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2011年8月29日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF21.6KB)

1号機R/Bカバー設置工事、R/B脇の鉄骨切断作業。吊り具が海上輸送で1Fに到着。

2号機R/Bブローアウトパネル開口部からのダストサンプリング、10:35-13:20実施。
福島第一 2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(11.1KB)(8月30日公開)
福島第一原子力発電所 2号機 原子炉建屋開口部 ダストサンプリング風景 (8月30日公開)

水処理装置、SARRY、ベッセル1塔交換のため07:08に停止。交換後14:25起動、14:27に定常流量。

水処理装置、RO膜型淡水化装置、1Bフィルタ交換のため07:00に停止。
(以下、8月31日午前の会見で)28日に発生したフィルタ交換時のβ線被曝の件で、再発防止のために作業手順や防護対策を検討中。

1-4号機取水路開渠南側透過防止工復旧工事、鋼管矢板打設。シルトフェンス開閉なし。

循環型海水浄化装置、週末定期メンテナンス終わり、09:45海水取り入れた直後にフィルタ溶接部分にピンホールから滲みがあり運転停止。。

遠隔操作重機によるガレキ撤去、2号機ポンプ室周り。コンテナ5個分、累計571個。


その他

2号機圧力容器温度RPVベローシール温度、05:00データでこれまで72℃だったものが120℃まで急に上昇。他の変動はないので計器の不良と判断。引き続き推移確認。
プラントの温度データ2号機

2F4号機原子炉格納容器内の放射線サーベイとダストサンプリングを実施。10:15所員用エアロック(格納容器内に人が出入りするためのハッチ)を開放して地震後始めて入域。今日の結果から装備を決定して点検の計画を立案、実際の点検はそのあとにる。
窒素ガスを充填してあったのを大気と入れ替えて入域後のガスサンプリングの結果は、酸素濃度22%、水素濃度0.4%。
福島第二原子力発電所4号機 線量当量率の測定結果について(PDF10.8KB)(8月30日公開)
福島第二原子力発電所4号機 原子炉格納容器 入域風景(PDF34.1KB)(8月30日公開)
(以下、8月30日午前の会見)ダイヤフラムフロアに135m3の水たまりを確認。スクラムすると格納容器は外から隔離されるので、内部で発生した水は中にたまる。たまっていた水の出どころは2ヵ所と推定。1.再循環ポンプの回転軸を水でシールするために、外から水をいれているが、この水を供給するラインの弁は空気弁で、電源が落ちると自動開となり、ここから水が出た。2.SCからベント管を通じて出てきた水蒸気が凝結したもの。ダイヤフラムフロアにたまった水はサンプに集められて排出されるが、ここの出口もスクラムによって閉じていたので、サンプからあふれた。このこと自体は異常ではない。
福島第二原子力発電所4号機 原子炉格納容器内 溜まり水(8月30日公開)
(以下8月31日午前の会見で)ダストサンプリング結果。O.P. 18、28、32、40m各地点 でダストサンプリングした結果。上層部(O.P. 28、32、40m地点)は検出限界未満。O.P. 18mのフロアで134Csが3.1×10-6Bq/cm3137Csで3.1×10-6Bq/cm3。放射線従事者の呼吸する空気中の濃度限度に対して3桁近く低く、全面マスク装備必要ないレベル。入り口から入ってすぐのところなので、1Fから放出されたものを作業員が入域時に持ち込んだのかもしれない。目視で見た感じでは、大きな損傷や炉水の漏洩はないと考えている。

ニコ生
【8/29・11:00開始】東京電力 記者会見
政府・東京電力統合対策室 合同記者会見

Togetter
2011/8/29・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/8/29・16:30開始 政府・東京電力統合対策室 合同記者会見

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