ型で建設が進められた。2013年8月にH4エリアのタンクで劣化したフランジ接合部から漏えいが発生したため、フランジ型タンクの信頼性は不十分である判断され、その後の建設は漏えいリスクの少ない溶接型タンクに切り替わった。かつて建設されたフランジ型タンクは順次解体され、溶接型へとリプレースされている。事故直後にタンクが必要になった時の話が2013年12月3日にあるけれど、フランジ型タンクは溶接型に比べて建設時間が短くて済むなどのメリットもあり、急いで準備する必要があった当時は妥当な選択だった、というのが東電の見解だったと思う。


その他


昨夜の多核種除去設備ALPS(C)の漏えいの件。水たまりは、当該設備の前処理設備にあるクロスフローフィルター1Cのドレンラインに生じたピンホールから漏えいしたものであることを確認。漏えいは停止しているが、念のため漏えい箇所にビニール養生を実施。漏えいした水は、拭き取り処置を行い、漏えい警報はクリア。漏えいした水は当該設備の処理過程の系統水で、放射能分析結果は以下のとおり。
134Cs:6.9×101 Bq/L
137Cs:6.7×102 Bq/L
・全β:1.3×105 Bq/L
既設多核種除去設備(C)における水たまりの確認について(続報)(報道関係各位一斉メール)
既設多核種除去設備(C)における水たまりの確認について(続報2)(報道関係各位一斉メール)

魚介類のサプリング結果
福島第一原子力発電所港湾内(PDF)
福島第一原子力発電所20km圏内海域(同所港湾内を除く)(PDF)
福島第一原子力発電所20km圏内海域 2018年度 第1四半期採取分(PDF)
2018年4-6月採取分の90Sr(2014年6月13日参照)とトリチウム(2015年2月25日参照)の分析結果。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。24日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1700Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(22日採取)と集水タンクNo.5(20日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1100Bq/L、第三者機関が1200Bq/L。明日27日に排水の予定。



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