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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年12月26日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 177KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、昨日25日より停止中。

昨日25日に3号機R/B5階中央部近傍(機器貯蔵プール側)で湯気が確認されていたが、今日07:50頃、湯気が見えないことを確認。07:50の気温3.4℃、湿度78.1%。プラント状況、モニタリングポスト指示値には異常なし。
3号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

4号機使用済燃料プール内の変形した燃料の調査(18日参照)を今日より開始。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18日より停止中。
水処理装置、SARRY、18日より運転中。フィルター洗浄のため08:20-12:21に停止。起動後12:54に定常流量に到達。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。1月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。
サイトバンカ建屋からプロセス主建屋へのたまり水移送を10:12-17:00に実施。

H4北エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 81.5KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 74.4KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(揚水井)(PDF 61.6KB)

18日のFエリアC5タンクとC6タンクの連絡管フランジ部(C5タンク側)からの漏えいの件。その後、24日までにC5タンク内の水を抜いて漏えいの停止を確認した。漏えい原因は、タンク側ゴムリング接続面の発錆(腐食)により僅かなスキマが発生し微少リークに至ったものと推定。接続面の手入れを行い、コーキング材の塗布を実施、および、内部ゴムリングの交換を実施。
今日、補修後の漏えい確認のためにC5タンクに水張り(5、6号機T/B地下たまり水)をしたところ、11:00頃にC5タンクの水平フランジ部(下から1段目と2段目の間)より3秒に1滴程度の漏えいを発見し、漏えい個所の下にシート養生を実施。水張りした水をC6タンクへ移送し、14:15に漏えいの停止を確認。C5タンク内の水の核種分析結果は、134Csが34、137Csが93、60Coが26[Bq/L]。漏えい個所付近のボルトに損傷があることを確認しており、引き続き点検をおこなう。
福島第一原子力発電所5,6号機北側FエリアC5タンクからの水の滴下の発見について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所5,6号機北側FエリアC5タンクからの水の滴下の発見について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所5,6号機北側FエリアC5タンクからの水の滴下の発見について(続報2)(報道関係各位一斉メール)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約6,695m3
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 153KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2)(PDF 148KB)
昨日25日に最初の結果が出た観測孔No.2-2のトリチウム(25日採取分)は560Bq/L。
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報84)(報道関係各位一斉メール)


その他


月末なので、作業者の被ばく線量評価を厚労省に提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
10月の実績(APD測定値にガラスバッジの結果を加味したもの)は最大値が19.36mSv、平均値が1.29mSv。11月の実績(APD測定値。ガラスバッジの結果はまだ反映していない)は最大値が14.71mSv、平均値が1.05mSv。

