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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年8月2日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 140KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機T/B地下たまり水移送、昨日に続き09:38-16:43に実施。

2号機原子炉格納容器内部の再調査(7月25日のロードマップ進捗の項参照)を実施した。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器内部再調査の実施(PDF 105KB)
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内部再調査の実施(2:50)(動画)
格納容器の中は、湿度が高く水滴がたくさん落ちてきている。CRD交換レールまでは行かれた(動画1:04あたり)が、そこで安定した状態を確保するのに時間がかかり、その先に進むのは断念。調査装置を引き抜いて今日はおしまい。6日に再調査の予定。5日には格納容器内のたまり水を採取する。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日1日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、7月31日から継続していたが09:50に停止。移送先を雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)に変更して10:28に再開4日訂正。スミマセン。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、実施せず。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、7月17日から停止中。
水処理装置、SARRY、8月1日から運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験、A系(3月30日-)とB系(6月13日-)で実施中だが、A系はバッチ処理タンクの漏えいで6月16日から停止中

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.1、No.2のドレン孔水をくみ上げてそれぞれの貯水槽へ還流。
No.3の残水希釈のため、約113m3を仮設タンクへ移送。
No.2の北東側で、汚染された土壌の撤去と充填材による埋め戻しの作業を7月13日よりおこなっていたが、この作業が今日終了した。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 13.4KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2)(PDF 63.0KB)
30日採取の1,2号機取水口間海水(表層)と同(下層)でトリチウムが1,700Bq/Lと650Bq/Lで、28日採取分に続いて高い値が出ている。
福島第一護岸「地下水観測孔No.1-2」試料のろ過処理による放射能濃度変化について(PDF 7.70KB)
福島第一原子力発電所港湾内、放水口、護岸の詳細分析結果(8月1日時点)(PDF 33.5KB)
8月1日までの分析結果まとめ。
福島第一2,3号機海側トレンチ滞留水分析結果(PDF 8.34KB)
今日、規制委の「第1回特定原子力施設監視・評価検討会汚染水対策検討ワーキンググループがあった。そこで説明した資料二つ。
(汚染水対策検討WG第1回資料)海側地下水及び海水中放射性物質濃度上昇問題の現状と対策(PDF 3.79MB)
トレンチの調査結果(3頁)。事故直後のピットなどの線量調査から、汚染水の来ている範囲を推定。
追加ボーリングの計画(7頁)。水質、水位、ボーリングコアの線量調査をおこなう。No.1周辺では1-6から1-15を追加。T/B周辺にも追加する。
トレンチ立坑、分岐トレンチ内のたまり水調査(14頁)。これまでの評価(18頁)。B1-2は7月30日に穴を開けて中を見たが砕石等で充填されておりたまり水は確認されず(20頁)。
ボーリングコアの線量分布と付近の構造物(26頁)。No.1-2のγ線ピークは直近の電源ケーブル管路下の砕石層と同じ深さにある。No.1-5は電源ケーブルトレンチ(海水配管基礎部)ではなく電源ケーブル管路下の砕石層の深さにピークがある。
モニタリング計画(33頁)
護岸付近の対策(38頁)。全体のまとめ(39頁)。
1-2号機間の山側地盤改良工事(41頁)。トレンチの閉塞工事やガレキ・構造物の撤去と並行して実施する。ガレキ等で早期着手できない所はそれをよけて内側で先行実施し、準備ができたら当初案にそって実施する。
1-2号機間の囲い込みとフェーシング・余剰水対策(42頁)。海側の地盤改良後、このエリアにたまる地下水を新設する集水枡(48頁に設置場所の地図)からくみ上げてT/B地下に移送する(9月初めに開始)。山側の地盤改良、雨水の侵入を防止するフェーシング(砕石層+アスファルト舗装)、山側から当該エリアへの雨水侵入を防ぐための雨水排水溝の設置を実施する。地盤改良が地表まで到達していない部分はコンクリート等で埋める。
海水配管トレンチ内のたまり水の浄化(48頁)。浄化設備は使用済燃料プールでCs除去に使用したものを流用し、もう1台追加する。最短で9月から浄化開始。
地下水からのトリチウムの流出量試算(57頁):流出していた時期が特定できないので、トレンチ立坑等の閉塞を実施した2011年5月(この時点で護岸周辺の状況は今とほぼ同じとなった)から2013年7月まで漏えいが継続したものと仮定し、二つの方法で評価。1.山側の評価(護岸地下水濃度と護岸から流出した量から)で、約4×1013Bq、2.海側の評価(海水の濃度と海水の交換率から)で約2×1013Bq、したがって約1013(10兆)Bqのオーダーと推定。参考として、平常運転時の福島第一原子力発電所のトリチウム年間放出基準値は6基合計で2.2×1013Bq(実際の放出量はこの10分の1から100分の1程度。定検時には炉水を処理するので比較的多く放出される)。
地下水の浸透水量率(=1-4号機取水路開渠部へ出ている地下水の1日あたりの量。400m3/day)は地下水の移動速度(10cm/day)から推定。
1-4号機取水路開渠部の海水の交換率の考え方。開渠の水深が平均で約5m、干満の差が最大で約1mなので、この分の海水がそっくり入れ替わる(入ってくる海水には放射性物質は含まれない)として、2割。これが1日2回なので4割。それから、5・6号機で冷却のために港湾内から海水を取り入れているが、この分の体積が1日で港湾内全体の1割なので、1-4号機取水路開渠でも同じ割合を適用して1割。以上を足して1日に5割とした。
Cs、Srの地中あるいは海中の挙動はトリチウムと比べて複雑(地中での吸着、海水に出たものが海底土に沈着後、再遊離するなど)で、まだ評価できていない(トリチウムは水として存在するので、水の挙動だけを考えれば良い)。今後、専門家の意見を聞きながら評価していきたい。トリチウムについても精度向上に努める。
(汚染水対策検討WG第1回資料)海域モニタリングの計画と測定状況(PDF 2.40MB)
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報27) (報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報28) (報道関係各位一斉メール)
モニタリングの結果をスプレッドシートにまとめました→トリチウム、 全β90Sr
134Cs137Cs
海側遮水壁の鋼管矢板打設は今どこまで進んでるんだろう。

