今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 127KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点 18時時点
1号機T/B地下たまり水移送、11月15日より停止中。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日2日より実施中。
3号機T/B地下たまり水移送、11月6日より継続中。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。
6号機T/B地下たまり水移送、11月12日より停止中。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、11月6日より停止中。
水処理装置、SARRY、8月1日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開、対策の有効性確認のため11月29日より停止中。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。12月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。
H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)。
福島第一原子力発電所構内H4エリア、Bエリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 127KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 106KB)
地下貯水槽からの漏えいの件。地下貯水槽No.3の漏えい検知孔(北東側)で2日に採取した水の全βは38Bq/L。30日以降、ゆるやかな上昇が続いているが、28日に開始した浮き上がり対策の影響と考える。
T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)。
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約6,137m3。
15:35に、2-3号機取水口間に設置したウェルポイントから地下水のくみ上げを開始した。くみ上げた地下水は2号機T/B地下へ移送している。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 280KB)
その他
11月19日の非常用窒素ガス分離装置の供給ラインの弁が開かなかった件。当該弁の交換準備が整ったので、明日4日に交換作業を実施する予定。なお、この作業によって運転上の制限を満たさなくなるが、計画的に作業を実施する。
11月25日の3号機R/B1階ガレキ等障害物撤去作業でASTACO-SoRaのアーム部から作動油漏れの件。障害物撤去作業(減容作業)中に先端ツール内部に棒状の金属片等が侵入する等してホースを損傷したのが原因と推定。以下の対策を行ったことをふまえ、作業を再開した。
・障害物一時保存箱内を減容作業する際は、治具を使用する。
・先端ツールにカバー(鉄板)を設置して、極力内部に異物が入らないよう開口面積を減少させる。
・ホースを新品に交換するとともにブレードホースで覆い保護強化を図る。
明日4日に1号R/B機器ハッチ周りの建屋躯体調査を実施予定。
今日、第10回汚染水処理対策委員会があった。
福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(12月3日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)
おまけ
「(略)事故直後から汚染水がわっとあふれそうになるし、実際海の方に2回ほどあふれましたから、大急ぎで大型のタンクが必要になったのです。
日本全国に呼びかけて、世界にも呼びかけたんじゃないかな、タンクがほしいと言ったのです。でも直後に来てくださった会社は1社だけだった。
(略)
こうしたトラブルがあった時にどうせ手抜きの工事をしたんじゃないかとか、締めるべきボルトを締めていないんじゃないかというふうに言われたけど、あれ分解して調べたら、一つ残らずきれいにボルトは締まっていました。立派な仕事をされていると思います。」
日経ビジネスオンライン12月2日「姉川常務、汚染水漏れへの思いを激白」より抜粋。
8月に漏えいが発覚したH4エリアIグループ No.5タンクについて。そんなことがあったんだね。
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