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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2021年2月14日(日)

16:31に浜通りで震度4の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは50km、地震の規模(マグニチュード)は5.2。


今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

昨夜の地震関係
観測された地震加速度:6号機 水平 235.1gal 垂直 116.5gal
以下、時系列。
2月13日
23:08頃 地震発生
23:08 免震棟1階南側渡り廊下で火災警報発生
23:10頃 物揚場排水路モニターの指示値が低下。放射線を測定する水槽内に付着した放射性物質が地震の影響で剥がれ落ちたことから、計測値が下がったものと推定。なお、当該排水路、上流において漏えいが確認されていないこと、および、海水放射線モニター(全βの指示値)に有意な変動はないことから、環境への影響はなし。
23:20 大型休憩所で火災警報発生
23:23 原子力警戒態勢発令
23:33 たまり水移送設備、水処理設備の運転停止
23:55 以下について確認
      1-6号機設備プラントパラメータ     異常なし
      原子炉注水設備(1-3号機)       運転継続
      使用済燃料プール冷却設備(1-3,5,6号機※、共用プール) 運転継続
        ※4号機は地震発生前から停止中
      モニタリングポスト指示値         有意な変動なし
      発電所敷地境界・構内ダストモニター指示値 有意な変動なし
      構内線量表示器指示値           有意な変動なし
      海水放射線モニター・構内排水路モニター指示値 有意な変動なし
23:59 双葉消防本部(一般回線)に連絡
2月14日
00:07 免震棟1階南側渡り廊下の火災警報発報について、現場確認の結果異常なしを確認
00:55 パトロールを開始(区分III)
01:09 1-6号機設備、水処理設備、雑固体焼却設備について、集中監視室でパラメータ確認を実施し、異常なしを確認
01:10 雑固体焼却設備についてパトロール完了。異常なし確認
00:14以降 構内ダストモニター5カ所(15日の会見より、1号機海側、3号機海側、2号機西、1号機北法面、5・6号機警備所前)の指示値に若干の上昇を確認。当該ダストモニターの最大値は1.6×10-5Bq/cm3(3号機海側)であり、警報発生値(高警報設定値:5.0×10-5Bq/cm3)と比較して小さいこと及び通常の変動範囲内であることを確認(通常の変動範囲内:2×10-5Bq/cm- 5×10-6Bq/cm3)。なお、02:00頃に、概ね上昇前の指示値に戻った。
01:36 大型休憩所の火災警報発生について、現場確認の結果、異常なしを確認
02:08頃 5号機および6号機のR/Bのパトロール終了。その際、5号機および6号機の使用済燃料プール付近において、地震の揺れでプール水が溢水したものと思われる水たまりを確認。溢水の継続はなく、外部への影響なし。なお、R/Bは、その他異常なし。
         <5号機>
         場所;R/Bオペレーティングフロア 4カ所
           4カ所とも、0.5m×0.3m×1mm (約600cc)
         <6号機>
         場所;原子炉建屋オペレーティングフロア 4カ所
          ・2m×0.5m×1mm
          ・1m×0.5m×1mm
          ・0.1m×0.1m×1mm
          ・0.2m×0.1m×1mm     (計約1,600cc)
02:24 5号機廃棄物処理建屋パトロール終了。異常なし確認
02:36 3・4号機中央制御室および3・4号機T/Bのパトロール終了。異常なしを確認
03:07 6号機廃棄物処理建屋パトロール終了。異常なし確認
03:13 処理水等貯蔵タンクまわりパトロール終了。異常なし確認
03:16 水処理設備パトロール終了。異常なし確認
03:17 5、6号機T/Bパトロール終了。異常なし確認
03:50頃 運用補助共用施設パトロール完了。パトロールで、同施設内の使用済燃料プール(共用プール)付近において、地震の揺れでプール水が溢水したものと思われる水たまりを確認。溢水の継続はなく、外部への影響なし。なお、運用補助共用施設は、その他異常なし。
        場所;運用補助共用施設内使用済燃料プール
          ・6m×0.1m×1mm        (約600cc)
03:35 モニタリングポスト 異常なし確認
03:47 気象観測装置 異常なし確認
05:00頃 FタンクエリアH3タンクフランジ下部から、水の漏えいを確認。タンクの貯留水は、5、6号機建屋内地下にたまっていたたまり水。漏えいした水は、堰内にとどまっており、外部への影響はない。その後、連結弁を閉め、当該タンクを隔離したが、漏えいはタンク下部フランジ5カ所から継続している。
06:45頃までに、次の設備について、異常なしを確認
        1-4号機設備のうち、
        ・原子炉注水設備
        ・格納容器ガス管理設備
        ・窒素ガス封入設備(A系、B系、非常用)
        ・使用済燃料プール冷却設備
10:46頃 J9タンクエリアで水たまりがあることを確認。漏えい防止拡大を防ぐために設置された堰の中に留まっており、外部への漏えいは確認されていない。その後、水たまりの水を分析した結果、塩分濃度が0%、pHが8、放射能濃度がバックグラウンドと同等であることを確認。これにより、当該水は、塗装面とコンクリート堰の間に染み込んでいた雨水と判断。
13:01 たまり水移送について設備に異常が無いことを確認したことから、1号機R/Bからプロセス主建屋へのたまり水移送を再開。他の建屋についても、たまり水移送を順次再開する。
13:26 物揚場排水路の水を分析した結果、137Csで2.3Bq/L、全βで7.3Bq/Lであり、通常値であることを確認。
13:51 すべての「区分III」パトロールが完了。モニタリングデータに有意な変動がないことをあたらめて確認。なお、廃棄物関連施設のパトロールにおいて、瓦礫保管エリア一時保管施設のコンテナの一部に傾きや転倒が確認されているが、内容物の飛散がないことを確認。
14:00 原子力警戒態勢を解除
14:27 運用補助共用施設使用済燃料プール付近の水たまりの拭き取り完了。
15:45 5号機使用済燃料プール付近の水たまりの拭き取り完了。
16:25 6号機使用済燃料プール付近の水たまりの拭き取り完了。
19:05 地震発生に伴い停止していた水処理設備については、地震発生後のパトロールにおいて、設備に異常がないことを確認したことから、サブドレンNo.1及びNo.5中継の2系統の復旧を完了。同時刻に現場に異常がないことを確認。

