今日のお仕事
プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点
1、3号機格納容器水位低下(19日参照)の件。各号機の11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)との設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。昨日のT2付近からさらに低下した。
3号機:水位計L3(T.P.+10,064mm)と水位計L2(T.P.+9,264mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,044mm)。前日と変わらず。S/C圧力の水頭圧換算による計算値はT.P.+9,544mm(19日17:00時点の計算値:T.P.+9,623mm)。
3号機燃料取出し作業、13:59に84回目の共用プールへの移送作業(使用済燃料6体)を完了。これで、3号機使用済燃料プールに保管されていた燃料566体は全て共用プールへの移送が完了した。
(02:29)福島第一原子力発電所3号機燃料取り出し作業の進捗状況(燃料取り出し作業終了)(動画)3月1日の会見で解説あり。会見動画10:50以降。
2019年4月15日に作業を開始、2020年度内の完了を目標に実施してきた。3頁にこれまでの主な作業。
3号機使用済燃料プールからの燃料取り出し作業は、R/B最上階床面におけるガレキ撤去および除染作業ならびに、燃料取出し用カバーおよび燃料取扱設備の設置など、燃料取り出しに向けた準備作業を一つひとつ積み重ねたうえで実施してきた。
高線量環境における作業であることから、遠隔作業でガレキを撤去しながら燃料を取り出すという初めての工法となり、これまで様々な問題に直面したが、協力企業各社と当社が一体となり、改善を重ね取り組んだ結果、この度、予定した作業を安全に終えることができた。
本作業で得た教訓や知見については、今後予定されている1号機および2号機使用済燃料プールからの燃料取出し作業に活用し、引き続き安全最優先で廃炉作業を着実に進めていく。
3号機は4号機と違って線量が高くて何をするにも大変だったけれど、本当に一歩一歩たゆまずに歩み続けて10年、ついに全て完了した。すごい。
その他
地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果。
19日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日1日に排水の予定。
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