5号機原子炉停止時冷却系(A)に使用する残留熱除去海水系ポンプ(C)の点検のため、原子炉停止時冷却系の運転をA系からB系に切替えた。この切替え作業にともない、5号機原子炉停止時冷却系が14:25-14:56に停止した。この間、原子炉水温は31.0℃から31.1℃へ上昇(運転上の制限値は100℃)。


その他


4号機原子炉ウェル、圧力容器、使用済燃料プールの調査を来週おこなう。
福島第一原子力発電所4号機における原子炉ウェルおよび圧力容器、使用済燃料プール の内部調査について(PDF 41.4KB)
使用済燃料プールからの燃料取出しに先立ち、プール等の内部にあるガレキ撤去をおこなう。この作業の準備として、前回調査を補完するために原子炉ウェルと圧力容器(5-7日)、使用済燃料プール(8-9日)の調査をおこなう。作業体制は1日23名、計画線量は1日あたり一人2.0mSv/。
原子炉ウェル、圧力容器(前回調査は2012年3月15日):水の透明度を確保するために水浄化装置を原子炉ウェルに設置したい。このため、ウェル内のガレキおよび事故前からウェルに置いてあるシュラウド取替え作業関連機器の状況を確認。また、使用済燃料プールのキャスクピット(燃料を取出す際にキャスクをおく所)の中に仮置きされている炉内機器を圧力容器へ移動するので、圧力容器内のガレキの散乱状況を確認する。
使用済燃料プール(前回調査は2012年3月19-21日):回収したガレキを入れる保管箱を置く場所の状況を確認する。また、キャスクピット内に仮置きされている炉内機器の移動ルートを確認する(機器を模した治具で通過性を確認)。


ニコ生
【8/2・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2013.8.2(金)17時30分 ~

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