夕方の地震関係
プラント状況は以下のとおり。
 ・1−6号機設備プラントパラメータ       異常なし
 ・たまり水移送設備パラメータ         異常なし
 ・原子炉注水設備(1~3号機)         運転継続中
 ・使用済燃料プール冷却設備(1-3,5,6号機、共用プール)※運転継続
                       ※4号機は地震発生前から停止中
 ・モニタリングポスト指示値         有意な変動なし
 ・発電所敷地境界・構内ダストモニター指示値 有意な変動なし
 ・構内線量表示器指示値           有意な変動なし
 ・構内排水路モニター、海水放射線モニター指示値 有意な変動なし
16:45-19:46にかけて現場パトロールを行った結果、16:50、FタンクエリアI-7タンク上部フランジ部より3秒に1滴の漏えいを確認。漏えいは堰内にとどままっており、漏えい部には受けを設置済。その後、I-7タンク内の水を移送し水位を低下させるために系統構成を実施したところ、19:04、移送ラインの1カ所から漏えいを確認したため、系統構成を中止。漏えいは2カ所に広がっており漏えい水の水たまりは以下の通り。
 ・3m×4m×1mm
 ・1m×1m×10mm
漏えいは堰内に留まっており、受けを設置済、漏えいの継続はなし。
その他、1-4号機、5・6号機、水処理設備、雑固体焼却設備を点検した結果、異常のないことを確認。なお、モニタリングデータに有意な変動なし。



その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(10日採取)と集水タンクNo.4(7日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。




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