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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年10月25日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機燃料デブリ冷却状況の確認(9月26日参照)のため、9日より原子炉注水量を変更している(8日参照)
今日12:11に実施した変更は以下の通り:
・2号機 炉心スプレー系 2.5m3/h→1.5m3/h
・2号機 給水系     2.0m3/h→1.5m3/h
・3号機 炉心スプレー系 2.5m3/h→1.5m3/h
・3号機 給水系     2.0m3/h→1.5m3/h
今日11:00の1号機注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 3.0m3/h、炉心スプレー系 0.0m3/h

サブドレン他水処理施設、10:23に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、26日の日報より)17:14に排水を停止。排水量は1025m3

10:38頃、3号機T/B2階の格納容器ガス管理システムハウス内で水たまりを確認。水たまりの大きさは1m×2m×深さ1mmで、汚染確認を実施したところバックグラウンドと同等だった。水たまり付近に放射性物質を内包する配管はなく、天井に穴が開いていることから、雨水の流入と判断した。水たまりは拭き取りを実施する。
福島第一原子力発電所 3号機タービン建屋ガス管理システムハウス内における水たまりの発見について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 3号機タービン建屋ガス管理システムハウス内における水たまりの発見について(続報)(報道関係各位一斉メール)

21:35頃、3号機R/B1階北東で漏えい検知器が作動したことを示す警報「3号機原子炉建屋1階北東漏洩B」が発生。念のため、2-4号機からのたまり水移送を停止。22:35に現場で配管からの漏えいがないことを確認。漏えい検知器の作動は雨水によるものと判断した。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋における漏えい検知器の作動について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋における漏えい検知器の作動について(続報)(報道関係各位一斉メール)

22:18、プロセス主建屋近傍の淡水化処理設備 循環設備 B系配管トラフで漏えい検知器が作動したことを示す警報「淡水化処理設備 循環設備B系トラフ内液位(9)高」が発生。当該設備については、現在、停止中であり、確認作業に時間を要することから、天候が回復後、現場を確認する。
福島第一原子力発電所 プロセス主建屋近傍における漏えい検知器の作動について(報道関係各位一斉メール)

25日は、台風21号の影響で浜通りでも大雨が降った。


その他


昨日24日08:45頃、増設多核種除去設備で使用する塩酸(濃度10%)をタンクローリーから塩酸貯槽へ移送する作業を開始したところ、約100Lの漏えいが発生
福島第一原子力発電所 増設多核種除去設備用塩酸の漏えいについて(685KB)(PDF)
増設多核種除去設備建屋の壁面(屋外)にある注入口に接続したタンクローリーのホースが外れたのが漏えいの原因で、速やかにタンクローリーからの移送を中止して漏えいは停止した。
漏えいはアスファルト舗装上(壁際は未舗装)で発生し、吸着マットによる回収、ソーダ灰(炭酸の粉)による中和処置をおこなうとともに漏えい箇所の土壌の回収を実施済み。なお、近くにあったA排水路につながる排水溝に若干量流れ込んだ跡を確認したため、付近の下流にある溜め枡とA排水路排水口にてpH測定をしたところ、中性であることを確認しており、環境に影響を与えるものではないと考える。
本件については、16:00頃、福島県相双振興局より、水質汚濁防止法上の事故報告対象にあたると判断されたことから、原因と対策を講じたうえで速やかに当該振興局へ届出をおこなう予定。

1/2号機排気筒解体作業4ブロック目の解体手順
福島第一原子力発電所 1/2号機排気筒解体工事における4ブロック目解体手順について(208KB)(PDF)
22日に3ブロック目の解体が完了。その後、作業の振り返り、および、4ブロック目で初めて使う鉄塔解体装置の手順確認を実施中。4ブロック目の解体は27日より開始の予定(完了は11月初旬の見込み)。
4ブロック目の解体手順は以下の通り。
・step1(2頁):筒身解体装置で付属品(背かご・ハシゴ・電線管・ガイドクライム)および筒身50%までの切断。
・step2(3頁):鉄塔解体装置(斜材切断装置)で鉄塔斜材8カ所を切断。
・step3(4頁):鉄塔解体装置(主柱切断装置)へ換装後、主柱4本と筒身の残り50%を切断し、除却片を吊り降ろし。
鉄塔解体装置の使用は今回が初めてで難しい作業となることが予想されるが、これまで得られた知見を活かしながら安全を最優先で慎重に作業を進めていく。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(21日採取)と集水タンクNo.6(19日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が600Bq/L、第三者機関が660Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.2Bq/L)、第三者機関が0.47Bq/L。明日26日に排水の予定。


IRIDのサイトより:
福島第一原子力発電所1号機原子炉格納容器内部詳細調査用潜水機能付ボート型アクセス・調査装置について[開発担当:日立GEニュークリア・エナジー株式会社](2019年)
X-2ペネから投入予定の6種類の潜水機能付ボート(ROV-A、A2、B、C、D、E)について。2018年7月26日参照。

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