リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年10月3日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機で新設したRPVライン(二重化)を用いた窒素封入設備の通気試験を1日より実施中。9月30日参照。1-3号機窒素封入設備他取替工事(1月31日参照)の一環。

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(11月6日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(11月6日公開)

地下水バイパス、10:04に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、5日の日報より)16:35に排水を停止。排水量は1822m3

サブドレン他水処理施設、11:10-14:56に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は562m3


その他


3号機T/B地下たまり水移送装置設置に向けた干渉物撤去作業の進捗(9月30日参照)。1日に作業を開始、今日3日までに、予定しているケーブル類の切断7カ所のうち5カ所を完了。明日4日に残り2カ所を実施予定。今のところ、トラブルはない。
作業における柔構造アームの様子。
福島第一原子力発電所3号機タービン建屋滞留水移送装置設置に向けた干渉物撤去作業の様子(4:01)(動画)
ケーブル類の切断(モックアップと現場での実績)および撤去するポンプの玉掛け(モックアップのみ)の様子。
中央の大きいアームでサンプポンプをつかんで、吊降ろしたアーム全体を固定する。左右の小さいアームの先端に付けた治具でケーブル類を切断する。
このロボットは、日立GEと中外テクノスの共同開発。
「柔構造アーム」というのは、IRID(担当:日立GEニュークリア・エナジー)が廃炉に向けて研究開発してきたものらしい(IRIDのサイトに記事がある)。日本ロボット学会誌(Vol. 36 No.6, pp.408-411, 2018)(PDF)に日立GEの人の記事が載っていて、これを読むと、従来の遠隔操作ロボットとの違いについて:
一般的な遠隔操作ロボットはモーターまたは油圧を使うことで高精度の位置決めを可能とする反面、制御系の電子部品やセンサー類が必要で耐放射線性に劣る、衝撃に弱く周囲との衝突を避けるために事前の調査や高精度の環境認識(=センサー類が必要)・高い操作技量が必要、という弱点を持つ。柔構造アームでは、水圧シリンダーとバネを使いモーターを使わない、耐放射線性に劣るセンサー類を使わない、柔構造とすることで周囲に衝突しても自身も周囲も破損しない、というコンセプトで上記の弱点を発想の転換で解消するもの。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1) (77.7KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年8月22日-9月26日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2) (77.7KB)(PDF)
30日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(9月29日採取)と集水タンクNo.1(9月27日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.1Bq/L)、第三者機関が0.46Bq/L。明日4日に排水の予定。

放射線データの概要 9月分(9月1日~9月30日)(PDF)
1号機:オペフロガレキ撤去作業(2018年1月22日より)、2号機:オペフロ残置物移動・片付け作業(3回目、2019年9月10日より)、1/2号機排気筒解体作業(2019年8月1日より)を実施中。敷地内ダストモニターに有意な変動なし。



動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年10月03日 - Twilog
10/03のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



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