今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(訂正版)(PDF 143KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点
1号機T/B地下たまり水移送、昨日26日より停止中。
2号機T/B地下たまり水移送、24日より継続していたが09:42に停止。移送先を雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)へ切り替えて11:13に再開。
3号機T/B地下たまり水移送、昨日26日より停止していたが11:28に再開。移送先は雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。
6号機T/B地下たまり水移送、24日より停止していたが10:00-15:03に実施。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、24日より停止中。
水処理装置、SARRY、14日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。現在、2014年12月14日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、2014年12月14日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、2014年12月14日より運転中。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。
その他
25日のタンクローリー車からの燃料漏えいの件。漏えいした燃料は、吸着マットで処理したのが約2L、応急処置の際にオイルパンに受けた分が約3L、合計5Lだった。
いわき市の要請により、いわき市内の海水浴場の海水の分析を実施。
四倉海水浴場,勿来海水浴場 海水試料測定結果(PDF 106KB)
事故後、例年実施しているもの。今回は1回目で四倉と勿来で実施。今後、他の海水浴場も順次行っていく。次回以降は分析のページに掲載する。
2013年4月の地下貯水槽漏えいの後におこなっていたモニタリングについて、5月1日より頻度を減らす(22日の監視・評価検討会の項を参照)。漏えいのリスクが小さく、モニタリングの結果に大きな変化が見られないので。全βを毎日のものは週1回へ、週1回のものは月1回へ、トリチウムは週1回を月1回へ、塩素・γ核種は廃止とする。
実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
高性能多核種除去設備で使用する吸着剤を変更する。今までは輸入していたが、国産品で対応できるようにする。これにより調達を容易にする。
今日、福島県主催の「平成27年度第1回福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」があった。その際の資料。
「廃炉等に向けた安全確保のための適切な措置要求(H27.3.3)」への対応状況について(PDF 1.98MB)
B・C排水路の側溝放射線モニターで警報が発生した件(22頁。2月22日参照)。調査8(28頁。排水路への汚染水・汚染物の流入)の補足調査(高濃度汚染水を内包する配管(現在は使用していない配管も)から汚染水が流入した可能性について調査)を実施。結果は、該当するような配管はなかった(下の資料を参照)。過去に汚染水等の移送に使用し今後使用予定のない配管は、計画的に撤去あるいは水抜き等の措置をすることとする(29頁。スケジュールは31頁)。
警報発生時には排水路のゲートを閉めることにしているが、閉め続けると溢水して管理できない形で環境への流出が起きるので、これを開ける際の条件を整理した(33頁)。側溝内の水の分析結果が通常の範囲内に戻った場合、降雨によりポンプのくみ上げ能力を超え排水路から溢水する場合、排水路の汚染水くみ上げ先のタンクが満水となった場合、のいずれかの場合にはゲートを開操作を行う。
排水路の排水濃度低減対策状況について(PDF 4.27MB)
B・C排水路側溝放射線モニタにおけるβ濃度高高警報発生について<原因調査(詳細)>(PDF 2.63MB)
補足調査の結果(34頁)。高濃度汚染水を内包する配管(現在は使用していない配管も)から漏えいした水が排水路や枝側溝に流入した可能性があることから、これについて補足の調査を実施した(34頁)。調査対象個所は35頁。対象となる配管の下部の線量を測定した。その結果、1カ所(B排水路枝側溝(Dエリア北東側)の上の配管)で高線量を確認。この配管は、以前に地下貯水槽へRO濃縮水を移送するのに使用していたもので、現在は使用していないが、中に残水がまだ残っている。当該の配管の保温材を外してみたところ、フランジ部で高線量を確認したが、漏えいの痕跡は確認されず(37頁。フランジ部で微量の漏えいがあったのではないか)。なお、この場所はB排水路から約100m離れており、相当量の漏えいがなければ排水路への流入はない。
福島第一原子力発電所1号機飛散抑制対策へのご質問に対する回答と現在の進捗状況について(PDF 1.00MB)
飛散防止剤の効果についての実験結果(4頁)。模擬ダスト(ルーフブロック粉体)に飛散防止剤を標準散布量で散布し自然乾燥。排気ファンで風(平均風速(m/h)で15、20、25、瞬間風速で30、40、50)を当てて飛散の状況を見た。結果は、平均風速25.0m/s、瞬間風速50.0m/sまで飛散抑制効果があった。また、効果が継続する期間について実験中。現在、8週間継続しているが、効果は保たれている。
カバー解体の流れ(13頁)。カバー解体に20カ月以上を要する。ガレキ撤去が始まるのはその後になる。
(今までに建屋内に取り残されているロボットはいくつあるか、と言う質問に答えて)2011年10月20日2号機R/B3階にQuince、2012年7月11日3号機R/Bトーラス室内にサーベイランナー、2014年3月14日2号機R/B5階(オペフロ)にWarrior、の計3台が建屋内から回収できていない。また、2011年6月24日2号機R/B屋上にT-Hawkが不時着している。T-Hawkは確かホバリングしてダストサンプリングしてたんだよな。今考えると、自分で気流を作るものを使って、どうやってダストサンプリングなんてやってたんだろうか。
ゴールデンウイーク中の会見は、暦通りに実施する予定。
ニコ生
【4月27日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2015.4.27(月)17時30分 ~
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