リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年10月28日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機燃料デブリ冷却状況の確認(9月26日参照)のため、9日より原子炉注水量を変更している(8日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 3.0m3/h、炉心スプレー系 0.0m3/h
・2号機 給水系 1.4m3/h、炉心スプレー系 1.4m3/h
・3号機 給水系 1.5m3/h、炉心スプレー系 1.4m3/h

サブドレン他水処理施設、10:26に一時貯水タンクKから排水を開始
(以下、29日の日報より)17:12に排水を停止。排水量は1009m3

19:20に1号機廃棄物処理建屋北西エリアでサブドレン運転制限値の逸脱が発生
1号機周辺のサブドレンピットNo.204で1号機廃棄物処理建屋北西エリアとの水位差が205mmであり、計器誤差を考慮して設定した水位差400mmを下回っているのを確認した。このため、19:23に運転上の制限「1号機廃棄物処理建屋の滞留水水位が近傍のサプドレン水の水位を超えないこと」を満足できないと判断
・サブドレンピットNo.204水位:699mm(19:20)
・1号機廃棄物処理建屋北西エリアたまり水水位:494mm(19:20)
19:25に1-4号機建屋周辺のサブドレンくみ上げを全台停止。準備出来次第、No.204および近傍のサブドレンでサンプリングを実施する。プラントパラメータ、モニタリングポスト、排水路モニターなどには異常ない。
25日に発生した大雨の影響を勘案して建屋たまり水の状況を確認していたところ、当該エリアのたまり水水位が25日21:30頃より上昇していること、同日午後22:24時点で当該エリアの水位168mmに対してNo.204サブドレン水位が568mmであり、計器誤差を考慮して設定した水位差400mmを下回っていることを確認した。当該エリアのたまり水水位が上昇した理由については、25日に発生した大雨の影響により雨水が建屋内に流入した可能性があると考えているが、詳細については今後調査する。
福島第一原子力発電所 1号機廃棄物処理建屋北西エリアにおけるサブドレン運転制限値の逸脱について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 1号機廃棄物処理建屋北西エリアにおけるサブドレン運転制限値の逸脱について(続報)(報道関係各位一斉メール)
サブドレン水位(建屋周辺の地下水位を反映する)が建屋たまり水水位に対して十分に高くないと、建屋たまり水が建屋の外に漏えいする可能性がある。このため、サブドレン水位が建屋たまり水水位よりも高い状態を維持するように、サブドレンくみ上げを管理している。


その他


1/2号機排気筒解体作業、4ブロック目解体の状況25日参照。
福島第一原子力発電所 1/2号機排気筒解体作業の4ブロック目解体状況について(462KB)(PDF)
27日より作業を開始、予定通り筒身切断の50%まで完了している(1頁。ミシン切り(10月7日参照)を実施中)。
作業中の不具合として、筒身解体装置に付いている6軸アーム先端のカメラで動作不良(映像受信不可)、および、電線管切断時に使用するクランプが装置から外れて落下する事象が発生。
6軸アームで把持しているクランプの落下
昨日27日15:31頃、筒身解体装置に付いている6軸アーム先端でつかんでいたクランプが地面に落下した。落下場所(排気筒真下)には立ち入り禁止エリアを設定しており、安全上の問題はない。
当該のクランプは、電線管を解体する際に、切断した電線管が排気筒から脱落して落下するのを防ぐためのもので、電線管に取り付けるものと電線管近くの背カゴに取り付けるものを組みにしてワイヤーでつないである(切断した電線管をワイヤーで背かごと接続する。4頁)。電線管側のクランプと背かご側のクランプの重量は合わせて5.8kg(2頁)。クランプは6軸アーム先端の油圧ハンドでつかんで使用する。油圧ハンドを水平にした状態で把持していたのを下に向けたところ、クランプが落下した。クランプと油圧ハンドとの間には落下防止線(3頁)を取り付ける決まりだったが、今回の作業ではこれを失念していた。落下の原因は、落下防止線を取り付けていなかったことのほかに、油圧ハンドにクランプを把持させる際の確認を水平にした状態のみでおこない、下向きにした状態でおこなっていなかったことと推定。今後の対策として、6軸アームの「力」「角度」「差し込み量」について十分だったかどうかについて検討する、落下防止線取り付けについて現場での相互確認の他に最終的にエイブル本部が報告を受けてから作業を開始する。
落下したクランプのうち、電線管側は回収したが、背かご側はまだ発見していない(現場は1/2号機排気筒の足元で線量が高いため、捜索・回収については検討していく)。
これまでの解体作業でも、電線管の切断にこのクランプを使用していたが、不具合は起きていなかった。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 424 報)(PDF)
添付資料ー2(来週の予想)、右上表「水種別の貯蔵量」で、「処理水(再利用)」という項目を新設(Sr処理水等を貯蔵していた溶接タンクをALPS処理水貯蔵用に再利用する分について、分けて計上する。これらのタンクの容量と貯蔵されている処理水の貯蔵量)。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクAとB(いずれも24日採取)、および、集水タンクNo.3とNo.4(いずれも22日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。一時貯水タンクAのトリチウム濃度は東電が880Bq/L、第三者機関が950Bq/L。全β濃度は東電がND(<1.8Bq/L)、第三者機関が0.55Bq/L。一時貯水タンクBのトリチウム濃度は東電が930Bq/L、第三者機関が910Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.1Bq/L)、第三者機関が0.43Bq/L。明日29日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。17-23日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)
台風19号の影響で増えた移送量は、この週はかなり減ってきている。



動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年10月28日 - Twilog
10/28のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



0 件のコメント:

コメントを投稿