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2021年2月18日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:37-13:28に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は424m3

09:35頃、雑固体廃棄物焼却建屋屋上散水ポンプの配管凍結防止用ヒーターが焼損していることを発見。
焼損したのは、建屋屋上にある冷却塔に散水する水を供給する配管の凍結防止が目的のヒーター。
直ちに双葉消防本部に119番通報。09:41に緊急時対策本部に連絡が入った。
自衛消防隊が現場に行き、10:13に当該設備に火と煙がないことを確認(資料右下に写真)。
けが人はいない。モニタリングポスト、敷地境界ダストモニター、構内ダストモニターの指示値に有意な変動はない。また、プラント設備への影響はない。
散水ポンプの交換作業を実施中で、昨日の作業時には異常はなかった。ポンプ交換のため、当該の配管は水抜きをしてあった。冷却塔は2系統(1系統は予備)あり、散水ポンプもそれぞれの冷却塔に2系統ずつあるので、当該の系統が停止しても雑固体廃棄物処理施設の運用には影響ない。
今後、原因調査し再発防止対策を講じる。

16:20、陸側遮水壁(凍土遮水壁)冷凍機(B系)が停止。冷凍機(A系)は点検停止中で、陸側遮水壁の運用が停止となった。
現場状況を確認したところ、15:16に通信異常が発生したことにより冷凍機(B系)が停止したものと推定。通信異常が復帰し、冷凍機(B系)の起動が可能になったことから、16:48に復旧操作を開始し、17:06に起動操作が終了。起動操作後の現場確認で、18:44に異常なしを確認。


その他


ドローンで撮影した構内の状況を公開。
廃炉作業を進めるために撮影したもの。
1-4号機周辺とタンクエリア。YouTube動画29:40以降に解説あり。撮影したのいつなんだろ。

サイトバンカ建屋内貯蔵プールの調査を実施する。
サイトバンカ建屋内貯蔵プールは、照射済の制御棒やチャンネルボックス、フィルター等の高線量機器を保管する目的で使用されており、現在も震災以前の高線量機器を保管している。
使用済燃料プールにも高線量機器は保管されているが、燃料取出し後にこれらを取出して保管するための工法や搬出先の確保などを検討中。この中で搬出先の候補である、サイトバンカ建屋内貯蔵プールの健全性を確認するもの。当該プールの貯蔵容量は約4200m3、このうち現在使用している容量は過去の記録から約570m3と見ている。1-6号機にある高線量機器は合計で255m3程度の見積もり。なお、今回の調査は、当該貯蔵プールの震災後初めての調査となる。
今日18日より貯蔵プールの水の浄化を開始。また、16-19日にJAEA楢葉遠隔技術開発センターで水中ドローン(去年2号機の使用済燃料プール調査で使用したもの。2020年4月30日、6月11日参照)の操作訓練を実施したのち、3月上旬より水中ドローンを用いて調査を実施する。スケジュールは2頁。
調査結果を踏まえて、サイトバンカ建屋内貯蔵プールが使用済燃料プール内の高線量機器の搬出先として適正であるかを判断する。
調査内容は以下の通り:
・水中ドローンによるプールライナー(内張)および既存保管機器の状態確認。
・サイトバンカ貯蔵プール水の水質確認。
・ライナードレンからの漏えい有無確認(サイトバンカ建屋地下階)。
プールはコンクリート製で、金属(ステンレス?)の内張がしてある。コンクリートはひび割れが発生しうるので、金属ライナーで水密性を保っている。コンクリートとライナーの間にたまった水を排水するのがライナードレン。ライナーに穴が開けば、プール水がライナードレンから出てくる。ライナードレンについては、2011年9月2日、2012年10月3日を参照。

13日の地震による影響について更新。
15日以降に判明した状況を更新。
窒素ガス分離装置C号機(運転中)に流量変動が見られたため、AC系運転からAB系運転に切替え(問題なく運転継続中)。11頁に写真と詳細。16日の点検で、吸着槽(空気から酸素を除く機器。2020年4月30日参照)に連なる配管接続部のひとつと吸着槽の固定部で割れ(2カ所)を発見した。現在、調査を継続中。吸着槽に溶接した固定用の金具(床にボルトでとめてある)が、溶接部で割れているように見える。こんなのが割れるんだな。
免震重要棟の火災警報は、免震等ではなく事務本館1階の防火扉閉の警報に訂正(1頁)。
大型休憩所の火災警報は、防火扉閉の警報に訂正(現場確認のうえ防火扉を開き、警報リセットし復旧済み)(1頁)。
FタンクエリアH3タンクフランジ下部からの漏えい/FタンクエリアI-7タンク上部フランジ部漏えい(2頁)。いずれも5・6号機側のタンク(5・6号機北側)。貯留しているのは5・6号機たまり水および淡水化装置の戻り水。
滞留水移送ライン周辺の陥没(4頁)。陥没しているのは高温焼却建屋付近のライン周辺の地面に訂正。
所内共通P/C 3B電圧不足警報の誤発報(6頁)。16日に所内共通P/Cを停止し点検実施、GPT変圧器を正常位置に戻し復旧済み。
瓦礫保管エリア一時保管施設でのコンテナ傾き及び転倒(6頁)。転倒したコンテナのうち、転倒して上下が逆さまになってフタが開放し、内容物が見えているものがあった(右下写真)。内容物は除染済の解体フランジタンク片で、周囲の汚染やダストの飛散が無いことを16日に確認した(内容物の表面汚染密度<1.0Bq/cm2、付近のダスト濃度<1.7×10-5Bq/cm3)。コンテナを積む際にはコンテナ同士を連結しているが、この連結が破損して転倒等が生じた。
体表面汚染モニタ動作不能(7頁)。復旧していなかった車両スクリーニング場の体表汚染モニタは16日に復旧済み。
増設/高性能ALPSサンプルタンク・処理水タンクの位置ずれ(9頁)。14日13:00頃確認。増設多核種除去設備サンプルタンク1基(全3基)、高性能多核種除去設備サンプルタンク2基(全3基)にタンクの位置ずれ(最大5cm)を確認。目視点検により、タンクおよび周辺配管(PE管)に有意な変形がないこと、および、漏えいがないことを確認。タンクの容量は1253m3、水位は満水の95%だった。
処理水貯蔵タンクについてもDエリア等においてタンクの位置ずれを確認。同様に目視点検によりタンクに有意な変形や漏えいが無いこと、および、接続配管等に漏えいがないことを確認。
今後、サンプルタンクについては処理水移送時に運転圧力における漏えい確認を実施予定。処理水タンクについては、連結管の変異量を計測予定。
貯留タンクは、地震時の転倒を回避するために、設置面に固定していない。このため、大きな地震では位置ずれが生じる可能性があり、連結配管も可塑性のあるPE管を使用している。今回の位置ずれはタンクの貯留性能に影響がないことを確認しており、通報公表基準に沿って地震直後には公表していなかったが、今回改めて公表することにしたもの。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。11日採取(13日既報)の第三者機関の分析結果。

実施計画の変更認可申請(2020年8月19日提出)が規制委に認可された。
認可:5・6号機サブドレン集水設備復旧。


東京電力パワーグリッドの社員1名(静岡県内事業所勤務)が新型コロナウイルスに感染しているにを確認した。


動画



文字起こし、実況など



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