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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年4月24日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 155KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機R/B1階南西エリアで高圧水除染装置の実証試験を開始(22日参照)
1号機T/B地下たまり水移送、昨日23日より継続していたが09:26に停止。

2号機T/B地下たまり水移送、18日より継続中。

3号機使用済燃料プール代替冷却系、昨日23日07:05より停止中(22、23日参照)。使用済燃料プール内大型ガレキ撤去作業にともなうもの。
3号機T/B地下たまり水移送、21日より継続していたが09:54に停止。移送先を雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)へ切替えて10:34に再開。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、昨日23日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日より運転してたが、下記のようにSARRYを起動するため08:32に停止。
水処理装置、SARRY、高温焼却炉建屋の止水対策の効果確認のため21日より停止していたが、確認が終了したので10:08に起動、10:35に定常流量に到達。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、4月23日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、3月18日より停止中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、3月25日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。B系出口水放射能濃度上昇でA、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で系統水の白濁が確認され循環待機運転へ移行、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。

焼却工作建屋へのたまり水誤移送の件(14日参照)
焼却工作建屋東側サブドレン水の追加サンプリング結果(PDF 39.2KB)
今日より、サンプリングはサブドレンNo.125からNo.120へ変更(23日参照)
各建屋のたまり水深さは、06:00で焼却建屋が18.1cm、工作建屋が5.0cm。焼却建屋の水深が徐々に増えている(14日にプロセス主建屋への移送を中断した時点から0.5cm増)が、地下水が流入しているのかもしれない。測定誤差の可能性も含めて監視を継続する。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約10,785m3
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 174KB)

地下水バイパス、10:28より揚水井No.12からの地下水くみ上げを再開した。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 122KB)
22日の定例のサンプリングでのNo.12のトリチウムは1,200Bq/Lだった。昨日23日の一時貯留タンクのトリチウム濃度評価と合わせて、一時貯留タンクで運用目標を超えない事が確認できたので、再開した。No.1-11は18日よりくみ上げを再開している。くみ上げは当面、日中のみ実施。
地下水バイパスの運用開始においては、漁業関係者に汚染水対策の趣旨を理解いただき、苦渋の決断を下していただいたものと考えており、その信頼と期待に背く事がないよう気を引き締めて運用に努めていきたい。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス揚水井No.12のくみ上げ再開について(報道関係各位一斉メール)

11:13頃、一般焼却炉建屋で男性作業者が作業中に指を挟み負傷。入退域管理棟救急医療室で医師の診察を受けたところ、「右手小指末節骨開放骨折」の疑いと診断。緊急搬送の必要があり、11:29に救急車を要請。11:54に入退域管理棟救急医療室を急患移送車で出発し、富岡消防署(救急車待機場所)に向かった。その後、福島労災病院に向かう予定。

10日に発見された、5・6号機所内変圧器6B下部にある電線用ピット内の油だまりについて。当該ピット内に溜まっていた油(約200L)を回収して清掃する作業を昨日23日より実施し、今日24日に完了した。また、油流入のあった当該ピット電線管貫通口にシール処理を実施し、ピット内への漏えい防止処置を実施。今後、原因について調査を行う。


