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2011年12月26日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF19.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前6時時点 午後0時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について[2011年12月26日 18:00現在](PDF)

1号機格納容器への窒素ガス封入量を13m3/hから8m3/hへ調整。格納容器ガス管理システムからの排気量を28m3/hから23m3/hへ調整。

2号機使用済燃料プールへヒドラジンを注入。
2号機T/B地下たまり水移送、10:10に再開。プロセス主建屋と雑固体廃棄物減容処理建屋の両方へ。

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系循環ポンプの吸込み圧が低下傾向なので、ポンプ入口のストレーナのフラッシングを実施。このため、プールの冷却が14:00-16:32の間停止。プール水温は13℃でほとんど変化なし。
3号機T/B地下たまり水移送、09:50に停止。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月11日頃まで停止予定。
水処理装置、SARRY、明日27日まで停止予定。明日運転再開の予定。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、全台停止中。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。(以下27日午前の会見より)4日の漏えいの件で、保安院の指示に従い、3A3B3C内の汚染水の抜き取りを行っていたが、今日終了。



その他

3号機非常用ガス処理系(SGTS)の線量測定結果(弁の開閉状態は22日に確認済み)。
福島第一原子力発電所3号機非常用ガス処理系線量測定および弁状態確認結果(PDF18.2KB)
A系はフィルタ(図中央のしましまのところ)の入口(左側)の方が線量率が出口より高いので、R/Bの雰囲気中の放射能をとらえている。B系は逆に出口のほうが高いことから、ベント時にグラビティダンパが開いて逆流が起きたと考えている。ただし、4号機(A系6.7mSv/h、B系5.5mSv/h)と比べると3.1mSv/hと低いので逆流した量は小さい。
参考)福島第一原子力発電所4号機 非常用ガス処理系線量測定結果(31.2KB)(8月27日公開)

2F1号機で明日あさって、格納容器の所員用エアロックを開けて、内部の目視点検、酸素・水素濃度測定、線量調査を実施する。

今日開催の政府・東電中長期対策会議の運営会議第1回会合での資料について説明。
2号機格納容器内部調査資料5頁から)。X53ペネ(貫通口)に穴を開けて工業用内視鏡を2mほど入れ、格納容器内部を直接目視し、中の水面を確認する。また、熱電対で内部の雰囲気温度を測定する。ペデスタルまでは見えない。予定では1月13日に現場での作業を開始、19日に実施。5号機でモックアップ試験済み。
滞留水処理対策の検討状況は以下の3点。
サブドレンピットの浄化試験資料18頁)。サブドレンに浄化装置を沈めてたまっている水を浄化し、滞留水のレベルまでくみ上げる。その後にたまってきた水を分析して、地下水の汚染状況を調査する。(以下1月4日夕方の会見)サブドレンピット129ヵ所のうち、仮設ポンプが復旧しているのは1月4日までに6ヵ所。本設はまだない。
多核種除去設備の基礎試験資料22頁)。セシウム以外の核種を除去する装置の研究・開発を進めている。現在は試験機に汚染水を通して性能評価中。
タンクの増設資料24頁)。処理水を貯めるタンクは現状だと3月末には一杯になるので、タンクの増設を4万m3分計画。適地(地盤が適切な強度である、埋設物がない、電線等がなくクレーン操作が可能)を検討中。

政府の原子力災害対策本部で2Fの原子力緊急事態宣言が解除された。
第23回原子力災害対策本部
これに対する東電のコメント
(コメント)福島第二原子力発電所に係る原子力緊急事態解除宣言を受けて

政府事故調査・検証委員会から中間報告が出た。
中間報告


2Fで空調関係の作業者がノロウィルスに感染しているのを確認。22日より体調不良で休務、26日病院で検査。
1Fで作業者2名がインフルエンザに感染と診断された。



ニコ生
【12/26・11:00開始​】東京電力 記者会見
【12/26・18:00開始​】東京電力 記者会見

Togetter
2011/12/26・11:00開始・東京電力、同開始・保安院、「原発」に関する会見、他関連

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