2013年9月1日（日）

今日のお仕事

プラント関連パラメータ（PDF）　午前５時時点　午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況（PDF）９時時点　18時時点


9月分の原子炉の冷却に必要な注水量について、1号機2.7m³/h、2号機 3.6m³/h、3号機3.5m³/h と定め、運用を開始。

1号機T/B地下たまり水移送、8月26日から停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、8月27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、8月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、8月30日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、7月17日から停止中。
水処理装置、SARRY、1日から運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験、A系は3月30日より実施していたがバッチ処理タンクからの漏えいで6月16日に停止し、現在、補修作業中。B系は6月13日より実施していたが、A系と同様の補修作業を実施するため8日に停止。

H4エリアタンクからの漏えいの件（8月19日参照）。
昨日発見したH5エリアIVグループNo.5タンクとNo.6タンクの連結配管の漏えいで、漏えい個所の養生を取り外し、フランジのボルト12本を増締めした。その後30分間保持し、14:20に漏えいの無いことを確認、吸着マットを巻いてビニール養生した。念のため両タンクの水位を測定し、変動の無いことを確認した。
今日のタンクパトロールの結果（線量率はいずれも70μm線量当量率）。昨日1,800mSv/hの線量を確認したH3エリアBグループNo.4タンク（タンクの南側）での今日の測定値は1,100mSv/h。このタンクの反対側（北側）では1,700mSv/hを確認。昨日220mSv/hだったH3エリアAグループNo.10タンクの今日の測定値は80mSv/h。これ以外に、10mSv/hを超える測定（タンク外表面から概ね1ｍ以内、地上高さ50cm程度を全周測定）はなかった。
なお、高線量を確認した場所でのγ線測定は1mSv/h未満（1cm線量当量。測定器の針が振れなかった）であり、測定された線量の大半はβ線。
福島第一原子力発電所構内Ｈ５エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果（PDF 42.2KB）
H5エリアIVグループNo.5タンクとNo.6タンクの連結配管の下部にたまっていた水の分析結果。全βが3.0×10⁵Bq/cm³（Csは試料が少なくて測定不能分析中（3日訂正）←結果は4日に出た。上記PDF資料に載っている）で、当該タンクを含むタンク群の直近のデータ（約3.6×10⁵Bq/cm³、2012年12月6日採取）と同等の値。
福島第一原子力発電所構内Ｈ４エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果（PDF 8.53KB）
南放水口付近の海水と排水路の水の分析結果。
福島第一原子力発電所構内Ｈ４エリアのタンクにおける水漏れについて（続報20）（報道関係各位一斉メール）
福島第一原子力発電所構内Ｈ４エリアのタンクにおける水漏れについて（続報21）（報道関係各位一斉メール）
福島第一原子力発電所構内Ｈ４エリアのタンクにおける水漏れについて（続報22）（報道関係各位一斉メール）
福島第一原子力発電所構内Ｈ４エリアのタンクにおける水漏れについて（続報23）（報道関係各位一斉メール）

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.1、No.2のドレン孔水をくみ上げてそれぞれの貯水槽へ還流。

その他

免震重要棟前でダスト濃度上昇の件。構内の空気中放射性物質濃度が、マスク着用基準および連続ダストモニタ高高警報値を十分下回っていることを踏まえ、マスク着用省略可能エリアでの着用マスクに防塵マスク（DS2/N95）を加える運用を今日00:00より開始（8月29日のロードマップ進捗の項参照）。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ（９月１日 午後３時現在）（PDF、1Fプレスリリース）