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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年4月14日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 138KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、11日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、10日より停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、3月12日より継続中。

4号機からの燃料取出し作業、今日までに29回のキャスク移動を実施。共用プールへ移送した燃料は638/1533体(使用済燃料が616/1331体、新燃料が22/202体)。
4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.4KB)(4月23日公開)
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

19:37に5号機残留熱除去系ポンプ(D)で「補機振動監視盤異常(一括警報)」「RHR Dモータ上部振動大」の警報が発報し、19:47に当該ポンプを停止。20:04に残留熱除去系ポンプ(B)に切り替えて残留熱除去系の運転を再開。運転再開時の炉水温度は32.4°Cで変化は無く、5号機残留熱除去系ポンプ(D)の停止状態に異常は無い。

6号機T/B地下たまり水移送、10日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月14日より停止中。
水処理装置、SARRY、3月14日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を実施中。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。
B系:2013年6月13日に開始。
C系:2013年9月27日に開始。
3月18日のB系出口水放射能濃度上昇でA-C系すべて18日に停止。A、C系は25日に運転再開していたが、系統水の白濁が確認されたA系は27日に循環待機運転へ移行している。

昨日13日21:20頃、集中廃棄物処理施設の焼却工作建屋の地下にたまり水を確認
福島第一原子力発電所集中廃棄物処理施設 焼却工作建屋への滞留水の誤った移送について(PDF 33.7KB)
通常使用していない移送ラインのポンプの運転により、プロセス主建屋のたまり水があやまって焼却工作建屋へ移送されたもの。
集中廃棄物処理施設の4つの建屋(プロセス主建屋、高温焼却炉建屋、サイトバンカ建屋、焼却工作建屋)の地下階は、発災後、1-4号機のR/BおよびT/B地下たまり水(いわゆる高濃度汚染水)を処理する際の貯留場所として、止水処理や移送ラインの設置を行っている。実際にたまり水処理のために使っているのはプロセス主建屋と高温焼却炉建屋で、T/Bからのたまり水を日常的に移送して貯留している。焼却工作建屋は非常時にたまり水を受入れるバックアップとして待機状態にあり、今まで使用した事はなかった(移送設備は2011年6月に設置)。なお、ここの1階にはキュリオンセシウム吸着装置の設備が設置されている。
サイトバンカ建屋にもたまり水を移送した事はないが、2011年8月1日に放射能の高いたまり水が発見され、プロセス主建屋からの漏えいおよび地下水の流入によりたまり水のある状態が続いているのだったと思う。古い話なので、間違ってるかも。
10日にサイトバンカ建屋からプロセス主建屋へのたまり水移送(これは通常業務)を実施した後、翌11日にサイトバンカ建屋の水位上昇とプロセス主建屋の水位低下(前日の水移送と矛盾する水位変動)を確認し異常を認識。12日に現場調査を開始。13日に通常は使用していない移送ポンプ4台が運転しているのを確認、17:02-17:22にこれらを停止。21:20頃、焼却工作建屋地下1階でたまり水を発見した。動いていたポンプは、プロセス主建屋→サイトバンカ建屋(1台)、プロセス主建屋→焼却工作建屋(1台)、焼却工作建屋→プロセス主建屋(2台)の移送ラインのもの(PDF資料2頁)で、これらが動いていた経緯はまだ分からない。焼却工作建屋は焼却設備建屋と工作機器設備建屋がつながっており、たまり水の深さはそれぞれ18cmと5cm。たまり水の総量は、広がりと深さから約203m3と推定。移送ポンプ停止後、たまり水水位を監視し、今日14日昼まで変化のない事を確認。移送ラインのチェックをおこなった後、今日14日13:01よりプロセス主建屋への移送を開始。移送ポンプ(水中ポンプ)の吸込み位置の関係で17:08に移送を停止(水位が下がったのでポンプで吸えなくなった)。この移送により、焼却設備建屋のたまり水水位は4mm下がって17.6cm、工作機器設備建屋の水位は変化なし。明日以降、移送方法を見直して準備でき次第移送を再開する。
焼却工作建屋は図面上、建屋外への貫通個所がない事、周辺のサブドレン水の分析結果に有意な変動が見られない事、サブドレン水位が今回のたまり水水位に対して十分に高い事、たまり水水位に変動が見られない事、以上より、外部へのたまり水漏えいはないと判断している。
対策として、使用予定のない移送ポンプのon/offをする分電盤の施錠管理、焼却工作建屋の水位測定と周辺サブドレンの監視強化(サンプリングを4時間ごとに実施)。
福島第一原子力発電所 集中廃棄物処理施設焼却工作建屋への意図しない滞留水の移送について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 集中廃棄物処理施設焼却工作建屋への意図しない滞留水の移送について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 集中廃棄物処理施設焼却工作建屋への滞留水の誤った移送について(続報2)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 集中廃棄物処理施設焼却工作建屋への滞留水の誤った移送について(続報3)(報道関係各位一斉メール)
14日の会見の時点で、本店のほうでまだ時系列の詳細などが把握されてなくて事態がよく分からない。集中廃棄物処理施設の各建屋(焼却工作建屋を除く)水位は「滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)」という毎日の資料に09:00時点の測定値が載っているが、それによると9日にすでにプロセス主建屋の大きな水位低下がある。プロセス主建屋はキュリオンセシウム吸着装置で処理する汚染水の水源なので、SARRY(こっちは高温焼却炉建屋が水源)だけが動いている時はここの水位は低下しないんじゃないかと思う。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約10,325m3
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 473KB)