その他


今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第5回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(1.95MB)
【資料2】廃炉・汚染水対策福島評議会(第2回)の開催(122KB)
【資料3】中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(4.77MB)
【資料4】個別の計画毎の進捗状況(26.2MB)
2号機圧力容器底部温度計交換(3頁)。4月10、17、18日に温度計の引き抜きを実施したが引き抜けず、作業を中断。仮ハウジングで閉止しリークのないことを確認。サビ除去剤の注入や加振装置による固着解消等を検討中。
凍土遮水壁実証実験経過(9頁)。土中温度分布、揚水試験結果。
多核種除去設備ALPS A系で高Ca濃度を確認し停止(25頁)。22日の件。
地下水バイパス(42頁)。全体平面図(48頁、揚水井、一時貯留タンク、配管ルート、観測井)。一時貯留タンクは、水位高が約1000m3(水位高高が約1010m3)、水位停が約160m3(水位低低が約150m3)のインターロック(ポンプ停止)があるので、実際の運用では、約840m3を出し入れすることになる(60頁)。
土壌中Sr捕集の適用性検討状況(61頁)。蒸留水および模擬地下水を使って室内実験を実施。その結果、捕集剤として天然アパタイト(蒸製骨粉)と天然ゼオライト(クリノプチロライト二ッ井産)を採用。蒸製骨粉(豚骨)のSr除却率(Srが捕集剤に捕集される割合)が75%、残存率(一旦捕集されたSrが再び離脱せずに残存する割合)が71%で、最終的には約50%のSrを捕集できることになる。ゼオライトは、一旦吸着したSrがまた離れてしまうが、下流へ流れるスピードを遅くする効果を期待して用いる。捕集剤と砕石を混合した改良材を地面に掘った孔に入れて使うことになる。この際の施行性について現地試験を実施。改良材の撹拌は重機でおこなえることを確認。撹拌した改良材を直径1.5m、深さ約20mの孔に投入し、その一部を回収して捕集剤の割合を見たところ、投入前の比率の半分程度のケースがあった。したがって、必要量の約2倍の捕集剤を配合することで設置時の設計値を得られる見込み。
2号機海水配管トレンチ凍結止水工事進捗(65頁)
H4・H6タンクエリア漏えいの影響のモニタリング(70頁)。地下水バイパス調査孔・揚水井、排水路、追加ボーリング地下水のグラフ。観測孔E-1の全βとトリチウムと地下水位、H4エリアウェルポイントの揚水量、降水量。
H5タンクエリア脇プラスチックタンクからの漏えい(93頁)。13日の件。
H5タンクエリア脇のプラスチックタンクからの 漏えい、および今後の対策について(93頁)。タンク損傷の原因と推定されたバックホー運行関係を含む時系列、関係者証言、再現試験の詳細など。
1-4号機サブドレン集水設備設置工事計画の一部見直し(120頁)。既設ピット30ヵ所を復旧する予定だったが、確認できていなかったピットの調査の結果、3ヵ所を復旧不能と判断し2ヵ所を新設することにする。これにより、新設ピットの数は13から15に変更(番号がN12以降変更になる。123頁)。また、移送配管ルートについて、他工事との干渉を避けるために一部見直し。調査した既設ピットの状況について写真あり(127頁以降)。
敷地内の線量低減(敷地内除染計画)概要(136頁)
汐見坂法面、企業棟南側、Jタンクエリアの線量低減(147頁)。各エリアの除染(樹木伐採、表土除去、砕石舗装)をおこない、目標の平均5μSv/hを達成した。
T/B東側地下水・海水のモニタリングまとめ(155頁)
T/B東側下部透水層水質調査(169頁)。今までの調査からでは、下部透水層の水質について評価することはできないとの専門家の意見を踏まえて、観測を継続することとする。
海側遮水壁工事進捗にともなうシルトフェンス撤去と海水採取点の見直し(173、179頁)
T/B東側護岸エリア観測孔位置図(186頁)
今月の追加的放出放射能量評価(198頁)。前月と変わりなく0.1億Bq/h(1号機0.009億Bq/h、2号機0.0001億Bq/h、3号機0.0004億Bq/h、4号機0.001億Bq/h)。これによる敷地境界における被ばく線量は0.03mSv/yearと評価。評価の詳細(ダスト測定値、流量、建屋カバーの漏えい率など)つき。
