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2019年11月21日(木)

今日のお仕事



福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス、12:45-14:50に一時貯留タンクGr1から排水を実施。排水量は544m3

サブドレン他水処理施設、11:22に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、22日の日報より)15:27に排水を停止。排水量は606m3


その他



1/2号機排気筒解体作業、15日に鉄塔解体装置から挿入ガイドが落下した件。
福島第一原子力発電所 1/2号機排気筒解体作業における挿入ガイドの落下について(1.68MB)(PDF)
当日の状況(3頁):鉄塔解体装置を排気筒の上まで吊り上げたが、一時的な強風により装置が回転したためいったん待機。その後、風が弱まったタイミングで作業を再開したが、装置の設置作業中に再び風が強まって装置が回転、姿勢制御ファン(吊り下げケーブルの上部に取付けてあり、ファンで装置の回転を抑制する)で回転を止められなかったため、挿入ガイドを筒身に当てて回転を止めようとしたところ、挿入ガイドが筒身に強く当たって変形・破損し落下した。落下時のクレーン風速計では平均風速が5-6m/s(作業基準:平均10m/sで作業中止)。
挿入ガイドは解体装置に4カ所取付けてあり、バー部とボール部から成る(1、3頁)。装置からのびる金属シャフトに樹脂製のバーを差し込み、バーの先端にボールを差し込んで、ボールの下部を解体装置に取り付けたワイヤーロープで吊っている(3頁右上図)。挿入ガイドが変形した際に、このワイヤーロープがバー部の内側で金属シャフトの端部と擦れ合って損傷・破断したために、挿入ガイド全体が落下した(4頁)。今回落下したのは4カ所のうちの1カ所だが、残りの3カ所でも金属シャフトと同じ高さでワイヤーロープに傷みが見られている。落下した挿入ガイドはバー部とボール部に分離し、バー部は排気筒グレーチング上に、ボール部は筒身内に落下した(1頁)。この落下による作業者や設備への影響はない。
ボール部には落下防止ワイヤーを取付けてあるが、解体装置の回転を止めようとした際に、筒身の切断面(ギザギザしている)に押し当てられた状態で装置が回転しながら擦れたために、挿入ガイド内部のワイヤーロープよりも先に破断していた(5頁)。
落下の原因:モックアップでの実証試験において、挿入ガイドを筒身と接触させるのが風による解体装置の揺れ・回転の制止に有効であった(実証試験の際の最大風速は8m/s)ことから、今回のトラブル時も同様の運用をおこなっていた。今回は挿入ガイドに過大な変形が発生して損傷に至った。
対策:管理的対策として、挿入ガイドを本来の用途以外に使用しないことを手順に明記する、装置の吊上げ設置時に風による装置の揺れや回転が制御出来ない場合は装置を安全な位置まで退避させる。物的対策として、挿入ガイドを固定するワイヤーが切れ難い構造とする(金属シャフト端部をクッション材で保護する。7頁)、落下防止ワイヤーを二重化する。また、挿入ガイドを振れ止めとして使用する為の改良についても、今後検討する。

1号機ウェルプラグ調査スミア採取データ(α線放出核種)の記載箇所の一部訂正
福島第一原子力発電所 1号機ウェルプラグ調査スミア採取データ(α線放出核種)の記載箇所の一部訂正について(212KB)(PDF)
9月26日のロードマップ会見で公開した「1号機原子炉建屋ガレキ撤去関連調査結果及び北側屋根鉄骨の切断開始について」資料内の「ウェルプラグ調査結果(スミア採取)」データのうち、α線放出核種の記載箇所(「上段プラグ下面」と「中段プラグ上面」)が入れ違っていた。公表資料作成の元になった測定記録用紙の様式と公表資料の様式の対応がわかりにくかったために、ミスが発生した(2頁)。
調査の元請企業から最終報告書を受け取り、公表資料を確認している際に発見した。当該の資料については訂正版をホームページに掲載した。
再発防止対策として、測定記録用紙は紛らわしい様式を使用しない、所内に周知・注意喚起する。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1) (78.7KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年10月10日-11月14日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2) (78.7KB)(PDF)
18日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(17日採取)と集水タンクNo.5(15日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が710Bq/L、第三者機関が770Bq/L。明日22日に排水の予定。



動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年11月21日 - Twilog
11/21のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



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