地下水バイパスは9日より地下水くみ上げを実施しているが、今日14日16:00までに600m3をくみ上げた。明日、詳細分析のためのサンプリングを行う。

09:25頃、1、2号機取水口の止水対策工事で、水素ボンベ建屋の解体作業中に重機の油圧ホースより油が噴き出していることを作業者が発見。油の漏えいは現在止まっている。漏えいした油は吸着マットで処理を行っており、海への流出はない。09:39に双葉消防本部へ連絡。護岸エリアの地盤改良工事の事?
その後の調査で、油圧ホースの劣化が漏えいの原因と推定。重機使用前に油圧ホースの油じみ等の点検を実施し異常がないことを確認していたが、当該ホースはガレキ等により損傷しないようゴムで被覆保護されていたため、ホース本体の亀裂等の確認ができない状況だった。対策については、検討中。なお、富岡消防署による現場確認の結果、11:30に「危険物の漏えい」と判断された。

その他


昨日13日のH5タンクエリア脇のプラスチックタンクからの漏えいの件。
福島第一原子力発電所 H5タンクエリア脇プラスチックタンクからの水漏れについて(PDF 1.69MB)
このプラスチックタンクは、2013年末頃に、当該タンクエリアの堰内塗装工事に先立ち、堰内の洗浄をした際に発生した水(雨水および床面上の泥を含む)を貯留していたもの。その後、引き続き堰内洗浄などで使用する可能性があったので、そのまま置いてあった。写真(PDF資料2頁左下)を見ると、漏えいした傷口は強い力がかかって破断したようにも見える。オレンジ色の配管の上にタンクが乗っており(資料左上)、強い力で押された可能性がある。当日08:00頃に、近くの作業場の重機がこのタンクのある場所を通過しており、これとの関係も含めて漏えいの原因を調査中。
漏えい水がしみ込んだ付近の土壌は回収を実施済み(回収量は約8m3)。

凍土遮水壁設置工事に関連して下部透水層下水調査を実施する。
凍土遮水壁設置における下部透水層地下水調査について(PDF 587KB)
凍土遮水壁工事では、凍結管を挿入するための削孔を下部透水層よりも深いところまで掘る。下部透水層の地下水位より上部透水層の地下水位が高いと、この削孔により上部透水層の汚染された地下水が下部透水層に広がってしまうおそれがある。これを防ぐために、汚染が下部透水層に流出する可能性がある場合には、スタンドパイプを設置(PDF資料1頁、ボーリング孔の内側をサポートする管)して汚染拡散を防止する。このスタンドパイプの設計(長さ、設置範囲)を確定するため、凍土遮水壁を設置する場所で1-4号機建屋まわりの地下水調査(水質と地下水位)をおこなう。予定しているのは3ヵ所(Fz-4、Fz-5、Fz-8、位置は資料2頁)。3号機海側は既に下部透水層の水質調査(2013年10月4日参照)で設置した観測孔のデータを利用するので、今回は対象外。
2013年8月23日に廃炉対策推進会議 汚染水処理対策委員会第5回会合で地下水の浸透流解析モデルの修正の報告があった時の資料(11頁以降)に、構内の地下水位の資料がある。これによると、4m盤と10m盤では、下部透水層の被圧地下水は上部透水層の不圧地下水より地下水位が高い(したがって、上部透水層の地下水が下部透水層に流出するおそれはない)、というこことになっている。


ニコ生
【4月14日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.4.14(月)17時30分 ~


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