作業災害発生状況(H25年度実績、H26年度計画)(208頁)。H25年度は3月に震災後初めて死亡災害を発生させた。災害発生件数は32名、H24年度より増加。今年度の取り組みとしては、熱中症対策(これは例年どおり)と、多発している転倒・つまずきを防止するためにマスク着用省略可エリアの拡大とガレキ撤去による通路の整備に取り組む。また、労働環境改善のため、救急医療や休憩所等の整備に取り組む。
構外仮設休憩所の整備(211頁)。大型休憩所等の整備ができるまでの暫定処置として、仮設の休憩所を入退域管理施設の近くに設置した(4月7日より運用を開始している)。
3号機R/B上部除染・遮へい工事(220頁)
使用済燃料の保管状況(221頁)
3号機使用済燃料プール内大型ガレキ撤去作業の進捗(222頁)。燃料取扱機の撤去を実施中。主ホイスト滑車装置の撤去を19日までに実施(228頁以降に作業時の写真あり)。使用しているガレキ取扱具(カッターや把持のための道具)の説明あり(232頁)。
共用プール建屋のエリアモニター欠測(234頁)。22日に確認された件。現場の写真あり(238頁)。
4号機燃料取出し作業の被曝低減対策(239頁)。その後の評価など。
3号機R/B1階MSIV室内調査(268頁)
3号機 主蒸気隔離弁(MSIV)室内事前調査について(11:46)(動画、4月24日公開)
1月18日に確認されたMSIV室近傍の水流について、発生源と推定されるMSIV室内の調査を実施。2階の空調機械室から1階のMSIV室につながる主蒸気配管プロセス放射線モニター(MSプロセスモニター、主蒸気配管の線量をモニターする線量計)管にカメラ等を入れて、MSIV室内の状況を調査する。23日にパンチルトカメラと線量計による事前調査を実施した。パンチルトカメラは室内のグレーチングより下(274頁に室内の図)には行かれない。予備ペネ貫通部からの漏えいはなかった。給水系配管まわりも漏えいは確認されず(一部死角あり)。グレーチングより上では漏えいは確認されなかったが、グレーチング下の床面に薄く水のたまっているのを確認(動画10:20過ぎ)。また、空調機械室でMSプロセスモニターより水の流れる音を確認した。空調機械室の雰囲気線量は0.6mSv/h。MSプロセスモニターを下るに従って線量が上昇し、空調機械室の床下約3.7m(管の中)では110mSv/h(280頁)。空調機械室の室温は9℃。MSIV室は16℃。今後は、グレーチングの下にある主蒸気配管および主蒸気ドレン配管について内視鏡による調査を5月7日以降に実施する。
「格納容器の調査・補修(止水)技術の開発」で開発中のS/C下部外面調査装置の実証試験(282頁)。2号機で実施する実証試験に先立ち、アクセスルートとしてR/B1階北東エリアの床に調査装置用(直径350mm)1ヵ所と俯瞰カメラ用(直径250mm)2ヵ所を17-26日に穿孔した。試験は7月下旬よりおこなう予定。
「格納容器の調査・補修(止水)技術の開発」の成果活用(287頁)。調査ロボット各種。S/C上部調査ロボット(291頁)、S/C下部外面調査ロボット(292頁、マグネット車輪でS/C表面に貼り付いて水中も走行)、水上ROV(293頁、水上ボート)、4足歩項ロボット(293頁)、ドレンライン調査装置(293頁)、ベント管接合部調査ロボット(294頁、マグネット車輪)、PCV内部調査装置(294頁、ペネから格納容器内に入れて内部を調査する。2月27日のロードマップ進捗の資料82頁)、D/W狭隘部調査ロボット(295頁、PCV上部(地上階)を外側から調査)、D/W開放部調査ロボット(295頁、PCV上部(地上階)を外側から調査)、水中遊泳ロボット(296頁、水面下のトーラス室壁面(T/B、Rw/B側)を水中を移動して調査)、床面走行ロボット(296頁、水面下のトーラス室壁面(T/B、Rw/B側)をトーラス室床面上を走行して調査)。
ガレキ・伐採木の管理状況(317頁)
【資料5】福島第一廃炉推進カンパニーの設置(196KB)



ニコ生
【4月24日】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する臨時記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.4.24(木)18時30分 ~

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