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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年10月1日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 119KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点 18時時点

10月分の原子炉の冷却に必要な注水量について、1号機2.3m3/h、2号機 3.1m3/h、3号機3.0m3/h と定め、運用を開始。

10:46頃、窒素ガス分離装置Aが停止したことを確認。現場確認では異常なし。停止の原因は、定例データ採取時に操作員が誤って停止ボタンに触れたため同装置が停止したものと判明。その後、13:50に窒素ガス分離装置Aを起動、14:03に窒素供給を開始した。
窒素ガス分離装置は1-3号機原子炉圧力容器および格納容器へ封入している窒素ガスを供給しており、供給が停止しないように常時2台の並列運転をおこなっている。今回は窒素ガス分離装置のAとCが並列運転をしており、A停止後も窒素ガス供給は継続された。
福島第一原子力発電所 窒素ガス分離装置Aの停止について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 窒素ガス分離装置Aの停止について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 窒素ガス分離装置Aの停止について(続報2)(報道関係各位一斉メール)
窒素ガス分離装置の運転状況監視体制については2012年4月20日の資料を参照。今年5月21日に窒素ガス分離装置Cの運用を開始し、3台体制(2台並列運転、1台待機)となっている。

1号機T/B地下たまり水移送、昨日9月30日より停止中。

2号機S/C内の水位測定についてロボットによる実証試験を20日よりおこなっている(6月27日のロードマップ進捗の項および12日の記事参照)
サプレッションチェンバ(S/C)内水位測定ロボットの基盤技術の開発実証試験結果について(PDF 455KB)
24日に取得したデータの評価を進めていたが、S/C内水位はO.P.3,070mm以上であることを確認した(24日のトーラス室水位はO.P.3,360mm)。気相部については確認ができなかったことから、今後正確な水位の測定に向けて引き続き検討していく。
(以下、2日の会見より)S/C内部の気相部と液相部での超音波の多重反射波強度の違いから水位を判定する。9月12-14日に5号機でおこなった実証試験では、装置のクローラ走行性能および測定結果は良好。20、24日の2号機での実証試験では、明らかな気相部を確認できず。機器操作に時間を要して測定時間が十分に取れずに走査範囲が限られたこと、装置を取り付けるS/Cの表面状態が想定以上に悪化しており多重反射波強度の変化が不明確であったこと、が原因。今後は、走査範囲を広げて再度実施する予定。
2号機使用済燃料プール代替冷却系、瞬時電圧低下対策工事にともない昨日9月30日より停止中。停止時プール水温は22.3℃。工事期間は10月4日まで(約107時間)の予定。冷却停止時のプール水温上昇率は0.172度/h、停止中のプール水温上昇は約19度の見込み(運転上の制限値は65℃)。11:00のプール水温は25.4℃(2号機の使用済燃料プールは循環が止まっていても温度が計れるのか、それとも循環は停止していないのか)
2号機T/B地下たまり水移送、9月24日より継続中。

07:53頃から13:55頃にかけて、3号機R/B5階中央部近傍(機器貯蔵プール側)で湯気らしきものをカメラで確認。08:00の気温19.3℃、湿度93.0%。14:00の気温23.4℃、湿度90.4%。プラント状況、モニタリングポスト指示値には異常なし。
3号機T/B地下たまり水移送、9月24日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、9月19日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、7月17日より停止中。
水処理装置、SARRY、8月1日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験、A系は3月30日より実施していたがバッチ処理タンクからの漏えいで6月16日に停止し、現在、補修作業中。B系は6月13日より実施していたが、A系と同様の補修作業を実施するため8月8日に停止。再開の予定は、A系は10月中旬、B系は11月以降。C系は防止対策を実施して9月27日よりホット試験を実施中。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
11:50頃、H6エリアの堰内のたまり水移送作業中に、H5エリア東側に設置したノッチタンクの上部マンホールより溢水しているのを作業者が発見。
福島第一原子力発電所 H5エリア東側のH6エリア用ノッチタンクからの溢水について(PDF 193KB)
12:10に移送ポンプを停止して溢水は停止。漏えい量は約4m3(暫定値)、ノッチタンク内の水の核種分析結果は、全βが390Bq/L(簡易測定)、134Csが8.0Bq/L、137Csが16Bq/L。ノッチタンクのまわりに設置した堰内のたまり水は、全βが380Bq/L(簡易測定)、134Csが6.9Bq/L、137Csが16Bq/L。
H6エリア堰内のたまり水をH2南エリアへ移送しようと作業していたが、移送ホースの途中で当該のノッチタンクにつなぎ込みが変更されており、ポンプ起動後にノッチタンクから溢水した。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果 (南放水口・排水路)(PDF 74.9KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果 (H4エリア周辺)(PDF 55.2KB)
福島第一原子力発電所 H5エリアタンク東側に設置している堰内の水を貯留しているノッチタンクからの溢水について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 H5エリアタンク東側に設置している堰内の水を貯留しているノッチタンクからの溢水について(続報)(報道関係各位一斉メール)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日16:00までの集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約2525m3
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 281KB)
福島第一護岸「地下水観測孔No.1-2」試料のろ過処理による放射能濃度変化について(PDF 7.67KB)