実施計画の変更認可申請(12月6日提出)の一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合第1回事務局会議があり、中長期ロードマップの進捗について報告した。また、別の会議になったよ。
【資料1】東京電力(株)福島第一原子力発電所における廃炉・汚染水問題に対する追加対策について(1.20MB)
【資料2】プラントの状況(1.39MB)
【資料3】中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(2.94MB)
作業従事者数(4頁)。今年度実績と1月の見通し。今年度の1日あたりの作業者数(各月平均)はおよそ3000-3500人規模で推移(実績)。
【資料4】個別の計画毎の進捗状況(15.9MB)
1号機O2サンプリングラックラインを用いたPCVへの窒素封入試験結果(3頁)。当該ラインからの窒素ガス封入が可能であることを確認したが、窒素供給側の最高圧力500kPaでの最大窒素封入量が19Nm3/hで、目標の30Nm3/hを確保できなかった。別途対応を検討する。
2号機S/C水素パージのための窒素封入試験結果(11頁)。試験2回目(STEP1およびSTEP2)の結果から、過去に確認された水素ガス濃度上昇はS/Cに滞留していた水素ガスがPCVに流入したものである、現在S/C内の水素ガス濃度は0%である、S/C内での水素ガスの追加放出は無いと評価。今後、基本的にS/Cへの窒素封入は実施せず、PCVからのアウトリーク量低減に向けた対応を検討する。
2、3号機海水配管トレンチ止水工事の進捗(23頁)。26頁にスケジュール表。
タンク漏えいの影響についてのモニタリングデータのグラフ(37頁)。40頁に観測孔E-1のボーリングコア線量、地下水位、水質調査の結果。全βが急上昇した10月17日の直前に、ボーリングコアでβ線が検出された深さまで地下水位が上昇しているのが分かる(16日の台風の降雨の影響だと思う)
多核種除去設備ALPS A系腐食対策有効性確認結果(43頁)。1ヵ所だけ、フランジシート面に微小なへこみを確認したが、シート機能への影響はなく継続的に監視する。その他は異常なく、腐食の発生および進展が前回点検と比べて大きく抑制されていた。この結果を受けて、B系の点検周期は運転期間を2ヶ月とする。写真多数あり。
T/B東側のモニタリングまとめ(53頁)。79頁にすべての観測孔(すでに使用していないものを含む)の地図あり。
A、K排水路等の状況(81頁)。12月13日の報告では結果の出ていなかった排水路の底泥(土壌)の分析結果が出た。結果(A排水路は84頁、K排水路は86頁)は構内の土壌と同程度であり、フォールアウトの影響と考える。
今月の追加的放出放射能量評価(89頁)。前月と変わりなく0.1億Bq/h(1号機0.008億Bq/h、2号機0.0005億Bq/h、3号機0.0002億Bq/h、4号機0.001億Bq/h)。これによる敷地境界における被ばく線量は0.03mSv/yearと評価。2号機は11月にR/B内のガレキ撤去作業などの影響で高かったのが、作業が終了して今月は低かった。3号機でも、オペフロの小ガレキ撤去作業が終わり、今月は下がっている。
1Fの労働環境についてのアンケートの結果と今後の改善(95頁)。10月9日から11月12日に無記名で実施した。
3号機R/B上部除染・遮へい工事(112頁)
使用済燃料の保管状況(113頁)
3号機R/B上部ガレキ撤去後の建屋躯体調査の中間報告(122頁)(計画については12月18日参照)カメラをクレーンで吊り下ろしてオペフロおよび機器ハッチ周辺の状況を撮影した。2、3階は大きな損傷なし(124、125頁)。4階の梁の一部にひび割れを確認(126頁)。オペフロ床は一部表面がはぎ取られて中の鉄筋が見えている(127頁)。今後、さらに追加調査を実施し、画像などを詳細に分析した上でH25年度末を目途に耐震安全性の再評価を実施する。
3号機R/B上部除染・遮へい工事、ウェル上部小ガレキ集積・撤去後の線量率測定結果(146頁)。3号機オペフロの線量低減対策(除染・遮へい)の進捗にともない、線量率測定を実施していく。今回は、ウェル上部の小ガレキ撤去が終了したので、撤去前後で線量率の変化を見た。線量計はクレーンでオペフロに吊り下ろし、高さ5mで雰囲気線量を計るものと、高さ50cmでコリメータ付きで局所表面線量を測定するものの2つを使って測定した。測定は12月14日に実施(作業前の測定は11月6、7日実施)。雰囲気線量は最大38%、平均32%低減したが、局所表面線量は下がっていないところもあった。今後は、コンクリート表面の切削や遮へい体の設置により更なる線量低減を図る。
3号機使用済燃料プール内大型ガレキ撤去に使用する固定式監視装置カメラの落下(154頁)。ブームを起こした状態で水中カメラのケーブルをリミットスイッチが作動するまで巻き取った後、ケーブルが張った状態でブームの起伏動作をおこなったため、さらにケーブルが引っ張られてリミットスイッチの検出ドグがリミットスイッチを超えてブーム先端に押し付けられて破断したものと推定。対策として、リミットスイッチ作動時に起伏動作できないようにソフトを変更し、リミットスイッチ作動時の警報機能を追加。
1-3号機R/B1階除染・遮へい作業の実施結果、2号機床面の汚染除去効果(161頁)(計画については11月27日参照)ラクーン(床面除染装置)で除染を実施し、効果を検証した。床表面のβ線量で汚染の程度を評価した。ジェットヘッドよりブラシヘッドが、1回除染より2回除染が汚染除去割合が高かった。
1-3号機R/B1階除染・遮へい作業の実施(196頁)。PCV内部調査や建屋内作業のために線量低減を実施する(目標はアクセス部で5mSv/h、調査個所で3mSv/h)。低所、中所、高所に分けて、それぞれで使用する除染装置、撤去装置を開発。除染後も線量が下がらなければ、遮へい・線源撤去を行う。低所の撤去装置はASTACO-SoRa(2013年3月7日のロードマップ進捗の項と2013年7月26日参照)を既に使用中。低所の除染装置はラクーン(2013年11月27日参照)を2号機で使用中。また、高圧水・ドライアイスブラスト・吸引ブラストの各除染装置は開発済み(2012年12月25日のロードマップ進捗の項、2013年3月29日の建屋内遠隔除染技術の開発の項を参照)。中所の撤去装置はハスクバーナDXR-250をベースに、除染装置はハスクバーナDXR-140をベースに、開発中。2号機での作業工程は201頁。作業ごとに効果を確認しながら進める。装置の開発は「建屋内遠隔除染技術の開発」の一環。
ベント管止水材の検討状況(224頁)。「格納容器補修技術の開発」で検討中のPCV下部補修工法のうちベント管止水工法について、止水材に用いる可塑性グラウトの配合試験と、それを用いた耐水圧性能確認試験を実施した。配合試験では、固化時のひび割れや収縮を抑制するためセメント量を低減しつつ強度を有する配合を選定するため、約20ケースについて試験を実施し、セメント量が210kg/m3の配合を採用。この配合で、ベント管内の干渉物を模擬した試験体を使って耐水圧性能確認試験を実施した。試験体に水を入れておき、グラウト注入とともに排水しながらグラウトを充填して28日養生して固化させた後、PCV冠水時にかかる水圧400kPaまで段階的に水圧をかけた。その結果、試験体の下流側端部の止水材表面から水の染み出しが確認された。止水材の透水計数が高い可能性があり、セメント量を増やす必要あり。また、未充填部が残らないようにグラウト打設の施行条件について検討する。干渉物の撤去についても検討。
【資料5】東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた研究開発計画と基盤研究に関するワークショップ第3回 (関西・西日本地域)の概要について(114KB)


ニコ生
【12/26・17:30開始】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する臨時記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2013.12.26(木)17時30分 ~


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