2013年10月10日（木）

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況（記者会見資料）（PDF 25.9KB）

プラント関連パラメータ（PDF）　午前５時時点　午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況（PDF）９時時点　18時時点

1号機原子炉圧力容器への窒素封入量を12:43-12:46にかけて24Nm³/hから25Nm³/hへ変更。昨日9日に封入量を減らした後に格納容器内の空調機戻り空気温度に上昇傾向が確認されたため。ここの温度計は窒素ガス封入量が変わるとよく変動するところ。
温度に関するパラメータ（グラフ）1号機（PDF）
1号機T/B地下たまり水移送、9月30日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、4日より停止していたが10:20に再開。移送先は3号機T/B地下。

07:35頃から10:30頃にかけて、3号機R/B5階中央部近傍（機器貯蔵プール側）で湯気の発生しているのをカメラで確認。07:30の気温21.3℃、湿度98.1％。10:30の気温22.8℃、湿度90.3％。プラント状況、モニタリングポスト指示値には異常なし。
3号機T/B地下たまり水移送、4日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、9月19日より停止していたが、10:00-15:00に実施した。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、7月17日より停止中。
水処理装置、SARRY、8月1日より運転中。フィルター洗浄のため08:20-11:32に停止。起動後12:15に定常流量に到達。
多核種除去設備ALPSのホット試験、A系は3月30日より実施していたがバッチ処理タンクからの漏えいで6月16日に停止し、現在、補修作業中。B系は6月13日より実施していたが、A系と同様の補修作業を実施するため8月8日に停止。再開の予定は、A系は10月中旬、B系は11月以降。C系は防止対策を実施して9月27日よりホット試験を実施中。

H4エリアタンクからの漏えいの件（8月19日参照）。
福島第一原子力発電所構内Ｈ４エリア、Bエリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果（南放水口・排水路）（PDF 129KB）
福島第一原子力発電所構内Ｈ４エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果（揚水井）（PDF 111KB）
福島第一原子力発電所構内Ｈ４エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果（H4エリア周辺）（PDF 104KB）
福島第一原子力発電所構内Ｈ４エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果（H4エリア周辺）（その２）（PDF 104KB）
観測孔E-7の最初のトリチウムの結果（9日採取分）は840Bq/L。
福島第一原子力発電所構内Ｈ４エリアのタンクにおける水漏れについて（続報54）（報道関係各位一斉メール）

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件（6月19日、7月22日参照）。
今日16:00までの集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約2,912m³。
港湾内 海水核種分析結果（10月9日公開、8日採取分）
港湾内 海水核種分析結果（10月10日公開、9日採取分）
2号機取水口スクリーンのシルトフェンス内側と外側で9日に採取した海水の¹³⁴Csと¹³⁷Cs濃度が昨日8日より上昇している。シルトフェンス内側で¹³⁴Csが26→370、¹³⁷Csが64→830[Bq/L]と上昇。シルトフェンス外側でもおよそ2倍になっている。2011年に高濃度汚染水の流出があった2号機取水口付近で地盤改良工事をおこなっている影響と考えているが、引き続き傾向を注視していく。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果（PDF 226KB）
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果（その２）（PDF 109KB）

福島第一港湾口東側（福島第一敷地沖合１km地点）の海水サンプリングで、採取開始の8月14日以降ずっとNDだったのが、8日採取分の¹³⁷Csが1.4Bq/L（¹³⁴CsはND、いずれもＷＨＯ飲料水水質ガイドライン（¹³⁴Cs、¹³⁷Csそれぞれ10Bq/L）以下）。

福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果（その３）（PDF 184KB）
福島第一港湾口東側（福島第一敷地沖合１km地点）の10日採取分は¹³⁴Cs、¹³⁷CsいずれもND。また、同じく10日採取分の港湾口、北防波堤北側、南防波堤南側もNDだった。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果（その４）（PDF 112KB）
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について（続報59）（報道関係各位一斉メール）
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について（続報60）（報道関係各位一斉メール）
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について（続報61）（報道関係各位一斉メール）

10:30頃、5・6号機北側のCヤードで重機油圧ホースから油が滴下していることを発見。漏えいした油の広がりは約40cm×約40cm×約1mmで重機上にとどまっている。10:47に富岡消防署へ連絡。漏えいした油については、拭き取りを完了している。11:40に、漏えい箇所である油圧ホース接続部ににじみがあることから、当該油圧ホース接続部に吸着材を巻き付け、滴下していた箇所へ吸着材を敷設した。


5・6号機側取水口付近のシルトフェンスの二重化作業を完了。9月26日に切れたのは27日に復旧しているので、今まで1枚しかなかったのを二重化したのかな。

福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ（10月10日 午後３時現在）（PDF、1Fプレスリリース）


今日の「福島第一原子力発電所の状況（記者会見資料）」は間違いが多いですね。広報も現場と同じく大変なのかしら。