その他


(汚染水対策検討WG第7回資料)汚染水貯留タンクからの漏えいについて(PDF 5.18MB)
No.10タンク解体時の調査(15頁)。漏えいしたNo.5タンクを解体するスペースを空けるために解体したNo.10タンクについて、調査を実施。シーリング材のふくらみ、止水材のはみだしを確認。ボルトの緩みは無かった。一部線量率の高い個所あり。
タンク設置時の要求仕様で、5年間保証の有無についてまとめ(17頁)
汚染程度の測定として線量率ではなくて放射能を測定せよとの指示に対しての検討状況(42頁)
排水路内の洗浄(土壌回収)の実施状況(46頁)
排水路内の全β濃度と降雨の関係(62頁)。降雨があると全βが高くなるが、なくても高くなることもある。
(汚染水対策検討WG第7回資料)護岸付近の地下水からの告示濃度限度を超える放射性物質の検出等に関する対応について(PDF 4.15MB)
モニタリング結果のまとめ(3頁)。T/B海側の観測孔No.0-1と0-2、建屋周辺の1T-1、1T-3、1T-4、2T-1のボーリングコアの線量率測定を実施。いずれの試料も、γ線、β線ともにBGと同等でピークを認めず(13頁)。
地盤改良工事の進捗(20頁)。2号機スクリーンポンプ室北側で埋設物確認のため試掘した際に、電源ケーブル管路上面の線量が50mSv/h以上(γ線)。2011年4月の汚染水流出の際に汚染したものと考える。地盤改良工事を実施するための遮へい等の防護措置に時間を要している(21頁)。
分岐トレンチの閉塞(28頁)。1-2号機取水口間の「2分岐-北」(28頁に地図あり)は9月19日に閉塞完了。「2-1」は作業実施中。「2-2」は11月末までに実施予定。「2分岐-南」は主トレンチと合わせて実施する。2-3号機間、3-4号機間は29ページ参照。
1号機スクリーンポンプ室北側エリアの調査(30頁)。観測孔No.0-1でトリチウムが最高で45,000Bq/Lと高い値が出ているので、ここの汚染源を特定するために、近傍にある埋設してある電線管(護岸矢板の腐食を防ぐための電流を供給するもの)を調査した。27日に試掘をおこない、トラフ構造(砕石あり)であることを確認。線量率は70μSv/h(BG相当)。No.0-1の西側(地下水の流れの上流側)のNo.0-2ではトリチウムはNDであり、No.0-1の汚染源がどこなのかはまだ分からない。
観測孔調査計画(32頁)。観測孔No.0-1で高いトリチウムが観測されているので、南側にNo.0-3と0-4を追加。建屋周辺の1T-4の追加調査で1T-5を追加。No.1-3と1-5が地盤改良工事の影響で水位・水質監視が不能となっているのでNo.1-16を追加。
海水配管トレンチ(主トレンチ)凍結試験の進捗(34頁)。8月22日より凍結を開始し40日経過。本工事では12月には凍結に入りたい(冬季に実施する)。
(汚染水対策検討WG第7回資料)多核種除去設備C系スラリー移送ポンプ流量低下事象について(PDF 348KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(10月1日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)


先日のALPS C系ホット試験のタンク内置き忘れの件とか、今日の窒素ガス分離装置停止やホースのつなぎ変え間違いとか、ポカが多い気もしますが、もしかしてJR北海道みたいなことが起きてるんでしょうか。作業者に対する世間での評判とか、東電の経営の厳しさとか、作業に携わる方のやる気を削ぐようなことが多い気もしますが、必要な仕事なんだから最低限の手当(色々な意味で)は確保されてると良いなぁと願う。

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